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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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『光る君へ』第7回に関する『武将ジャパン』大河コラムについて-2

第7回に関する『武将ジャパン』大河コラムについてその2です。

まず、このコラムの冒頭の部分が訂正されています。
サムネを貼っておきます。こちらが修正前です。

武将ジャパン第7回修正前

そしてこのようになっています。

武将ジャパン第7回修正分

花山天皇が、遺体に近づけなかった点に言及しているのはいいのですが、「なぜ」近づけなかったのかがありません。言うまでもなく、この当時「死は汚れ」だったからであり、昨年の終わりの方で武者さんは、やけに(『どうする家康』が)汚れだ何だと持ち出していたはずなのですが、肝心な時に、この当時の人々が考える「汚れ」について書かないのですね。

あと
「亡骸に抱きつく」
より
「亡骸に取りすがる」
などとした方がいいのではないかと。

藤原道長が、馬で街を歩いています。

この「馬で街を歩いています」も何だかなあと思います。
せめて「馬の背に揺られている」とか、「馬を進ませている」とでもしてほしいです。

それぐらい当時の恋文の遅延は命懸けのうえ、従者がアクシデントでなくすこともあったのだから、なかなか恐ろしいものです。現代人の既読スルーどころじゃない破壊力かもしれない。
それをおずおずと切り出した百舌彦はどれほど緊張していたことか。

その当時、恋文にかかわらず文が届かないというのは、情報の遮断を意味していました。
(これよりも後の関ヶ原の戦いの前に、直江兼続への西軍サイドの文が届かなくなり、情報収集ができなくなったという話もあります)
仮に既読スルーされたところで、他に選択肢のある今と同列には論じられないのではないかと、

笑わせようと思ってここまで火力が高い話を考えてしまうとは。もしかしたらこの件は、祟りに怯えている兼家が怒り狂ったためでは?ということも想像できますね。
道長はけろりと、俺たちを笑いものにする散楽なら見たかったと言います。

例の、東三条殿の武者たちがけしからんと押しかけた散楽ですが、この時道長は逃れた先で、自分が考えたと言うまひろにまず
「俺たちを笑いものにする散楽を(お前が考えたの)か」
と言い、その後自分も見たかったと言っています。道長のセリフが建前と本音とも言うべき二段階構成であることは、きちんと書いておいてください。

いとも「もう昔のような苦しい暮らしは嫌だ」として、くどくど訴えてきます。
いくらなんでも、厚かましいようにも思えますが、この邸には妻もいないし、為時にとっては妻のような存在なのかもしれません。

まずいとの服装ですが、下働きの女性と違って袿を着ています。
そしてこの前の回で、乙丸がまひろへの手紙を、いとに渡さず直接まひろに渡してしまっていること、その時、惟規様の乳母だからと乙丸が言っている件などからして、使用人の中でも身分が高いことが窺えます。妻というか、一家の主婦、使用人の長のような存在なのでしょう。

来るか来ないか、迷っていたまひろは遅れてやってきました。「漢詩の会」といい、今回といい、一人だけ地味な服装です。

左大臣家の集まりにも同じことが言えます。まひろだけ絹を着ていないからですね。他の姫君たち、さらにはききょうも絹を着ている中で、彼女のあのいでたちは、如何にも身分違いといった印象をも与えてしまいます。さらには、彼女だけ髪をそのまま垂らさず、部分的にまとめていますね。

なんでも紀元前6世紀、ペルシャが発祥とされる競技であり、イギリスのポロよりも何百年も早いとか。
起源は諸説あるようですが、日本の場合は唐由来とされます。
『三国志』の時代、地球は寒冷化していました。
寒さに追われるようにして中国北部へ騎馬民族が入り込んできて、文化を変えていった時代。
魏晋南北朝という長い乱世を経て、中国には北から訪れた異文化が根付きました。
そんな騎馬民族の風習を感じさせる競技です。

最初の行は、ドラマの中でナレで紹介されたものですね。
で騎馬民族云々ですが、それはともかく、この競技がどのようにして行われるのかが何も書かれていません。昨日も貼りましたが、公式サイトのこのコラムをもう一度貼っておきます。

をしへて! 佐多芳彦さん ~平安貴族が楽しんだ打毬ってどんな競技?
(『光る君へ』公式サイト)

紀元前6世紀のペルシャを起源とし、馬上で行うものと徒歩で行なうものの2種があって前者はポロ、後者はホッケーのようなイメージです。例えば白と赤とか、青と緑というような2つのチームに分かれて競い合うんですね。人数に決まりはないようで、ドラマでは1チーム4人で行っていますが、もっと大人数で行うこともありました。

「光る君へ」では打毬を楽しんでいた貴族の多くは武官、または、その経験者であろうと想定し、今回は近衛府(このえふ)の色の使い方を参考にしています。左近衛(さこのえ)が「青」、右近衛(うこのえ)が「緑」というような色分けがそもそもあるんですね。視聴者のみなさんに、2チームに分かれていることが一目で伝わるようにしたいという意図もありました。道長たちが着ているのは、水干(すいかん)になります。そして、馬が走るときにはね上げる泥を防ぐための行縢(むかばき)を身に付けています。

そして、ここで佐多氏のコメントにある「徒歩で行うもの」ですが、「毬杖(ぎっちょう)」のことでしょうか。これに関しては、『炎立つ』で見たことがあります。

炎立つ毬杖1
『炎立つ』より

小道具やロケも大変でしょう。ストーリーの中に「打毱を出す」と決めたことがどれだけ大変だったことか。
このドラマには、その効果が十分にあります。
カメラも良いものを使っていて、ともかく圧巻の美しさと爽快感があります。見ていてよかった。

「小道具やロケも大変でしょう」
恐らくスポーツがメインの『いだてん』なども、かなり大変だったのではないかと思うのですが、それに関しては嫌いなせいか何も書かないのですね。

実際スポーツや競技を入れるのは、通常の収録とは異なるものがあるでしょう。大河ではないけれど、日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』のラグビーのシーンなども大変だったようです。余談ながら、間接的に知っている方が、観客のエキストラで収録に参加した由。

それと
「カメラも良いものを使っていて、ともかく圧巻の美しさと爽快感があります」
その「良いもの」とは具体的にどのようなところが「良い」のですか?この間、道長の筆が高級品といったことを書き、また詮子の硯に関しても同じようなことを書いていましたが、どこがどのように良いのかを書かないと説得力不足、あるいは好きな大河だから褒めまくっているようにしか取れません。

これぞ平安ロッカールームトーク――なんて地獄みがあるのだ!
「ロッカールームトーク」は、トランプの発言で有名になりました。
「男の子同士が、更衣室で、やらかすような話で、深い意味ないヨ〜^ ^」
こういう話ですが、そんな言い訳は通じませんよ。
◆ トランプ、性的発言を「更衣室トーク」→スポーツ界で炎上加速(→link)
結局、あの打毱も、この下劣トークの前振りかと思うとおそろしいものを感じさせます。
しかも、ちゃんと当時の価値観を反映させながら、その上で、当事者は胸が傷ついてズタズタになったことを描いてくる。これぞ匠の技でしょう。

このトランプ氏の記事は2016年のですね。
そして好きな大河、それもイケメンな俳優さんが出ているからこう書いている感もあります。これが嫌いな大河なら武者さん散々に叩くでしょうね。
『どうする家康』のコラムで、こんなことを書いていたのを思い出しました。

このドラマの作り手にとって、女はどんな存在なのか?
・エロいことをさせてくれる
・自慢できるトロフィー
・小馬鹿にするBBA枠、実母だろうがうぜえw
・自分のモテモテファンタジーを満たしてくれる喜び組
・出てきたと思ったら死ぬ話題稼ぎ女、いわゆる「冷蔵庫の女」
・なんでも肯定してくれる便利な存在、いわゆる「マニックピクシードリームガール」

嫌いな大河であれば、ちやはは「冷蔵庫の女」であり、公任や斉信に取っての女は
「自分のモテモテファンタジーを満たしてくれる喜び組」
などと書きそうな気がするのですよね。

そうそう、斉信のストーキングのせいで、ききょうは元夫と絶縁するんですよね。

ここでなぜかききょうの話。ここでは省きますが、結局武者さんは、こういう色恋沙汰が好きなのだなと思います。だからこそ、上記のような↑ことを平気で書けるのでしょう。

前回の予告で、藤原公任の脱ぐ姿が映った時、これぞ女性向け大河だと言わんばかりの反応がありました。
しかし、そんな脱ぐ公任を見て、まだときめいていられるかどうか。
ゲストークが全力で炸裂ではないですか。
相対的に素朴な『鎌倉殿の13人』坂東武者がマシに思える日がくるなんて……。
ただ、このゲスさは前振りだと思いたい。

家康の浴室でのシーンは叩く、公任の裸には心ときめく。わかりすいと言いますか。
ゲストークだ何だと言うより、こういうことを平気でというか、嬉しそうに書く武者さんが、言っては何ですがかなりゲスに見えて仕方ありません。
そして『鎌倉殿』坂東武者が素朴なら、この場合比較にはならないでしょう。坂東武者もそこそこゲスだったが、平安の貴公子たちはそれを上回る、こういう感じで持って来ないと。

この点でいけば今年の大河ドラマ『光る君へ』は、とてつもなく高い可能性があるようです。
既に町田啓太さんは、中国語圏のファンからロックオンされています。
「日本からえらい時代劇美男が出てきたな!」と注目を集めているようなのです。

これですが、この間のたけたけさんのnote記事を見て、私も「町田啓太 中国 美男子 検索」でググってみたのですが、やはり『チェリまほ』が出て来ます。確かに町田さんは人気があるのでしょうが、大河でなく別のドラマで出て来るのですけど。

そして前回の「漢詩の会」で盛り上がったようです。
「貴公子たち、こんなに漢詩が好きなんだ!」
行成の筆の持ち方が素敵。
漢詩チョイスがいい。
公任の漢詩は自作なんだ。
白居易が好きなのだな!
と前のめりになりつつ、ざわついています。

「前のめりになりつつ、ざわついています」
その裏付けを見せて貰えないでしょうか。

そして
「行成の筆の持ち方が素敵。
漢詩チョイスがいい。
公任の漢詩は自作なんだ。
白居易が好きなのだな!」
こういうの、武者さん自身が好きなことでしょうーーまだ筆の持ち方にこだわっていますが。あと白居易(楽天)と李白を間違えていましたね。

今年の大河は、しっかりとアジアの熱気を掴みにいく、したたかさ、賢さがあり、緻密な作りをしています。
日本留学している方が緻密な考察をしていることもあり、こちらも身が引き締まります。
今年の大河は海外からも熱い目線が送られています。視聴率では見えてこない大きな反応を感じます。

「緻密な作り」というのは、基本的にどの大河でも変わらないと思います。ただその方向性や描写方法に、賛否両論があるわけです。そしてアジアの熱気と言うより、まずメインとなる日本人視聴者層がどのように思うかではないでしょうか。

さらに
「日本留学している方が緻密な考察をしていることもあり」
「海外からも熱い目線が送られています」
ならばその裏付けをお願いします。これだけだと、武者さんの希望的観測だと言われても仕方ありません。取りあえず、『チェリまほ』がアジアで評判なのはわかりましたが。

「視聴率では見えてこない大きな反応を感じます」
最初の方で、今年の視聴率に関しては諦めるようなことを言っていませんでしたっけ。なのにやはりリアタイ視聴率を気にしているようですね。他にも配信とか録画とか、そういう視聴手段もあるのにそれは無視ですか。

藤原公任も大好きであろう『貞観政要』から。
太宗、嘗て侍臣に謂(い)いて曰く、
夫れ銅を以て鏡と為せば、以て衣冠を正す可し。
古を以て鏡と為せば、以て興替を知る可し。
人を以て鏡と為せば、以て得失を明かにす可し。
朕常に此の三鏡を保ち、以て己が過を防ぐ。
太宗が家臣に言った。
「銅を鏡とすれば、身だしなみを整えられる。
歴史を鏡とすれば、天下興亡がわかる。
人を鏡とすれば、長所短所がわかるのだ。
私は常に三つの鏡で、身を正し、過ちを防ぐこととする」
『貞観政要』

この人を以て鏡と為せばですが、長所短所よりも、その人物を手本として、あるいはその人物の諫言によって、自分が正しいことをしているか否かがわかる、そういう意味ではないでしょうか。そして第2の古、つまり歴史を鏡とするのは、歴史に学べということですね。

そしてこの後またクドカン叩き、そして『どうする家康』叩きなので、この最後の部分だけ次に回します。こういうの、本当に蛇足ですね。

飲み物-琥珀のエール
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[ 2024/02/22 02:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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