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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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『光る君へ』第14回に関する『武将ジャパン』大河コラムについて-2

第14回に関する『武将ジャパン』大河コラムについてその2です。

尚このコラム、またも自分の嫌いな大河叩き、さらにはジェンダー論などで後半部分が埋められていますので、それについてはこの次の関連投稿で書きたいと思います。

そして先日のおさらいです。まず明子の呪詛と倫子のセリフですが。

明子を見舞ったことを好意的に受け止め、しっかり慰めねばと気遣っている。模範的な嫡妻ですね。
(中略)
自身も檻に閉じ込められているかのようでもある。女性を子を産む道具のように語り、自分も気張るという。
今でも妊娠は命に関わる病気です。ましてや当時は危険なものです。
紫式部は「女は長生きしないもの」と記しています。それだけ産褥死が多かったことでもあるのでしょう。
そんな命懸けのことを、まだ若いからできると語る倫子。子を亡くした相手にそう思う倫子。
悪意があろうとなかろうと、かなり残酷なことを語っています。

このドラマで重要なのは、明子が呪詛をしたその報い?で流産してしまったことです。恐らく妊娠初期から前期の大事な時期に、無理をしたせいもあるでしょう。
更に、これは先日も書きましたが、倫子の嫡妻としての立場があり、だからこそ彼女は自分も子を産まないとと言ったと思われます。

この2つの描写について、主観を入れずに書く必要があるかと思うのですが、なぜか途中から、女性は子供を産む道具だとか産褥死とか、倫子は明子に対して残酷だとか、そういう記述にすり替わっています。

ドラマのレビューでなく(そもそもレビューと言えるかどうか疑問ですが)、自分が書きたいことを、ドラマの内容に絡めて書いているように見えてしまいますね。

そして道兼が繁子に離縁を言い渡され、1人屋敷に残って荒んだ生活を送るシーンですが。

当時は妻問婚ですので、道兼が追い出されるのではないか?とは思いましたが。

確かこの当時は、娘が婿を迎えて一緒に住むようになると、その家は夫婦のものになり、親たちは別の屋敷に移るという習慣があったと思います。ちょっと探してみたのですが、なかなかこれが見つからず、婚活関連サイトに詳しく書かれていたので、ひとまずそちらを置いておきます。

結婚の歴史~平安時代編~
「平安時代は同じ家に二世帯が暮らすことは避けるべきとされていたため、家主である妻の両親が家を明け渡したり、つまの実家もしくは夫自身が用意した新居に若夫婦が住んだりしていたようです」

(エースブライダル)

そして藤原伊周。

一条天皇がそう言うと、17歳の藤原伊周が、一足飛びで蔵人頭に任じられたと紹介されました。ざわつく女房たち。
お美しい! 漢詩も、和歌も、笛も、弓も、誰にも負けない腕前! 出来過ぎ!
そう、ボーッとしながら見ています。

先日も書きましたが、嫌いな大河であれば武者さんは

伊周は親ガチャ
伊周は女にキャーキャー言われて、モテてエッチなことができる
女房達は喜び組、さすがと持ち上げてくれる
伊周は、色々なものに秀でていると言われながら、それをやっているシーンがない。自分磨きをやっていない。
イケメン出せばいいってもんじゃないんだよ!

とでも書きそうですね。

為平親王の娘で、花山天皇の女御であったそなたこそ、理想の女性だ。
かくして妻に迫られ、実資は寝室へ向かうことに……微笑ましく、実資が面白いと言えばそうなのですが、引っかかることはあります。
実資は妻の身分しか問題にしていません。血筋だけを愛しているようにすら見えます。
確かにこの価値観なら、まひろとの縁談話も「鼻くそのような女」という評価になってしまうのでしょう。

身分がどうのこうのと言うより、ああでも言わないと婉子がおとなしくならないからではないでしょうか。その意味では、女性あしらいがうまいと言えます。それに前妻の桐子は、彼女よりも身分は低かったのですけどね。そして婉子は花山天皇出家が原因で、実資の妻になったと言われています。

ちなみに『鎌倉殿の13人』では、自分に食べ物を贈る相手を露骨に贔屓する北条時政が描かれました。あの時政より見た目こそ上品なようで、実際は下劣な行為というわけです。
貴子が、伊周の婿入り先を決めたいと言い始めました。

その『鎌倉殿の13人』関連では武者さんはこう書いています。

その点、今年は愛嬌のある北条時政が、最低最悪の贈収賄を強行し、それが悪しき様で描かれていて実に気持ちがいい。
すべて感情で動くのは危険である。今年はその弊害を描いてくれて、実に爽快です。

露骨に贔屓すると言うか、御家人たちが付け届けをすることで、便宜を図って貰いたいというのが目的であり、近代以前はこの手のことは(その時々の法に触れない限り)行われていました。そして時政は、堀小次朗の訴えをうやむやにしてしまい、いい鮎を貰ったから食おうといったわけですね。

そしてこの道隆の時代も、付け届けをすることで、淡路守は自分に便宜を図って貰おうとしたわけでしょう。
それにしても、時政のすぐ後に
「貴子が、伊周の婿入り先を決めたいと言い始めました」
と書かれているのは如何にも唐突です。改行してください。

高齢だろうと、判断力に翳りがあろうと、適切な引退がないような当時の制度には疑念を覚えてしまいます。

この間も書きましたが、『令義解』には70過ぎれば引退が可能とあったはずです。そしてききょう(清少納言)の父、清原元輔がなぜ80過ぎで肥後に下ったのか、それには息子たちが官職に恵まれておらず、1人は殺されていること、また清少納言の夫の母(花山天皇の乳母)がこの任官をごり押ししたなど諸説あるようです。

風流なようで、最高権力者が我が子のためにオーディションを開いているような構図。
「漢詩の会」より下劣に思えてきますね。

貴方「オーディション」好きですね。昨年の、家康の側室選びも「側室オーディション」だし。
せめて「お見合い」とでも書いてはどうですか。もちろんこの当時、差し向かいで男女が会うわけではなく、御簾越しに男性が姫君を見る方式でしたが。

そして彼女たちの歌を評価するのが「下劣」なのでしょうか。
要は武者さん、自分が好きなききょうが、あのような姫たちは嫌いと言ったものだから、この和歌の会につどう姫たちを見下しているように思えますね。

それでもまひろは、諦めたら何も変わらないと返す。
えらいですよね!
彼女みたいな人がもっとたくさんいれば、世の中は変わる。いや、いたからこそ変わったのでしょう。

「彼女みたいな人がもっとたくさんいれば、世の中は変わる。いや、いたからこそ変わったのでしょう」
なぜまひろのような人がもっと沢山いれば世の中は変わるのか、そしてなぜいたからこそ変わったのか、それはどのような形で変わったのか、全く具体例がないのですが。

ききょうのこのセリフは素晴らしいですね。
きっと現代のフェミニストに媚びたとかなんとかそういう反応はあるでしょう。
しかし『枕草子』に同様の主張があるので、そこはもう仕方ない。

ききょうが、夫の理解がないから離縁するという話ですが、『枕草子』の同様の主張とは何でしょうか。出典を書いてください、例のワカメの話ですか。

そして、たねが字を覚えるよりも、畑仕事をするように父たつじから言われる件について。

しかし、世の中にはたねのような女の方がずっと多い。
そんな環境に置かれた女性はずっといました。日本は歴史的に識字率が高かったなどと言われますが、それも都市部や男性に偏ったことかもしれません。
農村で働いているような女性は、長いこと読み書きもままならずに生きていくしかなかったのです。

「世の中にはたねのような女の方がずっと多い」
「そんな環境に置かれた女性はずっといました」
「農村で働いているような女性は、長いこと読み書きもままならず」
その裏付けをお願いします。
そして識字率が高くなったのは、これも江戸時代に入ってからでしょう。無論地域によっては男の子の方が多かったということもありますが、町人が多い地域では、商業活動のため女子の就学率も高かった由。尚女子向けのテキストに『源氏物語』もあったとかで、こちらのリンクを置いておきます。

『源氏物語』も学ぶ!江戸時代、女子の寺子屋事情とは?
(和樂web)

また農村の場合、そこまで読み書きが必要とされなかったことも関係してはいるでしょう。
しかしこの場合も、まひろが「お偉方」呼ばわりされて志が挫かれるのがメインなのに、識字率がやけに強調されていますね。

皇后と中宮は並立しない。前例がない。
道長がそう困惑すると、前例の一番初めは前例がないと一歩も引かない道隆。弟の道長に対し、公卿を説得せよと言い、さらには相談ではなく摂政の命令だと断じるのでした。
道長は悔しがるほかありません。
しかし、フレキシブルというか、イレギュラーというか。もっときっちり制度を決めておけば、こんな運用で引っ掻き回せなかったのでは?と思ってしまいますね。

こういうのくらい、自分で調べて貰えませんか。
武者さんはいつもそうですが、あれがどうこれがおかしいと書きながら、自分では調べようとしませんね。
もちろん、史料もあまり当たろうとしませんし。
だからレビューでなく感想文に見えてしまうのです。
この回でも登場した詮子が皇太后であること、遵子が皇后であること、これもヒントなのですが。

ではなぜこの場合、定子が中宮になるのは「ありえない」のか。
まず太皇太后昌子内親王、皇太后藤原詮子、皇后藤原遵子がいます。そして定子が中宮になると、后が4名となり、これは前代未聞のこととなります。だから公卿たちが反対したのですね。ましてこの時は兼家の喪中でもありました。尚中宮は現在でいう皇族待遇となります。

藤原実資ら公卿はなぜ「藤原定子の中宮」に難色を示したのか?【光る君へ 満喫リポート】中宮と皇后編
(serai.jp)

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[ 2024/04/11 01:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
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まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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