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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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『光る君へ』第16回「華の影」あらすじと感想-2

本題に行く前に。先週起こった四国地方西部の地震に関して、何も書いておりませんでした。被害そのものはそうひどくないとのことでしたが、ケガをされた方もいますし、ここで改めてお見舞いの言葉を述べさせていただきます。

では第16回後半部分です。


中関白家の栄華が極まる一方で、公卿たちは都に広まる疫病への対策を道隆に提言した。しかし道隆はそれを無視し続けていた。そして安倍晴明は須麻流に、今から誰も外に出てはならぬし、入れてもならぬと門を閉めさせる。理由を尋ねる須麻流に、晴明は今宵疫神が通ると答え、これから都は大変なことになると予言する。そして都は疫病による死人が放棄され、道隆もその様子を目にしていた。

帝は都で疫病が蔓延しているのはまことかと道隆に尋ねる。左様な汚らわしきこと、お上がお知りになるまでもございませぬと道隆は答えるが、帝は事実であることを悟る。疫病ははやっているが下々の者しか罹らぬゆえ、我々には関わりございませぬと道隆は言うが、帝は病に苦しむ民を放っておいてよいはずがないと返す。放ってはおりませぬと、比叡山に読経を命じていることを伝える道隆。しかし帝は『貞観政要』を持ち出し、このように書いてあると述べる。

「煬帝の髄が滅びたのは兵の備えを怠ったからではない
民をおろそかにし、徳による政を行わなかったからである」

朕はそのようになりとうない、忠臣としてのそなたの働きを信じておるとの帝の言葉に、お任せくださいませと道隆は頭を下げ、さらにあれこれ案じることなく、中宮様と仲睦まじくお過ごしくださり、一日も早く皇子をお儲けくださいませ、それが国家安寧の源にございますと進言する。

そして道隆は疫病対策をすることなく、伊周を内大臣とする。伊周は上席の左大臣源重信と、右大臣藤原道兼に挨拶をする。叔父である道兼と、こういう形で話をするのは久々だった。道兼から疫病のことをどう思っておると訊かれ、父が策を講じており、また貧しい者にうつるので我々は心配ないと思うと答える伊周。しかしそのような考えで、内大臣が務まるとは思えぬと道兼は言う。

叔父上は何かよきことをなさったのかと伊周は言い返し、このまま何もなさらぬのも悪くはないとまで言う。伊周を睨む道兼。そしてまひろは乙丸が戻って来たのを見て、さわが手紙を受け取ってくれたかどうかを尋ねる。しかし手紙は受け取って貰えず、しかも乙丸はたねを連れて来ていた。両親が悲田院に行くと言ったきり、戻って来ないと言う。2人も熱があったので、薬草を貰いに行ったのである。

乙丸は、悲田院の前には疫病患者が列をなしていると止めようとする。しかしまひろはたねと共に出て行き、乙丸も後を追う。悲田院では多くの患者たちが身動きもできずにおり、まひろも乙丸も、袖で鼻と口を覆いながら中へ入って行った。そのうちの1人の子供がまひろに水をねだり、また一方ではたねの泣き叫ぶ声が上がっていた。両親が亡くなったのである。そこへ役人たちが、生きている者は手を上げよ、死んでいる者は運び出すと入ってくる。

しかしたねも感染しており、まひろはたねの看病をする。たねはうわごとで、まひろから習った「あめ、つち」を口にし、まひろもたねに「あめ、つち、ほし、そら、やま、かは、みね」と声をかける。しかしたねの様子を見ていた乙丸は、もう死んどりますと言い、たねの遺体もまた運び出されて行った。そのそばにも子供がいて激しく咳込んでおり、まひろはたまらずその子の看病を始める。

道隆は道長に、疫病は自然に収まる、これまでもそうであったと言うが、道長はこれまでとは違う、貴族の屋敷の者も倒れておりますゆえ、もし内裏に入り込めば帝とてと言いかけて、道隆に黙れと一喝される。そのようなことは起きぬと言う道隆だが、帝に奏上して、陣定で疫病対策を諮ってほしいと道長は食い下がる。

しかし道隆はそれを一蹴し、相次ぐ放火の方が一大事である、帝と中宮様を狙ったものであれば、中宮大夫のお前こそどうするつもりだと逆に問いつめたため、道長は下を向く。その顎を道隆は扇で上げ、役目不行き届きだが今度は見逃そうと言い、下がるように命じる。思いつめた表情の道長は廊下で道兼とすれ違い、そんな顔をしてどうしたと訊かれたため、関白と話しても無駄なので、自分で悲田院を見て来ると答える。

しかし道兼はやめておけ、汚れ仕事は俺の仕事だと言い、自分で様子を見に行く。都は人通りも少なく閑散としており、悲田院ではまひろが患者の具合を見ていた。悲田院の中でも大勢の患者が息を引き取っており、道兼も従者も鼻と口を覆う。そこへ道長もやって来る。お前が来ては元も子もないと言う道兼に、私は死ぬ気がしないと、百舌彦共々鼻と口を覆って中にる道長。

まひろが面倒を見ていた子も死んだ。乙丸が帰宅を促しても、まひろは他の患者の看病を続ける。そして入って来た道長たちに、薬師は手伝ってくれと声をかける。他の薬師たちも倒れ、手が回らないのである。内裏に申し出るゆえ少し待てと道兼は言うが、これまで何度も申し出たが何もしてはくれなかったと薬師は言う。そして道長は、水を汲みに行こうとしたまひろとぶつかってしまう。

すまないと道長は謝るが、それがまひろであることに驚く。そしてまひろもまた疫病に罹っていた。道長は彼女を馬に乗せ、為時の屋敷へ連れて戻る。出迎えたいとは、道長と名乗られても誰であるかわからないまま、為時に伝えに走る、道長はそのまままひろを抱えて奥の部屋へ運ぶ。やって来た為時といとに、自分が看病するから部屋に入らないようにと道長は言い、尚も道長に遠慮する為時に、私のことはよいと強く戒める。

姫様のご回復をお祈りしましょうといとは言い、また為時に、姫様と大納言様(道長)はどういうあれなんでしょう、こうやって抱いて見えたんですよと、抱く仕草をしてみせる。戸惑う為時。そして道長は角盥の水に手拭いを浸し、久しいのうと言いつつ看病を続ける。なぜあそこにいた、生まれて来た意味は見つかったのか、逝くな戻って来いと声をかけ続ける道長。

やがて夜が明けたが、まひろはまだ回復に至らず道長はため息をつく。そこへ為時が来て、看病の礼を述べ、娘も喜んでおりますでしょうと述べる。そして為時は、朝廷での重いお役目がおありでしょう、この先娘は我が家でみますと言い、帰宅するように促す。道長もそうせざるをえず、心の内で大事にいたせと言って去る。土御門殿へ戻った道長は、倫子から挨拶を受けるも生返事をして部屋へ向かう。

ゆうべは高松殿(明子)でしたかと赤染衛門は言い、ご無礼致しましたと詫びる。しかし倫子は、夕べは殿は高松殿ではないと思う、自分でも明子でもないもう1人の誰かが、殿のお心の中にいると言って不敵な笑みを洩らす。そしてまひろは、父の呼びかけにより目を覚ました。


後半部分は殆どが疫病関連でした。晴明の予言通り疫病(天然痘)は広まり、都は今で言うエピデミック状態となったようです。しかしそのような状況にもかかわらず、道隆は何の対策も打とうとせず、伊周を内大臣に昇進させます。その伊周は叔父である右大臣道兼から、疫病をどう思っているのかと訊かれますが、父が策を講じている(と言っても読経ですが)、貧しい者にしかうつらないゆえ心配ないと、父道隆の受け売りのようなことを言います。
(実際はこのため、租庸調が免除されているようです)

そのような考えで内大臣が務まるかと道兼は言いますが、叔父上は何かよきことをなさったのかと逆に問われてしまいます。後で道兼が自ら悲田院に行こうとしたのは、これを踏まえてのことでしょうか。その悲田院、平安京では東西2か所にあったと言われています。そしてたねが久々に登場で、あるいは疫病に関してかと思ったのですが、やはりそうでした。両親が病気で悲田院に行ったと聞いてまひろも悲田院に向かいますが、両親のたつじといわは亡くなります。

ところでこの『たつじ』『いわ』ですが、『花燃ゆ』と『軍師官兵衛』に同じ名の人物が登場します。但したつじは女性です。

そしてたねも感染し、両親同様力尽きます。乙丸が帰宅するようにとまひろに言いますが、まひろはその場にとどまるつもりでした。この辺り『JINー仁ー』の野戦病院や、『大岡越前』の、インフルエンザ患者が押し寄せた小石川養生所を思わせます。また『赤毛のアン』つながりで言うのであれば、ダイアナの妹ミニー・メイを看病するアンのイメージかも知れません。

そしてここでまさかの道長との再会ですが、まひろ自身は道長が自分を看病してくれたかどうか、記憶も定かではないかも知れません。道長の方は、かなり懸命になってはいましたが。そして土御門殿に戻った道長ですが、倫子はどうやら、明子の高松殿に行ったのではないと見抜いたようです。ところで倫子がまた猫を抱いていますが、あれは二代目小麻呂でしょうか。

それから『貞観政要』。
「民をおろそかにし、徳のある政を行わなかったからである」
これ、昨年の
「武を持って治めるは覇道、徳を持って治めるは王道なり」
とつながっているかと思われます。最近の大河は他作品、特に前後の作品とリンクしている部分が多いようですし。それに家康自身も、『貞観政要』を講じさせたと伝わっていますので。


飲み物-ボトルとコルクとワイン
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[ 2024/04/23 03:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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