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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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真田丸に見るシャーロックホームズ 9

真田丸とパペットホームズ関連ですが、第12回「人質」では、鉄火起請に異論を唱える信繁の姿にそれらしさを感じました-むしろこれは、『応天の門』の道真に通じるともいえます。信繁自身、上杉景勝をかなり評価しているようですが、このシーン、自分を認めてくれる先生にやっと出会った生徒といった印象です。しかもその「先生」は、やろうとしていることがなかなか思い通りに行かず、それゆえに寂しげに見える後姿が、より慕わしく見えるというのは、ある種の師弟愛のようにも感じられます。その一方で、景勝の重臣である直江兼続の「こいつ、小賢しい真似をしおって…」という視線がまた何ともいえないのですが、それは別の機会に。

そして第13回「決戦」、一番会いたい相手に会えない、すれ違いになってしまう、その一方で敵(パペホの場合は生活委員)を欺かなければならないということで、「最後の冒険」を彷彿とさせます。あの時一番会いたかったアドラー先生とは結局会えずじまいで、去り際にその幻を見るというのもなかなか切ない演出です。無論ホームズが、鍵がかかっている、つまり中に人がいないとわかっている保健室に、何度も足を運ぶ必要はないといえばそれまでですし、また「決戦」でも、あそこまで梅が行きつ戻りつすることもないわけですが、そういう、反復する行動を敢えて取らせるところに、何か別の意味が含まれていそうです。

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[ 2016/04/09 00:00 ] 大河ドラマ 真田丸 | TB(-) | CM(0)
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aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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