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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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『光る君へ』第15回に関する『武将ジャパン』大河コラムについて-4

第15回に関する『武将ジャパン』大河コラムについてその4です。しかしあれだけ『どうする家康』を穢れだと言いながら、今回も結局その穢れに自分から近づいて行っているように見えますね。


今回は書くことの効能と、この時代の女性文人を褒め称える内容でした。

「効能」て、何だか薬みたいですね。これ、「自分の体験を綴ることによって、もたらされるもの」のことですよね。
あと女性文人とありますが、まだききょう(清少納言)もまひろも「文人」とはなっていません。また寧子、貴子それぞれも文章を書いたり和歌を詠んだりしていますが、文人でしょうか。
第一日本の文人は、江戸時代後期に登場した文人画や漢詩、煎茶道などを嗜んだ人であり、武者さんが言わんとしている中華圏の文人とは、意味するものが違うと思います。

女性キャラの思惑を、特に後半で色々描いているかとは思いますが。

まひろと藤原寧子が後輩と先輩の関係だとすれば、その対比が清少納言と高階貴子に思えます。
高階貴子こそ、さして高くない身分でありながら道隆の嫡妻となった、理想的な勝ち組の女性です。
彼女の野望はそこにとどまらず、夫をプロデュースしています。
今でこそギラギラしてきた道隆ですが、かつては貴子に様々なことを任せていた。そんな道隆が野心家になったことで、貴子の野望もますます強まってきたと思える。

「さして高くない身分」とあると、庶民の出身のように思えてしまいます。彼女の父親は文章生から地方の行政官(受領)となったわけで、藤原氏から見れば身分がさほど高くなかったという意味なのでしょうが。
また道隆が野心家になったのは、父兼家の跡を継いだのとも関係しています。それと
「貴子の野望もますます強まってきたと思える」
具体的にどのようなシーンでしょうか。定子に後宮の長となるように言うところですか。ただ中宮である以上それは当然かと思います。

あとまひろは寧子から何かヒントを得てはいますが、これがききょう(清少納言)と貴子の関係に当てはまるかどうかは何とも言えませんね。

そして貴子は華やかな定子のサロンを作ろうとしていすが、実は税金をそのために回していた、おごれる者とはこの場合道隆の家族(伊周や貴子)である、『枕草子』の華やかな世界は税金搾取によるものだったと書かれています。さらに紫式部は下々の労力を気にするタイプで、そんな彼女の目線のドラマ作りだとすれば納得できるとあり、

こういう構造問題は、大河ドラマだからこそ考えたい

と書かれています。

まず公費を定子のために使うのと、税金搾取とは違うのではないかと思われます。
道長は「朝廷の財政は必ずしも豊かならず」と言っており、これに従うと、朝廷の他の部分の経費が足りなくなると言いたいかも知れません。
そして紫式部(まひろ)が下々を気にするタイプであっても、彼女はまだ清少納言(ききょう)と同じ地位にまで登ってはいないのです。
あと「おごれる者」は、自分の子孫を帝にと、あるいは考えていると思われる明子、そして道長の出世はこれまでと言いつつ他界する雅信、それぞれのキャラ設定もそういう要素をいくらか含んでいるかと。

そして
「こういう構造問題は、大河ドラマだからこそ考えたい」
とありますが、「なぜ」大河ドラマだからこそ考えたいとなるのか。要は同じ税金を使うという共通点のみで、道隆とは時代も目的も異なるにもかかわらず、オリンピックが登場する大河を叩きたいからのようですね。

私は『いだてん』を全く評価しません。
それこそ金の流れが不透明な東京オリンピックを推進する一環として、受信料を用いてあのドラマを作ることは正しかったのかどうか? そういう構造問題を指摘したいのです。

まず、この
「(2020年、コロナ禍により1年延期の)東京オリンピックの金の流れが不透明である」
その裏付けを出してほしいのですが。
つまるところオリンピックの大河を、受信料を用いて作るのはけしからんと言いたいわけですが、ならばそれは大河として制作することの是非としてとらえるべきであり、その是非の基準はどこに置かれるのか、それをきちんと書いてほしいと思います。

けれどもあのドラマについて投げかけると、返ってくるのは「視聴率は低かったし、世間では好かれていないけど、私は好き。最低だけど最高」といった感情論ばかり。
何年も前のことを蒸し返すけれども、逃げ回っても、問題は必ず追いかけてきて、逃げきれません。

「感情論ばかり」
いえ、貴方の昨年の『どうする家康』関連コラムもかなり感情論が入っていたと思います。あとルッキズムも。
そしてドラマのようなエンタメは、個人の好みによるものであり、どれが正しいと言うことはできません。宮藤官九郎氏や出演者が好きな人であれば、楽しめたかも知れません。
そして
「何年も前のことを蒸し返すけれども、逃げ回っても、問題は必ず追いかけてきて、逃げきれません」
ドラマの好き嫌いのはずなのに、なぜ、「問題は追いかけて来て逃げきれない」になるのか。『いだてん』を楽しんで観ていた人たちが、これでは犯罪者のように見えてしまいます。

結局道隆が公費を定子のために使うのと、武者さん自身が嫌いな『いだてん』の、税金を使ってオリンピックを開催するのとをいっしょくたにし、無理やり叩いているように思えるのですね。

そして自分は天意という、素朴で原始的なものを信じたくなる、私利私欲に走って好き勝手なことをしていれば、いずれ報いがあると書かれてもいますが、道隆の場合も、兼家の言にあったように、家即ち政ととらえれば、必ずしも私利私欲とは言えない部分もあります。
オリンピックイヤーだから、道隆の件にかこつけて、また『いだてん』を叩きたくなったのでしょうか。

そして、

朝の連続テレビ小説『虎に翼』が話題です。

とあり、テーマ音楽担当の米津玄師さんのインタビューについて

ここでも語られていますが、嫌いなものを無理やり無難にほめて、ニコニコするのって、できる人とできない人がいるんですよね。
(中略)
女性へエールを送ることへの是非にも触れられています。
神聖視するのも、見下すのも表裏一体だという旨のことが語られていて、私が『どうする家康』で許せない点を思い出しました。

インタビュー内で
「『がんばる君へエールを』という方法だと、逆に女性を神聖視するような形になるんじゃないかと思った」
とあるのに関連付けているのでしょう。
私はこの朝ドラを観ていませんが、米津さんのインタビューは理解できます。
しかしぞれとなぜ『どうする家康』が関係あるのでしょうか。こういう理由からのようです。

あの作品は、瀬名をマザーセナと呼びたくなるほど神聖視している。悪女扱いをひっくり返すどころか、荒唐無稽で不気味な別バージョンをこしらえたようにしか思えなかった。

瀬名(築山殿)即ち悪女とは必ずしも言えません。彼女については諸説あり、どれが正しいのかは一概に言えないでしょう。また瀬名は神聖視されているでしょうか。他国との同盟というのは家康も驚いているし、家臣たちも当初反対しています。ただ戦国の世を終わらせるために、家康がその考えを終生大事にしたという描写になっています。

女性の尊厳を見つめ直すというのではなく、自分が萌える女性キャラをこねくり回しているようにしか見えなかったのです。
2023年大河ドラマと、下半期朝ドラは、手癖がよく似た作風でした。どういう層を狙ったのか透けて見えるようでした。

自分が嫌いな作品だと言いたい放題ですが、嫌いだから何を言ってもいいというわけではありません。
そして
「自分が萌える女性キャラをこねくり回しているよう」
具体的にどのような点でしょうか。
そして武者さんがもし今年の作品が嫌いだった場合、こう言っては何ですが、同じようなことを書いているようにも思えます。

そしてこれまた頻繁に出て来る記述なのですが、ネット上の冷笑がどうのこうの。

善意や相手の感情を嘲笑うことで思考を止めてしまうタイプですね。

何だかブーメランに見えてしまうのですが。

そして

歴史漫画の画像や大河の字幕付きキャプチャを無断転載し、歴史知識と冷笑をひけらかし、論破したつもりになっている謎の存在がSNSに登場する。

無断転載とありますが、引用という形なら著作権法の範囲内では認められています。
それよりも私は、武者さんが昨年このコラムで延々と『パリピ孔明』を紹介していた時、これはPRに当たるのではないか、ならばその旨を明記しなければならないのにと、その方が気になりました。

あと

大河ドラマとなると女性主人公、登場人物、脚本家を貶す。
往々にして戦国幕末時代以外の大河は受け付けない。

これにしても、いつも同じようなことを言っていますね。
でその次に

来年の大河ドラマ『べらぼう』も今から貶している。
歴史総合でカバーする江戸時代後期こそ、これから役立つことがたくさんあるだろうに、武士の殺し合いがないからどうせつまらない、再来年に期待と言い張っているのです。

何度も言うようですが、大河はエンタメであり、賛否両論あってもおかしくありません。自分が好きなものを、すべての人に好きになれと言うのは乱暴ではないでしょうか。
そして
「『歴史総合』でカバーする江戸後期」
ちゃんと説明して貰えますか。

「武士の殺し合いがないからどうせつまらない、再来年に期待と言い張っているのです」
そう言う人もまた存在するでしょう。
しかしこんなことを書かれると、武者さん、再来年はまた叩くのではないかと勘繰ってしまいたくなります。

ちなみに私は来年も再来年も期待しています。


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[ 2024/04/20 01:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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