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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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『光る君へ』第8回に関する『武将ジャパン』大河コラムについて-2

第8回に関する『武将ジャパン』大河ドラマコラムについてその2です。


藤原道隆が手立てはないか?と聞けば「魂が去らぬよう呼びかけるのがよい」とのことです。中国の『礼記』にも記載がある風習ですね。
「父上! 父上! 父上!」

こう書いていながら
『礼記』のどの部分であり、どのようなことがなされたのか何も書かれていないのですね。
ご参考までに、歴史関連ではありませんがこのリンクを置いておきます。お子さんを失った方へのカウンセリング、ヒーリング関連のサイトのようです。

魂を呼び戻す~魂呼(たまよび)~
(Lana Peace)

ここに

皆、升自東栄、中屋覆危、北面三号。巻衣投於前。司服受之。降自西北栄。
『礼記』葬大記第22

とあります。要は東から屋根に上り、北へ向かって故人の名を三度叫ぶのですね。

そんなドロドロした政争には関わらず、ただ静かに学問で身を立てたいのであろう、とまひろが父の心中を察すると、惟規は、なぜ自分は学問が嫌いなのかとこぼします。
「本当に父上の子なのかな」
頭の良さも色々あり、為時も学問はできても、洞察力はそこまで高くないのかもしれません。

この
「為時も学問はできても、洞察力はそこまで高くないのかもしれません」
とありますが、これが何に対する洞察力であるのかが疑問。要は学問はできても、世間一般の駆け引きに疎いということなのでしょうが、ならばそれをきちんと書いてほしいものです。

そのころ東三条では重い空気に沈んでいました。

「東三条」ではなくて「東三条殿」です。

道長は、父を見ながら、我々をどこに連れて行こうとしているのかと考えています。
我々の行先はどこなのか。生き延びてそれを教えて欲しいと願っています。詮子と東宮も、兼家を見守っている。

道長が、兼家に我々をどこに連れて行きたいのか尋ねるシーンと、詮子や東宮の懐仁(やすひと)親王が兼家を見守るシーンは別々です。これだと、まるで道長と詮子、懐仁親王が一緒にいるかのようです。ちなみに後者の方は、道長ではなく道隆が一緒にいますね。

しかし、藤原道兼が一人残り、いざ兼家の枕元に近寄ると、カッと目を見開く。
倒れ続けていたのは芝居だったということでしょう。そこには何かしら思惑なり、策がありそうで……。

兼家は目を開けてはいますが、そこまで力強く開けているようには見えません。

道兼は、仕事を終えたからとして手伝おうとすると、看病に戻るように為時は気遣います。
「父は私の顔を見るのを嫌がるがゆえによいのだ」
そう言う道兼の腕は痣だらけ。誰かに打たれたようで、その理由を聞くとこう来ました。
「父にやられた」

ここのところですが、兄や弟と違って自分は嫌われている、だから父の看病に戻りたくないと言っているわけで、だからこその
「私の顔を見るのを嫌がる」
ではないかと思うのですが…。しかもなぜ腕にあざがあるのに気づいたのか。それは、為時を手伝おうとして手を差し伸べ、袖の下の腕が見えたからですが、これではちょっとわかりづらいです。
そしてまひろの琵琶。

弦を弾くたびに、母の姿が思い浮かびます。
ここはかなり貴重な場面です。
雅楽の琵琶は他の楽器との合奏が多いため、進化した後世のものとはかなり違います。
中国琵琶や薩摩琵琶は縦に持ち、弦も増え、単独で弾き語りをし、かなりスピード感もあります。
けれども雅楽の琵琶は四弦でかなりゆったりしている。

ここでなぜ雅楽の話になるのでしょうか。
琵琶の話をしたいのなら、別の所でやって貰えませんか。そして「貴重」というのは、母の姿がまひろの脳裏に浮かぶからですか、それとも雅楽の琵琶がゆったりしていて、それがまひろの心情に合っているるからなのですか。

まひろが淡々と答えると、鳥籠から小鳥が出ているのが映ります。
まひろは恩讐という籠から飛び立つ気持ちがあるのかもしれません。籠は右大臣家で、小鳥はまひろの運命でしょうか

あの小鳥ですが、他から飛んできてあの籠に止まり、その後飛び立っています。籠から出て来たわけではありません。

花山天皇の前に藤原道兼がいます。
右大臣の子は去れと追い返そうとし、藤原義懐もそれに続いて道兼が去ってゆくと、藤原為時が言葉を挟みます。
「恐れながら……」

「藤原道兼がいます」
ではなく、道兼は蔵人であり、何かの書を帝へと持って来ていたわけです。

「病に倒れてもお前を殴るのか! 地獄に堕ちるな右大臣は、はははは!」
高笑いする花山天皇ですが、そのころ右大臣兼家は地獄に堕ちるどころか、目を覚ましていました。

兼家はまだ死んでいませんから、地獄に堕ちてはいませんよ。ただ病で道兼が先は暗いと言っていたにもかかわらず、そのようではなさそうだというのを、ああいう形で示しているわけでしょう。

中国の人とこんなことを話していまして。
「なんだかんだで東洋人同士わかりあえるもんってあるよね。餡子はおいしいとか。でも、西洋の人って甘い豆は気持ち悪いっていうんだよね。豆はしょっぱくないとおかしいと思っちゃうって」
「いやー、感覚がもう違うんだな。餡子なんて当たり前だ! あと諸葛孔明は賢いとか。いちいち説明するの面倒じゃない? でもお互いわかるでしょ。そういえば日本では諸葛孔明みたいな存在っている? すごく賢くてなんでもできる人」
日本の軍師といえば黒田官兵衛あたりでしょうか。
しかし諸葛孔明とは違う。

「軍師」の定義そのものが中華帝国と日本では恐らく異なりますし、日本の軍師(正しくは大名の軍事面での参謀)と言えば山本勘助や竹中半兵衛も含まれますが。
そして武者さんの常として、必ず中国だから東洋だから分かり合えると言いだげですが、無論かの国と日本とで、解釈や発想が異なることもかなりあります。そういうのには触れないのですか。

あと阿部晴明関連で、

安倍晴明は、呪術で色々なことを実現したのではなく、抜群の観察眼、人身掌握術で全ての駒を動かした。
兼家とのやりとりが面白いというのは、相手の心の動きを見て、手玉に取ることが楽しくてたまらないのでしょう。

といったことが書かれています。
しかしそれよりも、公式サイトのこの記事の方がわかりやすいです、はっきり言って。ということで、こちらを置いていおきます。

をしへて! 倉本一宏さん ~伝説の陰陽師・安倍晴明は、実際にはどのような人?
(『光る君へ』公式サイト)

武者さん、今年の時代考証の方はどのように思っているのでしょうか。昨年の平山氏に対してはひどかったですね。

あと道兼関連ですが、

痣をつけるほど手の込んだ策を用いて、いよいよ歴史的な事件へと話が動いてゆきます。

まだ、「手の込んだ策を用いて」と決まったわけではありません。現天皇を退位させるために、恐らくそうしているのかも知れないというのが、今の段階でしょう。

で、その後魚玄機の『打毬作』が紹介されていますが、

「不辞宛転長随手(宛転(えんてん)して 長く手に随(したが)うを辞せず)」
「リフティングするみたいに動かしながらならいいけど、ずっと持ったままではダメね」
などとあります。
この場合は
「毬を転がしながら、長く自分の手元に置くのは構わないけど」
の意味ではないでしょうか。
第一サッカーでもないのに、なぜ「リフティング」なる言葉が出てくるのでしょうか。

そしてこちらも魚玄機の詩で、女性は進士になれないということで、

自恨羅衣掩詩句
自ら羅衣の詩句を掩(まと)うを恨む
どうして私は絹の薄い衣を着ている女なのだろう?

とだけあるのですが、ここも
「恨めしいのは、この身が薄絹の衣をまとう女であること。いくら詩の才能があっても、何もできない」
ではないでしょうか。

まひろは弟よりずっと賢いにもかかわらず、女ゆえに大学すら行けないことが悔しい。
そこまで踏み込んだこのドラマは、大きな意義があります。
『SHOGUN』を引っ提げてきた真田広之さんは、日本の時代劇がアップデートされていかないことに対し苦言を呈していました。

このまひろですが、大学(寮)に行く行かないより、自分は何かしなければと思っているものの、弟のように大学に行くという明確な目的がないため、もやもやした思いを抱えているようには見えますが。

あと真田さん関連、裏付けとなる記事をお願いします。

そしてその後、『ARRA.DOT』の記事関連で、

朝ドラと一括りにされていますが、あれだけ作品数が多く、作風も個々に大きく異なるのに、一体どういうことなのかと疑問を感じてしまいます。

「作風も個々に大きく異なる」
それぞれの作風をすべて客観的に評価しているのなら、それは正しいと思います。
しかし嫌いな朝ドラは大河同様駄作と決めつけ、ストーリーを改変してでも叩くような武者さんに、このようなことを言ってほしくありません。

現在、映像作品の好みを振り分けるアルゴリズムでは、性差を外すことも増えているとされます。
「女の子ならかっこいい男にキュンキュンする!」
こういう決めつけは、有害なこともあるでしょう。

それの男女を入れ替えた表現を、『どうする家康』コラムで嬉々として使っていたのはほかならぬ武者さんです。これもまたセクハラと言っていいかもしれません。また女性キャラへの誹謗とも言える表現もひどいものでした。もうそれはお忘れですか。

その後の『日刊ゲンダイ』記事では、これまたいつものように、まあ昭和平成オヤジ叩きというべきものでしょうが、どう見ても
「オヤジの見方はダメなの!でも私の見方は正しいの!」
このように見えてしまうのですが、こういう姿勢は如何なものでしょうか。
そして日刊ゲンダイなら、昨年貴方は散々大河叩きにリンクを引っ張って来ていたと思います。それももうお忘れですか。ちゃんとスクショ取ってあるのですけど。

そしてデイリー新潮の記事、こちらは武者さん好みの
「【光る君へ】同じ創作でも『どうする家康』との決定的な違いとは」
なるタイトル。ただ記事を見て思うのですが、この著者の『どうする家康』評として

彼女と家康はある時期からまったく同居していないことなどから、不仲であったのはまちがいないとされているが、ドラマでは築山殿の死まで夫婦は仲睦まじかったとして描かれた。

さらには、史実では敵の武田と通じていたのがほぼ確実な築山殿に、隣国同士で足りないものを補填し合い、武力ではなく慈愛の心で結びつけば戦争は起きない、という話を語らせ、それが家康や家臣に大きな影響をあたえたように描かれた。

家康は築山殿に「私たちはなぜ戦をするのでありましょう?」と聞かれ「考えたこともない」と答えたが、この時代、いっぱしの大名が戦をする意味を考えたことがなければ、たちまち滅ぼされただろう。

と書かれています。
まず「不仲であったのは間違いない」というのがあやふやですし、瀬名が「武田と通じていた」のは昨年も同じでした。要はその通じ方の違いでしょう。また瀬名の発想は、父の主君である今川義元の発想に通じるものがあり、それを踏まえたとも取れます。
あと「考えたこともない」、これは「わしが生まれた時からこの世は戦だらけじゃ、考えたこともない」です。そしてその後
「戦をするのは貧しいからじゃ、民が飢えれば隣国より奪うほかない。奪われれば、奪い返すほかない」
と言ってもいますね。

あと

築山殿のような発想が生まれる余地はなく、よしんば生まれても、それに大名や家臣が賛同することなど、ありえなかった。

昨年、「どうする家康」が「史実を尊重していない」と書いて、「ドラマはフィクションなのに、それを史実との整合性で評価するのはまちがいだ」というお叱りをいただいた。しかし、私がいいたかったのは、エピソードが史実と異なるかどうかではない。時代状況を無視し、同時の常識とは正反対の考え方を描けば、その時代に対する誤解を生む、ということだった。

ともありますが、家臣たちも当初は反対しています。
あと
「時代状況を無視し、同時の常識とは正反対の考え方を描けば誤解を生む」
どのように時代状況を無視し、どのように正反対なのかが少しも説明されていないのですが…。

こういう記事を引っ張ってくる辺り、やはり武者さんらしいなとは思いますが、それにしてもこのコラム、段々と昨年と同じような感じになって来ていますね。作品が好きか嫌いかはともかく、最後の方は漢籍と自説補強、そしてジェンダー論。これで「大河コラム」として報酬を貰っているのなら、ちょっと問題ではないでしょうか。

それから、華流ドラマ『花の告発』なる作品の見どころについて書かれていますが、PR記事ならはっきりそうと書いてください。

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[ 2024/02/29 02:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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