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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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『光る君へ』第14回に関する『武将ジャパン』大河コラムについて-3

第14回に関する『武将ジャパン』大河コラムについてその3です。

あとこの回で出て来た「たね」。海外ドラマで似たようなキャラを観たことがあると書きましたが、『花子とアン』のたえちゃん(家が貧しくて親戚に子守りに出される)にもちょっと似ています。

まず、ききょうがまひろと話していて、夫と別れる、私は私のために生きたいと口にするシーンについて。

そしてこの流れを、大石静さんが書くことに大きな意味があります。
かつて大石さんが手がけた大河ドラマに『功名が辻』があります。

とあるのですが、これと『功名が辻』とどう関係あるのか、ちょっと疑問に感じられたのでその後を見て行くと、どうやらこういう理由のようです。

今回、ききょうが激しくダメ出ししたような、癒し系であることだけを求められるようなヒロイン像が大河にもあった。
その典型とされてもおかしくない『功名が辻』を真っ二つに切るようなことをやってのけたのです。

『功名が辻』て癒し系でしょうか。あの千代は戦で親を亡くし、山内一豊の母である法秀尼に養われ、その後一豊と結婚した後、様々な形で夫を支え続けています。一豊に馬を買うための資金(持参金)も出していますし、機転が利く妻でもあり、一人娘のよねを地震で失ってもいます。

本人は戦を嫌いつつも、夫のためならと割り切って、手紙を笠の緒に忍ばせたりもしていて、戦国期の妻のあり方のひとつと言えるでしょう。武者さん好みではないかと思いますが、単なる癒し系ではありません。

そして順番が前後しますが、その前にこのように書かれています。

大河ドラマは男性向けで戦ばかりとされますが、女性向けの流れもあり、それこそ2作目は『三姉妹』でした。
確立されたジャンルとして、賢夫人ものもあります。
『おんな太閤記』を元祖とする、英雄の横で妻が支えるものです。
これは作品が放送された当時の女性像も関係していて、夫がモーレツ社員(1950年代から70年代に家庭を顧みずに働いた会社員男性のこと)で、妻は家であたたかい食事を作って待っている――そんな理想の家庭像があったときのことです。

まず大河ドラマ2作目が『三姉妹』となっていますが、「5作目」ですね。
2作目は『赤穂浪士』です。その後『太閤記』、『源義経』そして『三姉妹』となります。しかし私はこの作品を観たことがないし、どのように女性向けの流れであるのかが、武者さんの文章では今一つはっきりしません。

そして賢夫人ものとあり、『おんな太閤記』が挙げられていますが、これは秀吉の妻ねねの人間関係、主に家族関係や淀殿との確執などが描かれています(橋田寿賀子さんの脚本なので、方向性としてはそうなるでしょう)。
しかしそれと、
「モーレツ社員&家で待つ妻」
とは必ずしも一致しないでしょう。時代背景も異なりますし、つまるところ「内助の功」を大々的に描いたとも言えそうです。またこのモーレツ社員なる言葉、「1950年代から70年代に家庭を顧みずに働いた会社員男性のこと」とありますが、要は高度成長期の、所謂会社人間を指しているかと思われます。

あと80年代というのは、それがどのような形であれ、女性が前面に押し出される傾向があったようで、この大河もあるいはそれを踏まえたのかも知れません。

そして専業主婦の妻を励ますような妻の像が、大河の1パターンとしてあり、弊害として歴史を捻じ曲げることも往々にあると書かれていて、

『利家とまつ』のまつにせよ、『功名が辻』の千代にせよ、戦国時代当時の像よりもずっと甘い、癒し系にされてきました。
『利家とまつ』の、まつの味噌汁でなんでも解決するパターンはさんざん揶揄されたものです。
ヒロインの作る手料理が奇跡を起こすパターンは、『花燃ゆ』おにぎりの大失敗とともに沈没したと思いたいところ。

まず「戦国時代当時の像」とは何ですか。戦国期の妻の在り方ということですか。ならば、そのその具体例を挙げてください。実際の前田利家の妻、芳春院についての記述もこのコラムにありませんし。

そして『花燃ゆ』のおにぎりは別に奇跡を起こすものではありません。要は文があれを作るシーンが多すぎたわけで、ならば他の人物が主人公でもよかったとは思いましたが。

そして「弊害として歴史を捻じ曲げる」などとありますが、これも具体的にどのようなことなのか書かれていません。武者さん本人は、これで批評したつもりなのかも知れませんが、批評の「ひ」の字にさえなっていないかと思います。

同時に、決まりきった退屈なヒロイン像を押し付け、大量生産してきた側の責任も問いたいところです。
こういう大河ドラマが放送され、夫を待つ専業主婦が幸せであったかどうか。
当時の人生相談を見ると、モヤモヤした不満を抱く主婦はそれこそ多かったことがわかります。

決まりきった退屈なヒロインと言うのが、具体的にどのような作品の、どういうヒロイン像を指すのかがこれもはっきり書かれていません。まつと文がその典型だと言いたいのでしょうか。
そして「当時の人生相談」などとありますが、ならばここで、その人生相談とやらがどのようなものであったのかを、ちゃんと示してください。でないと、武者さんの妄想としか取れませんので。
(こういうのが多すぎですね)

さらに「MVP:この時代を生きる女性たち」という小見出しがあります。私もこの回、特に後半では様々な女性の思惑が描かれていると思ったものですが、武者さんの書き方は如何にも大雑把であり、また例によってジェンダー論になっています。

そしてまたしつこく『どうする家康』叩き。

先日、NHKスペシャル「下山事件」のドラマを見ました。
佐藤隆太さん、森崎ウィンさん、溝端淳平さんが出ており、改めてなんて素晴らしい役者なのかと思いました。
(中略)
2023年『どうする家康』で無駄遣いされた役者が見せる佇まいに圧倒されたのです。
圧倒といえば、始まったばかりの朝の連続テレビ小説『虎に翼』の松山ケンイチさんがすごい。
(中略)
配役としては最高なのに出来は最低になった『どうする家康』はどうしたものかとため息をついてしまいましたが。

『どうする家康』で「無駄遣いされた」、嫌いな大河なら何でも言っていいと思っているのでしょうか。そして佐藤隆太さん、昨年秀長を演じた時は、不祥事を起こしたビッグモーター(当時、CMに佐藤さんが出演)に引っ掛けて、「ビッグモーター秀長」と呼んでいましたよね。
こんな文章もありました。放送時には、既に佐藤さんはCMを降板していたにもかかわらず、です。

そのわけのわからない部屋で、寧々は不倫をテーマにしたWeb漫画広告セリフみたいなことを言う。
ビッグモーター秀長がフォローしても、嘘臭いとしか思えない。

武者さんの文章を見る限り、結局家康叩きをしたいがための「なんて素晴らしい役者なのかと思いました」でしかありません。
そして今度は「ため息をつく」。もうそのままため息をつきっぱなしでもいいですよ。

そしてその後はまた例によってジェンダー論、そして『光る君へ』や朝ドラ『虎に翼』に批判的な見出しの記事に対して、それは違うこれも違う。いや貴方、昨年は叩くような見出しの記事のリンクばかり貼っていたかと思いますが。

そしていつものことですが、大河は男のもので女はデフォルメされて来た、だから許せない、今年の大河と(4月からの)朝ドラは流れを変えて来ている、ワンパターンだなと思います。変えて来ているは『鎌倉殿の13人』でも言っていましたね。好きな大河なら何でも「変えて来ている」でしょうか。

そして批判的記事に対して「NHKは嫌われる勇気を出している」。ドラマを作る側が、嫌われようと思って作るでしょうか。

あと武者さんらしい記述をご紹介しておきます。前出松山ケンイチさんに関して。

朝ドラでは数年おきに伝説的な相手役俳優がでます。
周明役の松下洸平さんも『スカーレット』でそんな伝説的な夫役を演じました。その枠に松山ケンイチさんはおさまることが確定しています。
これから先、彼が演じる桂場に全国が悶絶するかと思うと、伝説を見届けることは幸運であると思うばかりです。

「悶絶」ですか。元々の意味は、「もだえ苦しんで気を失うこと」だと思います。もう少し書きようがあるような気がするのですけどね、「視聴者をわかせる」とか「引き付ける」とか。

私は大河ドラマが大事だと思います。だからこそ、耳に痛いことも言い続けたい。

昨年はその大河をろくに観もせず、叩くだけ叩きまくり、耳に痛いことどころか、相手に取って誹謗中傷とも取られかねないことを書きたがった武者さんが、大河ドラマが大事(どういうふうに?)と言ってみてもどうも釈然としません。そして武者さん自身は、自分に取って耳に痛いことをちゃんと聞いているでしょうか。どころか、叩きまくった大河のファンのことも顧みず、何度も執拗に叩き続けているのが現状でしょう。

そして最後に、これも昨年のいわば「置き土産」ですが、貼っておきます。嫌いな大河だと、どれだけ女性キャラが存在感を示しても叩きたがるその見本ですね。

どうする家康47コラムの女性観3

一部既出ではありますが、今年が武者さんの嫌いな大河であれば

道長に取ってはまひろも倫子も「エロいことをさせてくれる」女
道長に取って倫子は「自慢できるトロフィー」
一条天皇に取って詮子は「小馬鹿にするBBA枠、実母だろうがうぜえw」
藤原公任や伊周に取って姫君や女房達は
「自分のモテモテファンタジーを満たしてくれる喜び組」
ちやはや忯子は
「出てきたと思ったら死ぬ話題稼ぎ女、いわゆる『冷蔵庫の女』」
一条天皇に取って、お上が好きなものは私も好きになると言う定子は
「なんでも肯定してくれる便利な存在」
いわゆる「マニックピクシードリームガール」

こうなるのでしょうね。

飲み物-ブランデー2
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[ 2024/04/12 02:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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