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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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『光る君へ』第13回に関する『武将ジャパン』大河コラムについて-3

第13回に関する『武将ジャパン』大河コラムについてその3です。実は今回も例によって『どうする家康』叩きがありますので、それはまた別に投稿予定です。


すると娘の藤原彰子が顔を出し、母の後ろに隠れてしまいました。
父に似て人見知りが激しいのだとか。
この時点で彰子の大変な一生が見えてきます。いくら彰子が帝に愛されようとしても、明るく軽やかな定子の面影を上書きすることはできず、苦労するのでしょう。

この彰子ですが、入内した頃既に定子は出家していました。その後明子は中宮となり、さらに崩御した定子の遺児である敦康親王の養母となります。この辺りがどのように描かれるのかはまだ不明です。
武者さんは好き嫌いを問わず、毎年のように、今後こう描かれるに違いないという展望をやっています。しかし貴方がするべきことは、まずこの第13回の総括ではないでしょうか。

それとこのシーンですが、その前の
「定子の衣の中から出て来る帝」
そして
「母倫子の陰に隠れる彰子」
この2人が、あるいは対になってもいるでしょうか。


そしてまひろは廊下で道長とバッタリ再会してしまうのでした。

廊下でも間違ってはいないと思いますが、あれは渡殿ではないかと思います。

明子と兼家は人生の虚しさを知らしめてくれました。
両者ともに最高の地位を得たように思えます。
出世目覚ましい貴公子の妻として、腹に新たな命を宿す。
兼家は言うまでもなく、位人臣を極めた。
それなのに幸せには思えない。
(中略)
人のために尽くそうとか、満たそうとか、そんなことに目を向けずに己の願望ばかりを見ているせいで、結局幸せになれないのです。
なんとも業が深いではないですか。

まず明子ですが「出世目覚ましい貴公子の妻」と言っても妾妻ですし、この時はもちろん、道長が兼家の後継者と決まったわけではもちろんありません。また彼女の場合、父の失脚が尾を引いています。そこそこの地位ではありますが、最高の地位と言えるでしょうか。

そして兼家ですが、人生のむなしさと言うよりは、ここまで上り詰めても老いには勝てないと言ったものを感じます。またここまで上り詰めたからには、多少阿漕なこともやっていたわけですし、それが彼の人生に影を落としているともいえます。

さらに
「人のために尽くそうとか、満たそうとか、そんなことに目を向けずに己の願望ばかりを見ているせいで、結局幸せになれないのです」
ここの
「そんなことに目を向けずに己の願望ばかりを見ているせいで、結局幸せになれない」
悪いけど、何だかブーメランのように見えてしまいます。

藤原実資は、麒麟のように善政を察すると反応するようです。

また「麒麟」ですか。
実際この実資は能吏であったようですし、善政を察すると言うよりは、自らが善政をつかさどるようなイメージを受けます。ものごとの筋を通す一方で、柔軟性もあったようですね。

まひろは民を救いたい惻隠之心(そくいんのこころ)がある。困った民がいれば考える前に体が動く。
漢籍を読みこなした結果、道徳心が極めて高いところにあるのでしょう。彼女の正義感の強さは今後も変わらず出てくることでしょう。

「困った民がいれば考える前に体が動く」のはどうでしょうか。まひろが民のことを考える場合、多少滑った感があるにせよ、乙丸との文字を知ろうコントや、それ以前の散楽のアイデアなどのように、彼女の「考え」がそこにあるはずなのですが。

そして武者さんが言う「道徳心」ですが、この時代の道徳とはどのようなもので、どのように周知されていたのでしょうか。それが何も書かれておらず、単に漢書を読んでいたから「道徳心」があるに違いない、それで終わりになっています。恐らくは、この当時の人々の宗教観なども背景にあったかと思われますが。

そんなまひろを忘れないからこそ、道長は無神経ながらも文を保管している。
(中略)
しかし、道長は父の言葉に逆らえない。
いずれ民よりも家のことを考えるようになる。実資は、そんな道長の姿を淡々と『小右記』に記す。娘の藤原彰子ですら父には従わなくなる。そんな彰子の横にはまひろがいる。

兼家が政とは家であると言った以上、それに逆らうわけには行かないでしょう。
そして道長がなぜまひろの文を保管していたのか、あるいはその後の実資や彰子のことなどなど、先ほども書いていますが、まだこれから先の話であり、まずこの回の内容をまとめるのが、武者さんの仕事であるはずなのですが。

まひろだって筆の力で道長に抗います。

いや、だからそれまだ先の話でしょう。今は彼に抗う以前の段階です。

そして「宇治十帖」で、薫が浮舟につれなくする場面が紹介され、その後死んだはずの浮舟が生きていると知らされた薫が彼女に会おうとし、拒まれると
「別の男でもいるのだろうな」
と邪推したとあり、そしてこう続いています。

貴公子は身分の低い相手を虫けら扱いするわ。一通りメソメソしてもすぐケロッとするわ。
あの物語には毒が仕込まれているようです

恐らく、道長が兄道隆のやり方を、民を虫けらのように切り捨てると言っている(武者さんの引用はちょっと違っていましたが)から、この部分を引き合いに出したと思われます。薫が浮舟を虫けら扱いしていると言いたいのでしょうが、道隆の場合の「虫けら」は、国司の横暴に苦しんでいる民が、切り捨てられることの例えであり、薫が浮舟を捨てるのとは、意味するものがいくらか違うと思われます。

国司と言えば、『鎌倉殿の13人』でも国司絡みの事件がありましたね。

まひろと道長の道は別れます。
それでもまひろは当初の生真面目さ、正義を求める心を捨てない。その伏線が丁寧に仕込まれていると思えます。

それはどの伏線になっているのですか?
別に武者さんがこの大河の脚本を書いているわけではありませんよね。なぜそれがわかるのでしょうか。

私としては、まひろは一本気な性格であるがゆえに、後々宮仕えした際に予想外のことになったり、あるいは、人間関係でぎくしゃくしたりすることになったりするのではないかとは思いますが。

こんなニュースがありました。
◆中国 北周の皇帝「武帝」 顔の再現図や民族的ルーツが明らかに(→link)
今は記事タイトルが修正されていますが、実は当初「漢の武帝」とされていました。
これが『光る君へ』と何の関係が?
そう思われるかもしれませんが、実はあります。
漢武帝と日本文学には深い関係があります。

この北周の武帝のニュースですが、一般的に日本人が思い浮かべる武帝は漢の武帝であり、勘違いをしたものではないかと思われます。では、その北周の武帝が『光る君へ』と何か関係があるのかと思ったら、実はそうではないようで、要は漢の武帝について書くために、このニュースをわざわざ持って来た感もあります。

寵姫に夢中になって政治を疎かにした皇帝代表格として、唐玄宗と並んで挙げられるのが武帝。寵姫の親族を取り立てたことが批判されます。
武帝の寵姫である李夫人は「傾城傾国」という言葉の由来とされる。

とあり、その李夫人の死後に道士に反魂の術で魂を呼び戻させようとした、これは長恨歌のモチーフとなった、そしてこの長恨歌が日本に紹介された、だから日本文学に於いても大変重要ともあります。

しかし、この当時の書籍は、主に中華圏から入って来たものです。江戸時代と違い、日本語で書かれていて庶民が読めるような本はまだありません。

ある程度の身分で漢字が読める人なら、当然白楽天や李白、杜甫などは読んでいるでしょうし、漢書を読んでいた紫式部の『源氏物語』に何らかの影響を与えたとしても、何の不思議でもありませんし、だから日本文学に取って重要ではあっても、間接的なものです。

もしそういう知識があれば、こんなミスはしなかっただろうに。私はかなり不安になってしまったのでした。
『光る君へ』はそういうことがないのでストレスがたまりません、ありがたい。

「もしそういう知識があれば、こんなミスはしなかっただろうに」
何だかよくわかりませんね。
このニュース記事は、北周の武帝がどのような人物でどういうルーツを持つかということ、死因は何であったかといったことが主に書かれています。

中国 北周の皇帝「武帝」 顔の再現図や民族的ルーツが明らかに
(テレ朝news)

これと、漢の武帝が長恨歌に詠まれていることと、何か関係があるのでしょうか。
武者さんらしい、何かもやっとした書き方だなと思います。この場合は長恨歌に登場するか否か、ひいては日本文学に影響を与えるか否かにかかわらず、前出のように「武帝」という名称で取り違えてしまったのではないかと思いますが。

ここの小見出しは、日本のテレビ局は大丈夫なのだろうかとなっていますが、こういうことをあげつらう武者さんの方が如何なものかと思いますね。

そして
「『光る君へ』はそういうことがないのでストレスがたまりません、ありがたい」
「そういうこと」とはどういうこと?
なぜ大河ドラマとニュースを比較するのですか?
これまたよくわかりませんね。すべて武者さんの自己満足のようにしか見えませんし。

飲み物-ボトルとコルクとワイン

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[ 2024/04/05 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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