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第9回『光る君へ』武将ジャパンコラムに関するnote記事

今週もたけたけさんのnote記事からいくつかご紹介します。いつも通り、ダークブルーの文字が武者さんのコラムの引用部分です。


大河コラムについて思ふ事~『光る君へ』第9回~

多少順番が前後します、まず私も関連投稿で書いていますが、武者さんのミスに関して。

私も漢籍関係で間違ったことを書き、ご指摘を受け修正しました。
全くもって情けないと思うとともに、独学孤陋とはこのことかと痛感しています。
マウントを取ったり勝ち誇るのではなく、様々な意見を聞いて学ばねばならない。

まずこれに関してたけたけさんは、こう書いています。
「商業アフィリエイトブログなのだから、原稿を間違ったまま校閲せずそのまま記事として出してしまうのは如何なものかと思います。
白居易の詩の引用であるのに李白と間違える。
漢籍マウントをドヤ顔でやって書き散らしてよく見たら間違いがあるという典型例でした」

さらにその後の
「学びがない大河ドラマはやはり間違っている」に対しては、自分のやらかしを棚に上げ大河批判でしょうと反論されており、また
「マウントを取ったり勝ち誇るのではなく」
というのも、自分を棚にあげた嫌味の様に見えるとあります。
そして「私に意見や説教した!マウント取り!マンスプレイニング!」ではなく、今回の平安時代の宗教観に見られるように、当時の貴族の日記などもある訳だから、史料を読み込んでレビューを書いてほしいともあります。

実際思うのですが、武者さんの場合真面目にレビューを書くと言うよりは、

さほど調べもせずに間違ったことを書く
自分が学ばない(と言っていいでしょう)割に、自分の嫌いな作品は学ばないと叩く(自分の思い通りに描かれていないだけだと思いますが)
その一方で意見やミスに指摘があると面白くない

こう考えざるを得ないのです。

まひろならば「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや」(『史記』より/小鳥には雄大な鳥の気概はわからない・小人物には英雄の大志は理解できないという意味)と理解しようとしたかもしれません。

ここのところ、武者さんとしては、直秀が大志を抱いていて、あわよくば貴族たちに取って代わろうとしていると考えたいのかも知れません。しかし実際はそうではありません。
で、たけたけさんによれば

権力者である平安貴族やそれに従属している武士団を過小評価したがっており、直秀のような義賊的な人物を絶対的な英雄として持ち上げることで、『志を理解できない貴族には分からない』と言いたいのでしょうが、直秀は『藤原を嘲笑いながらなぜ興味を持つのか』と疑問を投げかける道長卿に対し、『よく知れば、より嘲笑えるからな』と答えています。

直秀たち散楽一座は物取りはしても貴族を討ち、彼らに取って代わりたいわけではなく、虐げられた人々に対して何にでも化けられる芸人として一時でも救いになりたいと思っているのだと思います。

とあり、要は貧しい人々に対して盗品を恵み、散楽という風刺劇で、日頃の憂さを忘れられるようにしたかったのでしょうと結論づけられています。

武者さん、どうも直秀を革命家か何かのように見ているかと思われます。実際はそうではないのですけどね。私はこのコラムの関連投稿で
「世を変えると言うよりは、こんな面倒臭いことのない地に、山を越えて行きたいという思いの方が強かったかと思いますが」
と書いています。

私の家に入り込んだ連中を捕まえたってコト? 
仇討ち? キャー! と、なってもおかしくないかなと。
まひろだけひきつった顔をしております。

ここでは、まず
「毎度の事なのでいい加減姫君の名前も覚えませんか」
とありますね。
(自分が興味がない「陽キャ」な人物の名前は覚えたくないのでしょうか)

そして、盗賊が入った時、道長が「獅子奮迅」の働きをしたことで、しをりと茅子ははしゃぎますが、倫子はそうではなく、何か思案顔であること、そして盗賊の方に話題を切り替えること、さらにまひろが、その倫子の様子に気がかかるものがあったようだと説明されています。

さらに道長にしてみれば、盗賊を捕縛した時点で、彼らが土御門殿に入ったのと同じ盗賊であることもわからず、また散楽一座とも結びついているわけはないともあります。当然ながら、直秀が土御門殿での盗難事件で討たれたことへの復讐として、東三条殿に入ったという発想はないはずで、ここで道長がわかっているのは、土御門殿の時の盗賊の首領を矢で射たこと、そして直秀の傷から、自分が射たのは直秀自身であるようだということだけだと述べられています。

武者さん、あらすじを書くのであれば、物語の展開を押さえるためにも、その前の録画をもう一度チェックしてほしいですね。

時代がくだり、源義経が朝廷から検非違使に任じられています。
武士にそういう大盤振る舞いをするから、墓穴をほったのでは?と思えてくる話ですね。

まずまひろが乙丸と共に、散楽一座の住処に行った際、放免たちが来て取り押さえてしまうことが書かれており、その後で検非違使やその他の役人について解説されていますので、そこの部分をご紹介しておきます。

検非違使とは律令制下の令外官で「非」法や「違」法を「検」察する天皇の「使」者を意味し、平安京における軍事・警察の組織として作られた検非違使庁の役人です。

源義経公が任官した『検非違使尉(少尉)』は四等官の判官(尉)に相当し、定員は不定で、衛門尉が兼務していました。
10世紀後半頃から源氏や平氏などの武士がなることが多く、義経公の力を認めた後白河院が検非違使尉に推挙しますが、これは鎌倉幕府の御家人である義経公が鎌倉殿である頼朝公の許しを得ていない任官でした。

今回の様な犯罪の場合、検非違使庁の実行部隊長である『看督長(かどのおさ)』と『火長(かちょう)』が実際に犯罪者を探索・追捕し、拷問や獄守、流人の護送や死体や穢れの清めなどを担当する釈放された囚人であり下級刑吏の『放免』を使役し実務に当たります。

実は私はあらすじと感想で、この火長が道長と話しているにもかかわらず、惟仲が話していると書いていましたので、訂正しています。

ごろ寝しながら、だらしない読み方ですね。
当時の所作は厳密ではなく、時代がくだると書見台も出てきます。
むろん、意識の高い藤原公任あたりであれば、もっとちゃんとした姿勢で読んでいると推察できます。
勉強嫌いを公言する惟規はこんなものなのでしょう。書見台・見台は、書物を読んだり見たりするために用いる台の事です。

これに関しては、書几(しょき)と呼ばれるものがあったこと、正倉院にも収められていること、形状としては肘木の両端に巻物(書物)を載せ、添木に紙面を挟んで読むとあります(出典:平凡社改訂新版 世界大百科事典)。
また書見台の定型化は室町時代頃とも書かれています。
そして、公任や斉信、行成たちも書見台は使っていないと、たけたけさんの記事では画像付きで説明されています。

書見台というのは、本が巻物でなく製本されるようになって初めて登場したとも言えそうです。このコラムの関連投稿で、『軍師官兵衛』の書見台の画像を貼っていますが、あの頃には既に使われていたのでしょう。そしてこの惟規の読み方、この姿勢の方が燭台が近く、明るいからと言えなくもないでしょう。

それから為時が詩を朗読しているシーンですが、
「好きな漢籍且つ中国語発音で漢文を読んでいるのになんの説明もないのですね」
とたけたけさんに言われていますね、武者さん。

仲尼昔夢周公久  聖智莫言時代過
仲尼、昔、周公を夢みること久しく、言ふ莫かれ、時代、過ぎたりと。
意訳:仲尼(孔子)は昔、周公の素晴らしさに憧れ、長い間、夢にみてきた。
聖智(知恵者)よ、「良き時代は去った」と言うなよ。
『本朝麗藻』
そしてこの詩は、悲しみに暮れる帝に、あなたの時代は終わっていないと、励ましている意味であるらしいと書かれています。

北宋から輸入した最高級の青磁です。
このドラマでは右大臣家や皇族周辺にはこれみよがしに北宋の磁器が置かれています。

ここの部分、「これみよがしに」はないだろうと私は書いていますが、たけたけさんも
「北宋などとの交易による唐物の購入の背景があるのに、『右大臣家や皇族周辺にはこれみよがしに北宋の磁器が置かれている』とは」
と、ちょっと驚いているようです。

尚福岡城内の鴻臚館の出土品についての説明があります。

『鴻臚』という言葉は外交使節の来訪を告げる声を意味し、筑紫、難波、平安京に置かれ、北宋や高麗などの外国商人らの検問・接待・交易などに用いられました。
そのうち筑紫の鴻臚館跡は福岡城の敷地内に遺構が見つかっている唯一の鴻臚館です。

商船の到着が大宰府に通達されると大宰府から朝廷へ急使が向かいます。
そして朝廷から唐物使(からものつかい)という役人が派遣され、経巻や仏像仏具、薬品や香料など宮中や貴族から依頼された商品を優先的に買い上げ、残った商品を地方豪族や有力寺社が購入しました。

1997年の平和台球場閉鎖に伴い、1999年から始まった本格的な発掘調査によって木簡や瓦類が出土。他にも越州窯青磁・長沙窯磁器・荊窯白磁・新羅高麗産の陶器・イスラム圏の青釉陶器・ペルシアガラスが出土しています。
この様な北宋などとの交易による唐物の購入の背景があるのに、『右大臣家や皇族周辺にはこれみよがしに北宋の磁器が置かれている』とは。

それにしても実資も、複雑な心境でしょうね。
美女を見繕うなんて女衒じゃあるまいし、やってられんわ!

女衒とは、女性を遊女屋などに斡旋する業者のことで、悪徳の商売とされており、しかもこの時代には存在しないとたけたけさんは述べています。
そして
「ポリコレ・ジェンダー批判を展開するために本来なら平安時代に存在しない『女衒』という職業を持ち出し、時代背景に合わない事を言っている事になります」
ともあります。

さらに

『側室はポリコレ違反!ジェンダーが!』なんて考えでいたら無嗣改易になるなどお家の大事に関わります。
長々と側室・妾に関してやる大河が嫌ならば、黒田官兵衛公の様に側室を一切持たなかった方もいますが、側室がいないから『軍師官兵衛』はOKという事でもありませんよね。

これも関連投稿に書いてはいますが、

『真田丸』の信繁の最初の妻、梅は側室
その『真田丸』で信繁の兄、信幸(之)の妻こうは最初は正室だが、後に稲姫が輿入れしたため側室となる
『おんな城主 直虎』では、井伊直親の正室しのに子がなかなかできず、側室を巡って次郎法師(直虎)としのが対峙する
『鎌倉殿の13人』でも、亀の前をはじめ愛人や妾、側室は出て来るし、頼家は安達景盛の妻を奪おうとしていた

こういうのは武者さん的にはOKなのでしょうか。
また主人公に側室がいないにもかかわらず、『軍師官兵衛』や『天地人』をほめてはいませんし。

それにしても、道兼は帝の前で上半身を脱いでいるところがなんとも言えません。
耽美です。
東洋の伝統として、同性同士だろうと、異性相手であろうと、とてもロマンチックな目線を送り、記録するということがあります。

これに関しては、道兼が父兼家から暴力をふるわれていたことに、帝が同情したということで、同性愛のようなロマンチックな関係ではないと、たけたけさんは指摘しています。
そしてこれは大いにうなずけますが、このようにも書かれています。

これが嫌いな作品なら『俳優をわざわざ脱がせるな』と俳優を侮辱し、『視聴者や週刊誌は毎回大河にエロを期待している』『エロは俺たちのもんだ! 女向けエロはゆるさん、けしからん!』と言うのではないですか。

さらに

商用ブログであるにもかかわらず、全く卑猥要素の無い所で、個人の性癖について延々と語って収益を得る何見氏の頭の中は、エロシーンしかないのでしょうか?

ともありますね。
(何見氏=武者さん)

それから独学孤陋に関してですが、

人と接することなく学んでいると、意見が偏ってしまう。
現代ならばエコーチェンバーか。

『独学孤陋』は人と接せず独学して見識が偏る事。『エコーチェンバー』は価値観の似た者同士での交流で特定の意見や思想が増幅される事。独りと価値観の似た者の交流かある状態では違うと思います。

と書かれています。偏屈になるのと、周囲が同じ意見ばかりで考えが先鋭化するのは違いますね。
(その先鋭化された考えがさらにこじれ、偏屈になるというのはありうるかも知れませんが)

藤原為時がたどたどしい中国語を話す一方、越前には中国語の発音がバッチリできる朱仁聡と周明が漂着。

たけたけさんによれば、この為時の、一見拙い中国語の漢詩朗読『仲尼昔夢周公久  聖智莫言時代過仲尼』は為時自身の漢詩の一部で、悲嘆に暮れる花山帝を慰めるために作ったと思われるとまずあり、子の詩は漢詩集『本朝麗藻』に収められていること、そして、お経の理解や漢詩で韻を踏む必要があり、中国語読みが行われていたこともあるせいか、敢えて中国語読みをしたのでは無いかということが示唆されています。

これで思い出すのが、『どうする家康』唐入りでの茶々のセリフです。
彼女は名護屋城で、西笑承兌に習ったと言って、私は茶々であると明国語で喋るシーンが出て来ます。これに関して武者さんは、

中国語としても違和感がありました。「私の名前は茶々である」ならば「我的名“字”是茶茶(字幕では“字”が“子”)」よりも、「我叫茶茶」の方が自然でしょう。
これで講師を指導につけたと言われても、どういうことなのかと困惑するばかり。
スタッフロールには名前が出ている時代考証の意見も、制作陣はどこまでそれを反映させているのか、疑問が湧いてきます。

と書いていますが、それに対して私はこう書いています。
「この場合の茶々はもちろんネイティブではなく、中国語(明国語)を日常的に使う人でもありません。漢籍の知識はある西笑和尚からこれこれこういうものだと教えられ、得意になって使っているわけで、どうしても日本人が考えた、直訳的な明国語に当然なるでしょう。それがおかしいとは思いません」

で今回も、せっかく為時が中国音で読んでいるのに「たどたどしい」。元々は日本人で日本語を読み書きしている以上、それは当然とも言えるかと思いますが。
そして
「越前には中国語の発音がバッチリできる朱仁聡と周明が漂着」
宋人設定なのだから当たり前でしょう。こういうところが、ドラマに対する思いが感じられないのですね。

朱仁聡を演じる浩歌さんは中国語がペラペラです。
そして周明は、松下洸平さんです。

ここでもう一度、『どうする家康』に登場して貰います。たけたけさん曰く

ところで何見氏は『どうする家康』作中で瀬名さまの内通を誘うため穴山梅雪(信君)公が唐人(明国人)医師・滅敬と偽った時には、その衣装がおかしいと叩いていたのですが。
あれは明国人医師に見えるっぽい変装という設定で中国人ではありませんでした。
ネイティブの俳優さんを採用しなければいけないと、嫌いな作品ならば叩きかねない何見氏なのですが、ここではダブルスタンダードでしょうか。

これも私は関連投稿で、嫌いな作品なら、ネイティブでない松下さんのキャスティングは、許せないと言うだろうなと書いています。そもそも滅敬の場合は、偽明国人であることは分かっているわけですから、わざわざ衣装にクレームをつける筋合いもないのですけどね。

あと稗史の人物が正史側の鏡を果たすと武者さんが書いている件、女性でありながら男性と同じ様に走る事を夢見て、戦国時代に、恩人であるお市の方のために、浅井氏の裏切りを知らせに小谷城から金ケ崎まで走った阿月、女性の運動がまだ憚られた大正時代、ランナーを志し後輩育成に力を注いだシマなどは評価しないとnoteにはあります。

私は後者の方は観ていませんが、阿月などその典型だと思うし、そして遠州の人々の代弁者となった団子屋の老婆、米を巡って家康と対立することになった一向宗徒たちもしかりでしょう。

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[ 2024/03/09 03:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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