さてスーパーラグビー、前節は秩父宮でサンウルブズがジャガーズに勝利でしたが、ハメットHCが涙を流していたのが印象的でした。この試合は熊本と大分の地震の犠牲者追悼のため、選手たちは喪章をつけてのプレイでしたが、コーチも黒のテープを袖に巻いていました。九州からやって来たと思しきファンの姿も見えました。
そのサンウルブス、今節は試合はお休みで、次節からはしばらくホームゲーム(含シンガポール=準ホーム)です。一方で、30日にはアジア選手権の韓国戦が三ツ沢で行われます。正直言ってこのアジア選手権は、日本にとってはむしろ若手を育成するもので、アジアラグビーの発展のためという意味合いが大きいです。むしろ正規の代表にとっては、その次に控える国際試合の方がメインで、6月のウィンドウマンス(国際試合月間)には、カナダでアウェイの試合の後、ホームでスコットランド代表、その後アウェイでウェールズとの試合です。
日本代表 今後の試合スケジュール (日本代表公式HP)
それから日本代表選手在籍チームの結果ですが、レベルズはチーターズにホームで勝利、チーフスはハリケーンズに辛勝、レッズはストーマーズに黒星、ハイランダーズも1点差でシャークスに負け、ブルーズはお休みでした。
しかしレッズ勝てないなあ…以前から、同じオーストラリアのブランビーズやワラターズの方が優勢ではありましたが、かの五郎丸選手がいるチームだけに、注目度もどうしても高まりますね。個人的には、フミこと田中史朗選手がいるハイランダーズが結構一押しなのですが。
ところで先日『エヴェレスト 神々の山嶺』を観たのですが、1960年代後半ごろの設定で、登山着としてラガーシャツを着ているシーンがあったのが印象的でした。実はこのシーンは、別の意味でも印象に残ったのですが、それはまたいずれ書く予定です。ラグビーがコンタクトプレイの多いスポーツだから、やはり丈夫に出来ているし、ボタンもゴム製だから、岩場で体をこすりつけたりしても、ケガをする確率が低いわけです。ラグビーライターの大友信彦氏も、かつて登山の時にラガーシャツを愛用していたという話があります。
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