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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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第15回『光る君へ』武将ジャパンコラムに関するnote記事

では今週も、たけたけさんのnote記事からいくつかご紹介します。いつも通り、武者さんのコラムからの引用部分は、ダークブルーです。

大河コラムについて思ふ事~『光る君へ』第15回~


摂政となった藤原道隆は、公卿の反発をものともせず、娘の藤原定子を中宮に立てました。
さらには一条天皇の母である藤原詮子を、職御曹司(しきみぞうし)へと出します。

まずここで、『職御曹司』は『しきみぞうし』ではなく、『しきのみぞうし』であると訂正されています。これに関しては、『小右記』の正暦元年(990年)十月二十五日条の、
「皇太后宮・藤原詮子さまは、戌二剋(午後7時~午後9時ごろ)、職御曹司(しきのみぞうし)に遷御された。檳榔毛(びろうげ)の御車に乗られた」
という記述が引き合いに出されています。

藤原道兼が家にやってきて居座っているとか。
三日前に腹を空かせて現れ、何か食わせて欲しいと言ってきたとのこと。

ここの部分ですが、もちろんたけたけさんのnoteでも、道兼卿が公任卿の邸宅に来たのは、3日前ではなく5日前ですと訂正されています。そして道兼が「腹が減っておる、何か食いたい」と言い、「お前、俺に尽くすと言ったよな?」とまで言うため、夕食と酒を出したところ出て行こうとしないと、公任が迷惑していることに言及がなされています。

繁子が道兼の屋敷から出て行ったように思えましたが、道兼が追い出されていたのでしょうか。
だとすれば婿取り婚の恐ろしさを痛感させられます。

これについては、繁子は道兼の叔母に当たり、『拾芥抄』に「町尻院、二条北、町東、関白道兼家」とあり、二条大路の北に屋敷を構えていたことがまず書かれています。一方道兼は粟田山に別荘を作っており、これは『栄花物語』にも記されていること、そして繁子は嫡妻でなく、道兼は繁子の屋敷である二条大路の北の屋敷か、粟田の別荘で宴を開いていたのではないかと指摘されています。

武者さんは道兼が繁子の屋敷から追い出されたと考えているようですが、繁子の方が娘尊子を連れて出て行ったのでしょう。尚たけたけさんによれば、再婚相手(平惟仲)のもとへ行ったのでしょうとあります。

そして、こういう記述もあります(原文ママ)。

また、作中の「摂政の首は如何ほどか。摂政の首が取れたら魂だってくれてやる」については、『古事談』における藤原氏に仕える武士・源頼信公が仕えていた道兼卿のために道隆を殺めよう兄の源頼光公に持ちかけ諌められた逸話の仮託かもしれません。

次に、私も疑問に感じていたこの部分です。

当時の衣装を分解した状態で見られるというのは貴重な機会でもあります。
構造を知っていると映像にも反映できて、「光る君絵」を描く方たちも助かるはず。

これに関しては、嫌いな作品では視聴者によるファンアートやSNSでの盛り上がりを、武者さんが敵視していることに加え、こういう指摘もあります(原文ママ)。

「一部のファンが投稿を執拗に繰り返し、ときには複数のアカウントを使い、偏った“民意”が形成されることがあり、それが制作サイドに伝播することを危惧していました」とさも視聴者が盛り上がる事を気に入らない悪い事のように吹聴していましたが。

わざわざ言われなくても、絵師さんたちは描きたいもの、素敵な作品を描くと思いますともありますね。しかし武者さんはファンアートひとつ取っても、好きな作品と嫌いな作品とでは、見方が180度変わるのですね、

「心配じゃ、心配じゃ、心配じゃ、心配じゃ……」
四回も繰り返しているのは「天譴論」(てんけんろん)を踏まえてもいるのでしょう。
中国由来の思想で、為政者が堕落すると、それを罰するために天意が禍を起こすという考え方です。

これに対しても、まず天譴論は儒教に基づくもので、王道に背いた施政者への天の警告とみなすものであること、そのため実資も、摂政の意を汲んだ者たちによる政になり、健全な意見のやり取りや諫言もできずに公卿たちが離反し、世の中に政が行き届かず、乱れてしまうと懸念していると書かれています。そして暗に、身内である道長に諫めてくれと言っているのではないかとも指摘されています。

そしてその後渋沢栄一関連のリンクがあることから、渋沢栄一自身の『天譴論』解釈について本当は叩きたいのかともあります。

そしていとが惟規の合格祝いのために、酒を隠していた件ですが。

酒というのは案外簡単に作れます。
現代人がそう思えないのは酒造が法律で規制されているからでしょう。

何を持って、酒は案外簡単に作れると言っているのか、具体性がないとまずあり、宮中の酒造りは決められた部署で従事する人も限られ、民は酒造りも制限されているとまず書かれています。
そして『延喜式』に「酒造司(さけのつかさ)」の条文があること、『令義解』によれな、宮中の酒造りは酒造司で行われており、また目的や季節に合わせて何種類もの酒が造られていたことも指摘されています。尚たけたけさんは、以下のサイトを参考にしています。

第6巻 日本酒の歴史(前)|日本酒図書館|菊正宗~生酛(生もと)で辛口はうまくなる。~

そして庶民の飲酒は農耕儀礼、神饌の酒や直会、狭域市場の開設や国府からの給付などの場合に限られていたとあります。大化改新(645)の翌年、『魚酒禁令(ぎょしゅきんれい)』が初めて公布された後、度々禁酒令が出されており、自由に酒を飲むことはでき、なかったこと、その酒も『貧窮問答歌』に出て来るような、酒粕を湯で溶いた甘酒の様なものを飲んでいたとの事で、儀礼の酒も濁り酒の様ですと説明されています。

今もまひろのように嘆く人がいる――
そう突きつけてくる今年の大河ドラマは、かなり画期的なことに挑んでいます。

一部だけここで書いておきますが、ここでたけたけさんは、話が少し脱線すると前置きしたうえで、『枕草子』23段(「清涼殿の丑寅のすみの」)を引き合いに出し、当時の貴族女性は書、箏、そして和歌が重視されたこと(村上天皇の女御である宣耀殿女御(村上天皇女御)の学問は、まさにそれでした)に触れています。当時の女性は大学寮に入り、官吏になることはできないものの、学問には当然励んでいたのですね。そして女文字である平仮名がこの時代に生まれたと書き添えられています。

笛を吹く美男はアジア時代劇の華。
長い指の塩野瑛久さんは、アジア時代劇日本代表枠に入れると思える麗しさがあります。
日本の時代劇は、もっと笛を吹く場面を積極的に入れるべきでは?

大河ドラマでは篠笛はもちろん、笙や、尺八の前身ともいわれる一節切(ひとよぎり)など、様々な場面で登場人物が笛を吹いているのに、お得意の10年ルール縛りでは、確認もできないのかと言われていますね、武者さん。
そして『光る君へ』では、円融帝の笙、藤原公任の篠笛の演奏シーンがあったのに、お忘れかとも書かれています。

ちなみに現在『鳴門秘帖』が再放送中のようですが、あの中で法月弦之丞が吹いているのは一節切ですね。

それから定子が貴子から青磁の香炉を献上された件で、

「定子さまは貴子さまから唐物の青磁の香炉を献上されました。
定子さま「大事にする」と受け取ります。
とまずあり、次に鴻臚館関連の記述があります。

9回13回でも書きましたが。
平安時代には北宋や高麗などの外国商人らの検問・接待・交易などの海外交易の施設として、筑紫、難波、平安京に鴻臚館(こうろかん)が置かれていました。
筑紫の鴻臚館跡は福岡城の敷地内に遺構が見つかっている唯一の鴻臚館です。
1997年の平和台球場閉鎖に伴い、1999年から始まった本格的な発掘調査によって木簡や瓦類が出土。他にも越州窯青磁・長沙窯磁器・荊窯白磁・新羅高麗産の陶器・イスラム圏の青釉陶器・ペルシアガラスが出土しています。

そして唐物使(からものつかい)が派遣されて、宮中や貴族から依頼された商品を優先的に買い上げ、残った商品を地方豪族や有力寺社が購入したこと、定子の唐物も、北宋や高麗などの商人から中関白家が買い付けた品であると思われるとあります。

これに関して、まず文化財関連アカウントの画像を置いておきます。
(福岡市の文化財アカウントより、2021年11月の投稿)

また

『源氏物語第6帖「末摘花」』には父の常陸宮が亡くなり落ちぶれ食事は貧しいのに食器だけは「御台、秘色やうの唐土のもの」を使っていると書かれています。
『秘色(ひそく)』は、中国の越州窯で作られた青磁の高級品なのだそうです。

ともありますので、秘色とは言えないとは思いますが、鴻臚館跡5次遺跡出土の、越州窯系青磁の画像のリンクを置いておきます。

越州窯系青磁四耳壺 (古代9世紀)
(福岡市の文化財)

上記をクリックすると、「福岡市埋蔵文化センター」公式サイトの「マイコレ」(埋蔵文化コレクション)画像に飛びます。もちろん埋蔵文化財センターサイトのトップから、直接「マイコレ」にアクセスする方法もあります。
(福岡市埋蔵文化財センター)

このマイコレは画像が自由に使用できます。ただ「福岡市の文化財」のサイトの画像の方は、「業」、つまり業務に用いる場合は許可が必要です。プライベートな使用の場合はここには書かれていませんが、ページ下部の「お問合わせ」を利用して訊いてみる方法もあります。
(『お問合わせ』をクリックすると、メール画面が立ち上がります)

実はこれが謎のひとつでして。
清少納言の「清」は「清原」からとわかります。
しかし「少納言」に該当する人物が彼女の周囲にはいないのです。

これについてはたけたけさんも、「少納言」の由来が不明であるとしたうえで、以下のサイトを参考に、いくつかの説を挙げています。

清少納言の本名は?
【刀剣ワールド】の「清少納言の本名は?」では、随筆「枕草子」の作者で知られる「清少納言」の本名について解説。由来は何か、な

体がだるいからと参内していない道隆。
彼もそろそろ糖尿病にでも罹っているのでしょう。
なんせ当時の貴族は極めて不健康な生活であり、藤原実資のような極度の健康マニアでもなければ、なかなか長生きはできません。

これに関しては、実資が極度の健康マニアと書かれた資料を明記してくれとあります。実際実資が酒飲みであったと言われてはいるようですが、健康マニアであったのかどうか、ちょっと不明に思われます。

そしてセット、音楽、照明まで、「天意」を示すように作り込まれていると思いました。

ここの部分ですが、どの様なセットや音楽や照明が『天意』を表しているのか分からないとしたうえで、道隆が控えていたテントのようなものは、幄舎(あくしゃ)であること、打毬のシーンにも登場したことが書かれています。そして昨年の『どうする家康』の時には、武者さんは「天意」どころか散々あれもこれもよくないと書いていることを例に挙げ、たけたけさんはこう指摘しています(原文ママ)。

嫌いな作品ならば、セットについて『肝心の合戦映像がいつも同じ曇天で背景が白くなることには、どうしたことでしょうか。(関ヶ原合戦且つ朝方なのに)』
『本物の馬がロケで駆け抜けない関ヶ原の戦いに意義はあるのでしょうか?大河ドラマで乗馬ができないなんて単なるサボり。(大規模ロケの実施がどんどん厳しくなり、制作費の兼ね合いで合戦シーン撮影も人は100人、馬は20頭が限界)』
照明について『今回もまたツルツルテカテカの兜に、ピカピカと天井の照明が反射していました。 今どきメルカリの出品者でも“映り込み”のケアをする人は多いのでは』
劇伴を『ピロピロBGM』『ニコライ・バーグマンのボックスフラワーオルゴールにとても似合いそうな曲調』『カフェ調のピアノを流して何がしたいのでしょう』『日本が舞台でスカンジナビア風味』
と執拗に叩くのではないかと思います。

しかし今年のが嫌いな大河であれば、武者さんどのように書いていたのでしょうね。少なくともまひろと道長が出会うシーンなんて、スイーツだ何だと、かなり叩いているかも知れません。

歴史をたどれば、こういう女性同士のシスターフッドも当然あったはずなのに、なかったことにされがちだと思います。

まひろとさわの石山詣でですが、このまま夫を持たなかったら一緒に暮らそうとさわが言い出し、まひろも同意して、私たちの末永いご縁をお願いしましょうと、2人は言って笑うところです。そこで武者さんは上記のようなことを書いているわけですが、たけたけさんは

どんな事例があるのかどんな史料のどの様な記述なのか具体的に提示してください。

とまず書き、そのうえで、12回で書きましたが、さわさんにはモデルになった女性がいるそうです、平維将の娘で、紫式部の親友と言われた人物がそれに当たると続きます。

ちなみにこの平維将、伊豆の北条氏に連なると言われていますが、最近の研究では北条氏が桓武平氏の子孫とする説は、疑問視されているともあります。

そしてここの部分、

まひろが石山寺で月を見て執筆するとは考えにくい。もっと最新研究を反映させて執筆に向かわせると思われる。

この部分に関して、その最新研究とはどのような研究成果でしょうかと、疑問を呈されています。

あと『いだてん』関連で。

私は『いだてん』を全く評価しません。
それこそ金の流れが不透明な東京オリンピックを推進する一環として、受信料を用いてあのドラマを作ることは正しかったのかどうか?
そういう構造問題を指摘したいのです。

と武者さんは書き、さらにその後

けれどもあのドラマについて投げかけると、返ってくるのは「視聴率は低かったし、世間では好かれていないけど、私は好き。最低だけど最高」といった感情論ばかり。
好き嫌いの話は二の次であり、腐敗の構造をどう思うのか?と問い掛けたいのに、今回の道隆みたいにはぐらかしてばかりだ。
そういう不誠実なことは物事の構造そのものを悪くします。
(中略)
私利私欲に走り、好き勝手なことをしていれば、いずれ報いがある。
権利の濫用は報いがある。
そう信じたくなります。

と結論づけられているわけですが、たけたけさんは、武者さんが『いだてん』を評価しないのは別に構わないものの、
「私が気に入らない作品が受信料で作られた事は悪であり、その作品を好きな人は感情的で不正に向き合わない。報いを受ける」
と言っているようにも見える、余計なお世話ですと述べています。
そして『いだてん』はプロパガンダでも何でもなく、スポーツを通して市井の人々やアスリートを描いたこと、さらに戦争の影、政府に五輪への資金援助を取り付けたところ、政治家の介入を受け入れなければならないなど、負の面も描いた群像劇だと思いますとも書かれています。

私もここの部分、『いだてん』を観た人をあたかも犯罪者のように言うのはどうかと書いていますが、要は自分が嫌いな作品を褒める人は皆悪なのですね。

あと、2021年の東京五輪も終わっているというのに今更掘り返し、関係のない平安時代大河のコラムでそれを問うなど、全く不要な話題であり、他のところで論じてほしい、ここは武者さんの私怨をふりまく場ではないと思いますと、かなり厳しく書かれてもいます。

ここでも語られていますが、嫌いなものを無理やり無難にほめて、ニコニコするのって、できる人とできない人がいるんですよね。

まず「自己紹介でしょうか」とあり、決め打ちで無理やり褒めるから、自分で決めた10年ルールとやらを自分で破って、昔の大河を引き合いに出しても事実誤認が多いこと、具体的な古典の出典の明記や論拠の提示をしないから、レビューの説得力がないとも言われていますね。
あと「嫌いな作品でも無難でいいので、せめて歴史史料は調べましょう」とも。

そしてこれは米津玄師さんのインタビュー絡みで、女性を見る目について

神聖視するのも、見下すのも表裏一体だという旨のことが語られていて、私が『どうする家康』で許せない点を思い出しました。

「許せない点」とは瀬名の神聖視(と、武者さんが思っている)ですね。ここでは原文をそのままご紹介します。

いい加減『穢れ』というのなら絡まずに忌避したらいかがでしょうか。
いつまでもジャニーズ憎し、主役憎しで『デモデモダッテ』と駄々を捏ねている様で見苦しいです。

歴史から少しでもはみ出したと思ってしまうと、ともかく貶す。
来年の大河ドラマ『べらぼう』も今から貶している。

ここでも、『べらぼう』が貶されているという論拠を具体的に提示してほしいこと、まだ始まってもいない大河で、出演俳優さんが発表されているだけなのに、どこを貶めるのか、俳優さんの容姿や主人公が吉原出身であるのを批判しろと言うのかと突っ込まれています。

そして、武者さんの方がノイジーマイノリティーの声にばかり耳を傾け、マウントや中傷ばかりして、歴史をどうせつまらないと思わせているのではないかという指摘もなされています。

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[ 2024/04/21 03:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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