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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  大河ドラマ  >  真田丸 >  真田丸あれこれ その10

真田丸あれこれ その10

それでは今回も、『真田丸』のあれこれについて書きたいと思います。まずOPですが、今回から撮影協力のクレジットに「岡山県高梁市」が追加されています。これはなぜかといいますと、タイトルバックに登場するお城、あれが岡山にある高梁城だからです。中世の城の様子をとどめているということで、採用が決まったらしいです。尚六連銭の紋はCG処理、門と内部の様子は松代城のものです。

そして北条氏政を演じている高嶋政伸さんに関して、こういう記事がありました。

『真田丸』での怪演も話題 “好青年”イメージ覆した高嶋政伸の境地

実際この北条氏政には、他の大河作品の氏政に比べると、どこか怪しくて悪そうな雰囲気が漂っています。そもそも他の主要キャラもひとくせありそうな雰囲気(上杉景勝は除いていいかも)ですから、それに負けず劣らずのこの曲者風な描き方がなかなかよろしい。

ところで北条氏政といえば、いつも高価そうなお菓子を食べています。その中の1つに金平糖があります。この金平糖を、機嫌がよくない時にはわしづかみにして、ばりばり音を立てて食べていますが、その様子が『相棒』のピルイーター、大河内監察官を連想させてしまいます。これは、氏政の側近の板部岡江雪斎を演じているのが、「ヒマ課長」の山西惇さんということもあるのでしょう。

一方真田父子は囲炉裏端で胡桃を割って食するという、実に質素な生活を送っています。質素といえば、真田家は普段の食事には木の食器を使っています。これも、北条や徳川が如何にも高価そうな漆器を使っているのとは、かなりの違いがありますが、しかしその方が真田らしい印象があります。またその真田が、遥かに自分よりも上の存在である徳川を口説いて、対徳川の城を築いたというのは結構痛快な話でもあります。

きりと梅については先日の分で触れましたが、結構きりも何だかんだと言いつつ、堀田家の飲み会に加わっていますし、また祝言の席も無礼講のような感じで、「一緒に飲もうよ」と誘われたりもしています。尤もあの時外に出たばかりに、大変なものを見る破目になってしまうのですが。しかしやはり彼女は不思議ちゃんというか、異端児的な存在ではあるようです。『JIN ー仁ー』で、幕末にタイムスリップした仁が、その時代に何とか合わせようとして、どこかぎこちなく振舞いますが、あのぎこちなさに何かしら似たものを彼女に見ることができます。

この祝言の宴席で、新郎新婦から酒をついでもらっているとり=婆様がウインクをするところが印象的です。これもパペットホームズに似たようなシーンがありました。また、義姉上が雁金踊りをしている時、それに合わせて上半身を動かしているのも何だかかわいらしい。

そして今回のもう1つのハイライトの、室賀正武暗殺シーン。「暗殺請負人」出浦昌相の、隙のない動きもまた注目に値するものでした。室賀さんの「ラストこわっぱ」を聞いてみたかった気もしますが、この人の「こわっぱ」は、確たるものがある時にのみ出るもので、既に信幸に鰻=浜松の話を振られた、つまり隠し事がそれとなく発覚した時点で無しでしたから、今回はちょっと望めないかなと思いました。信幸の回想か何かで出て来るといいのですが。

次回は徳川四人衆と上杉主従がまた登場しますね。この面々がこの時点で出て来ると、いよいよ上田合戦です。
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[ 2016/03/27 00:55 ] 大河ドラマ 真田丸 | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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