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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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大河ドラマ徳川家康を観て

1983年の大河ドラマ『徳川家康』の大坂冬の陣の回を観てみました。当然といいますか、省略されているとはいえ、ちゃんと「真田丸の戦い」も出て来ます。真田幸村(信繁)を演じているのは若林豪さんですが、この方は『独眼竜政宗』でも幸村を演じています。この若林さんとか、『天地人』の城田優さんなどのワイルド系幸村と比べると、堺雅人さんの信繁はやはり優男系の印象です。

あくまでも徳川方の観点ではありますが、冬の陣での真田丸の戦い、和議の後しばらくは鎮静化した大坂方が、その後ふたたびくすぶり始め、そして和議に不満を持つ幸村が「この戦いに男の意地を掛ける」と言うシーンはなかなかいいです。何にも大河らしいともいえます。その割に秀頼が頼りなさすぎで、淀殿が実際の権力者であるといえそうです。山岡荘八氏が原作ということもあるのでしょうが、このあたりは従来の見方を踏まえているように取れます。欲をいえば史実重視の展開に加えて、もう少しお遊び的要素があってよかったかも。あと話の展開が、やけに速い印象があるのは惜しまれるところです。

ドラマそのもの以外の印象としては次の通りです。
  • OP音楽が冨田勲さんであるため、かなり勇壮ではあるがどことなく地味な印象
  • 徳川家康を演じているのが滝田栄さんなので、いわゆる狸オヤジ風ではなく、むしろその逆を行くような長身痩躯の家康公となっていて、黄門様のように見える
  • また、これも舞台の多い滝田さんゆえか、家康が70代という設定の割に、声に張りがありすぎるように感じる
  • 局アナによるナレーションがやけに早口に聞こえる
  • クレジットの出演者やスタッフの書体が『真田太平記』のそれと多分同じ、もちろん字幕で登場する書体も同じ。これが1983年、そして『真田太平記』が1985年から1986年であることを思えばうなずける。『真田太平記』の方は大河でなく新大型時代劇であったが、NHKがあれを制作放送したのは、この『徳川家康』を大坂方から見たらどうなるのか、そういう意図があったようにも見える
よくも悪くも、これぞ昭和の大河ドラマといった印象が強いです。ところで字幕で思い出しましたが、『天地人』の登場人物の字幕に登場する固有名詞が、ことごとく振り仮名つきなのは如何なものかと思います。
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[ 2016/02/11 19:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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