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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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翻訳与太話

『真田丸』の字幕絡みで、メディアの翻訳記事関連の話をしたいと思います。よく雑誌に海外メディアとの提携で、翻訳記事が紹介されていることがあります。スポーツ誌でもそういう記事がありますが、以前ある雑誌の記事がかなり読みづらく感じたことがありました。編集部に問い合わせてみたのですが、そのライターが、かなり哲学的な記事を書くからわかりづらいのだと言われました。

しかしライターがメディアに記事を投稿するのに、そこまで小難しい記事を書くとも思えませんでした。その時はそこそこ時間もあったので、まずその記事の日本語を全部原語(英語)に置き換え、改めて辞書を引いて訳してみたところ、実際はかなり具体的でわかりやすい記事でした。哲学的というよりは、辞書をきちんと引いていなくて、慣用句などが訳されておらず、どこかわかりにくい表現になっていたのではないかと思われます。

改めて、翻訳は辞書を活用すべきであることを痛感させられます。これも何かで読んだのですが、こちらはハードカバーで、昆虫に関する本のはずなのに、なぜか本文中に「苔」という言葉がやたら見られたらしい。原書と照らし合わせたら、「苔」(moss)と「蛾」(moth)とを取り違えて訳されていたとのことでした。恐らく翻訳者の頭の中では、「モス=苔」となってしまっていたのでしょうが、前後の文脈から考えておかしくなかったのでしょうか。

それから敬称のサー(sir)に関してですが、これも以前、イギリス通として有名な方の著書で、サーが大河の字幕同様、苗字についていたことがあります。しかもその方のみならず、もう1人イギリスに造詣の深いといわれる方の著書でも、同じような使い方をされていました。どうもミスターのように、苗字につけるものという先入観があるのかもしれませんが、やはりこれは、名前の前につけるものです。それは守るべきでしょうね。

ちょうど同じ頃、イギリス大使館の広報誌である『Quality Britain』(年刊)を毎年読んでいたことがあります。90年代半ば頃、その広報誌に、かつて駐日大使を務めたヒュー・コータッツィ氏の友人の方(名前は失念しました、今手元にそれがないので、見つかり次第補足する予定です)の談話が掲載されていたのですが、こちらは流石に「サー・ヒュー」となっていました。

飲み物-ローズヒップティー
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[ 2016/05/19 00:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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