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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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『光る君へ』第15回「おごれる者たち」あらすじと感想-1

第15回前半部分です。


永祚2(990)年。摂政となった道隆は、公卿たちの反発をよそに、娘の定子を中宮に立てる。扁つぎをして遊ぶ帝(一条天皇)と定子。そして帝の母詮子は、内裏の外の職御曹司(しきのみぞうし)へと遠ざけられる。ねぎらいの言葉を述べる道隆に、心にもないことをと詮子。

執務中の道長を、頭中将(藤原公任)が訪ねて来る。道兼が公任の屋敷に、5日前から居座っているらしい。腹が減っておる、何か食いたいと道兼は言い、さらに俺に尽くすと言ったよなとまで言ったため、公任が夕食と酒を出したところ、出て行こうとしないと公任は言う。そして公任の屋敷で道長が目にしたのは、昼間から寝そべって酒を飲んでいる道兼の姿だった。

この家の者が困っていると道長が帰宅を促しても、道兼は公任め裏切ったなと口にするのみだった。兄上のこのような姿は見たくないとの言葉に、お前も腹の中では笑っておろうと道兼は言う。笑う気にもなれないと道長が答えると、道兼は、自分は父に騙されて、己を殺して生きて来たが、その結果父にも妻にも子にも捨てられた、これ以上どうしろと説教するなと反発する。

兄上はもう父上の操り人形ではない、己の意志で好きになさっていいと道長は言う。すると道兼は摂政の首は如何ほどか、摂政の首が取れたら魂だってくれてやると言い出し、さらにこうも言う。俺はとっくの昔に死んでいる、死んだ俺が摂政を殺したとて誰も責められぬ、首が取れたら未練なく死ねる、浄土に行けずともこの世とおさらばできると。そんな兄に道長は、この世で幸せになっていただきたいと言う。

心にもないことをと道兼。そんな道兼に道長はまだこれからではありませぬか、兄上は変われます、変わって生き抜いてくださいと言い、自分がお支えすると頭を下げる。そして自分に生きる場所などあるとも思えぬと言う道兼を諫め、父上はもうおられないのですからと励ますように言う。道兼はその言葉に涙を流し、声を上げて泣く。

正暦4(993)年。道兼は道隆のもとで内大臣に昇進し、伊周は道長と並ぶ権大納言となっていた。また道綱と公任は参議となる。彼ら蔵人が居並ぶ中、源俊賢が帝のお出ましを告げる。やがて除目が行われたが、蔵人たちの多くは不満そうだった。そして道長は藤原実資に呼び止められ、道隆と昵懇の者が66人位を上げられたことについて、どう思うか尋ねられる。

驚いたと答える道長。実資は、道隆の身内びいきは今に始まったことではないが、公卿たちの心は道隆を離れる、えらいことだと言い、内裏の中が乱れれば世も乱れる、心配だと口にしつつ去って行く。そして為時はまたも官職に就けず、既にそれに慣れてしまっていた。そしていとは、惟規の大学寮の試験を気にする。受ければ知らせに参ろうと為時は言うが、狭き門故此度も無理やも知れぬとひとりごつ。

するとそこへ惟規が現れる。試験に受かったことを知らせに来たのだった。擬文章生になれば、文章生まであと一歩だと為時。惟規は姉上が男だったら、とうに文章生となって官職を得ていただろうけどと言い、いとはいえいえ流石若様と、この日のために隠しておいた酒を持ってこようとし、涙があふれて前が見えませぬと嬉しそうに話す。

ようやくこの家にも光がさして来たとまひろ。姉上にそう言われると気持ち悪い、あまり期待しないでくれと言いつつ惟規も嬉しそうで、まひろは祝いに琵琶を弾いた。惟規は父の酌を受けつつ、私の祝いなのに琵琶は何か悲しいと言い、為時はそんな惟規を、まひろの気持ちだから黙って聴くように言う。まひろは琵琶を演奏しつつ、不出来だった弟がこの家の望みの綱となった、男であったらなんて考えても空しいだけと心の内で言う。

満月の夜。帝は笛を吹き、定子はそれに聴き入っていた。しかし女房達は道隆のやり方があくどすぎる、定子も帝を手玉に取っていい気なものだといったことを噂し合い、この親にしてこの子ありだと言う。その定子は青磁の鼎を献上され、母の貴子は、中宮の一番のお務めは皇子を産み奉ることながら、帝しか目に入らぬようになってはならないと言い、昼間は後宮の長(おさ)として、ゆるぎなくここに集うすべての者を引き付け、輝かなければならないと教える。

さらに貴子は言う。中宮様が輝けば、摂政様の政も輝きますゆえと。帝を大切にし、仲睦まじく過ごすだけではいけないのかと定子は貴子に尋ねる。いけませんと答える貴子。一方でまひろは、漢籍の写しを行っていた。そこへまたもききょうが訪ねて来る。干し果物を齧りながらききょうは、定子の女房になることが決まったと言う。貴子に呼ばれ、定子の話し相手になってほしいと言われたのである。

ききょういわく、定子は漢詩も和歌もできるが、その相手を務められる女房がいないのである。内裏で女房として働くのは、ききょう様のお志でしたものねとまひろ。ききょうは、自分には夫も子供も親もおらず、この喜びを伝えるのはまひろしかいなかった。急にごめんなさいと言うききょうに、自分のことを思い出してくださって嬉しいとまひろは答える。

まひろは書を写しながら、そのある部分に目を留める。
「声を尋ねて暗に問う。弾く者は誰そと琵琶声停(や)みて」
そして背後の琵琶に目をやりながら、心の中で、自分は一歩も前に進んでいないと言うのだった。そしてききょうは盛装し、貴子そして伊周や女房達が控える中で、中宮定子の拝謁を受ける。

定子を目にし、心の内できれいと叫ぶききょう。伊周にお答えをと促されて戸惑うききょうに、定子は、今よりそなたを清少納言と呼ぼうと声を掛ける。流石中宮様、ききょうの父の姓は清原で、夫は少納言でございますゆえと貴子。しかしききょうは夫とは別れたこと、そして少納言でもなかったことを打ち明ける。しかしききょうは素敵な呼び名であるため、以後清少納言でお願いいたしますと定子に申し出る。

定子は驚いたようにききょうを見るが、ふふ、愉快であると笑い、清少納言、末永くよろしく頼むと言う。清少納言と呼ばれることになったききょうも、は、仰せ畏まりましたと頭を下げ、この上なき誉れ、一身にお仕え申しますと口にする。


道隆が摂政になり、身内びいきがあらわになって行きます。定子を中宮にしたことに始まり、除目で60人以上の昵懇の者たちの位を上げたりで、これは蔵人たちの反感を買うものでした。内裏の乱れは世の乱れと、実資はこの状況を憂えます。その除目ですが、今回も為時の官職は見送りとなりました。しかし惟規が擬文章生となり、為時の家にも光明が見えて来ます。

まひろは祝いにと琵琶を奏でます。そしてそのまひろを、ききょうが尋ねて来ます。中宮定子の女房になったと喜ぶききょう。そしてまひろは漢籍を写しながら、弟惟規は試験に合格し、ききょうは女房になることが決まったのに、自分自身は何も進んでいないことに気づきます。ところでまひろが書き写しているのは、白居易(楽天)の『琵琶行』のようですね。

そして道隆のもと、道兼も内大臣にまで出世します。その数年前、父兼家が亡くなった直後は大いに荒れ、挙句の果ては公任の屋敷に転がり込んで、居候のようになっていました。しかも道兼は、摂政(道隆)の首を取るとまで言い、穏やかならない様子でした。その道兼を弟の道長が諫め、かつ励まします。無論道兼の出世は、道隆が兄であったことも関係していたでしょう。

その道隆の身内ファーストと言うべき政を、女房達も揶揄するようになって行き、定子が帝を手玉に取っているとまで噂されるようになります。その気配を感じたであろう貴子は、帝と睦まじく暮らし、皇子を産むだけでなく、後宮を取り仕切って行かなければならないと、中宮となった娘に教えます。果ては、定子が如何に輝くかで道隆の政も輝くと言います。道隆の今後は、定子の今後にもかかっていると言いたげです。

ききょうが女房として定子の許に上がることになったのは、そのようなこともあってでしょう。娘可愛さとも言えますが、これはききょうに取っても悪い話ではありませんでした。しかしさしものききょうも、中宮の御前とあっては、なかなか本来の自分を出せず、そなたのことを清少納言と呼ぶと定子に言われ、やっと本来の彼女らしさが出たようです。尤も離婚とか夫は少納言でないとか、あの場で言うべきかとは思いますが。

とはいえケガの功名と言うか、そういう奔放なききょうを定子は気に入ったようです。恐らく「清少納言」の名は、事前に貴子か伊周が考えていた感もありますが、ともあれききょうは新生活をスタートさせます。しかし高畑充希さん。どうも『軍師官兵衛』の糸を思い出しますね。

そして干し果物。『鎌倉殿の13人』にも出て来ましたね、この当時は唐菓子とか果実が菓子の役割を果たしていました。あと公任のセリフに出て来る「夕餉」ですが、この当時貴族も庶民も1日2回の食事であったと言われており、夕方頃食べる食事のことでしょう。但し貴族は、比較的早い時期に三食に移行したらしいです。


飲み物-黄金色のビール
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[ 2024/04/15 03:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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