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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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真田丸に見るシャーロックホームズ 7

第10回「妙手」では、信繁が戦芝居を提案し、それに勝った上杉が北条を攻めるという噂を触れ回ることによって、北条を沼田城から撤退させることに成功します。虚空蔵山城で行われたこの「偽物の戦」(英語版動画ではfake warとなっていました)で、「勝った」上杉の藩家老、直江兼続は「猿芝居だ」と吐き捨てるようにつぶやきます。この兼続さんは声がいいので、ちょっとしたつぶやきでもかなり印象的なのですが、それはさておき。

猿芝居というと語弊がありますが、探偵業では少々大げさなパフォーマンス、しれっと口にする嘘などが、時に大きな効果を発揮することもあります。原作のホームズはいうに及ばずですが、人形劇のホームズでもそれは似たようなものです。パペットホームズ第3話の「困った校長先生の冒険」では、ホームズとワトソンが、写真のありかを暴き出すために火事らしきものを起こして、保健のアドラー先生を慌てさせ、大事な物を持って逃げるように仕向ける一幕があります。

この原作はもちろん『ボヘミアの醜聞』ですが、人形劇では、アドラー先生が家族のいるオルムシュタイン校長と恋仲になり、結婚を迫るものの断られるという設定です。そのため彼女は、あなたの奥さんに手紙と2人の写真を送り付けると、いわば脅すわけです。そこで校長先生は、ホームズに写真のありかを突きとめてほしいと依頼します。まずホームズは仮病を使って保健室に行き、アドラー先生の様子を探ります。そして、アドラー先生が校長先生からノートン先生が乗り換えたことを確信し、大事な物、つまり不倫の証拠であるツーショットの写真が、保健室にあるかどうかを確かめて奪回する作戦に出ます。

その作戦が前述の、火事騒ぎのでっちあげというわけです。しかし15歳の2人の計画(陰謀?)は、まんまとアドラー先生に見抜かれて失敗してしまいます。さらにホームズは先生から「あなたのお友達に、もっとお芝居の勉強をするように言いなさい」とまでいわれてしまいます。そして校長先生が取り戻そうと躍起になっていた写真は、結局意外な所から見つかり、ホームズは謝礼としてその写真をもらいます。

しかしホームズは火事騒ぎのみならず、仮病を使っていたことまでアドラー先生に見抜かれていました。この辺は流石に保健の先生ですが、この2つの「猿芝居」を見抜かれたことが、ホームズの、アドラー先生への崇敬の念を高めるに至ったともいえます。そういえば『真田丸』第10回でも、昌幸が急病ということで、信幸・信繁兄弟と信尹が家康に面会する設定になっていました。この急病も恐らく仮病と思われますが、こちらは病気を装って相手の様子を探るのではなく、引きこもって他の策を練っていたと考えるのが正しいのでしょう。

ところでこの回のパペットホームズとの共通点ですが、他にも以下の2項をつけ加えておきます。
  • 癇癪を起こして去って行く室賀正武が、「バスカーヴィル君と犬の冒険」で、モンスターバナナの正体を暴かれて逃げ出して行くステイプルトンそっくり
  • 「そのくらいよかろう」と言う家康が、「まだらの紐の冒険」で、「今日の(なりきっていた動物)はわかるだろう」というロイロット先生にそっくり
三谷さんは結構こういった演出方法や表現がお好きなのでしょうか。

飲み物-カフェオレ
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[ 2016/03/20 01:30 ] 大河ドラマ 真田丸 | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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