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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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『光る君へ』第7回「おかしきことこそ」あらすじと感想-1

第7回前半部分です。


帝(花山天皇)が唯一心から愛した女御、忯子が身ごもっていた子と共に世を去る。その当時、死は穢れとされており、帝をはじめ貴族たちは遺体に近づくことができなかった。そしてまひろは館で夜空を見ながら、道長から遠ざかるために何かをしなかればと考えていた。空には、雲がかかった上限の月が出ていた。

その頃盗賊の一団が、盗んで来た衣をとある場所に置き、盗賊の1人が指笛を鳴らした。それを合図に、この辺りに住む者たちが、お天道様のお恵みだと群がって来た。盗賊団の中には直秀もいた。その直秀を射た道長は、人を射たことに呆然としていた。狩で猪や鳥を射たことはあるでしょうと宗近が尋ねる。実際道長は狩りには何度も行っていた。

相手は盗賊、猪や鳥より下と宗近は言い、さらに心の臓を射抜いておれば今頃は死んでいる、お見事でござったとも言う。確かに矢がぶすっと刺さったという手ごたえを道長は感じたが、どうも気が晴れなかった。一方矢を受けた直秀は仲間の手当てを受ける。熱が出始めたため、毒矢ではと疑う者もいたが、直秀はあいつらは貴族、毒矢は使わないと言う。

まひろは「おかしきことこそ」について考えていた。かつて代筆をやっていた店の絵師は、おかしき者にこそ魂は宿ると言い、また直秀は、下々の世界では、おかしきことこそめでたけれと言っていた。その頃安倍晴明は兼家に呼ばれ、詫びることはないのかと訊かれる。腹の子を呪詛するように言ったが、女御様のお命まで奪えとは言っていないと兼家は晴明を責める。

しかし晴明は、腹の子が死すれば皇子の誕生はなくなり、女御様もろとも死すれば帝は政を投げ出されるか、再び女にうつつを抜かされるかで、どちらにしても右大臣様には吉と出る、この国にも吉兆だと述べる。さらに晴明はいずれお分かりになると思うが、自分を侮れば、右大臣様御一族とて危なくなる、政をなすは人、安倍晴明の仕事は政をなす人の命運をも操ると明言する。

それでも兼家はお前の仕事は財のため、前からお見通しだわ、褒美が足りないならそう申せと言って部屋を出るが、そこに道長が来る。兼家は道長の宿直をねぎらい、また盗賊と渡り合ったことで、頼もしくなったと褒め、謙遜する道長に人はあやめるな、人の命を操り奪うは卑しき者のすることと、晴明に当てつけるように言う。その道長は部屋から出て来た晴明に、父の非礼を詫びる。

お送りすると言う道長に、私はお父上とのこういうやり取りが楽しくてならないと清明。そして笑みを浮かべ、見送りはいらないと言って須麻流と去って行く。その夜寧子と共に寝ていた兼家は、うなされて目を覚ます。寧子を起こし、自分は院にも帝にも、死んだ女御にも呪われていると怖気づいてすがる兼家を、大丈夫と寧子は励ます。

そして寧子は道綱のことをお願いしますと言う。怖い夢と道綱に何の関係があるのか、訝しむ兼家だが、道綱も殿のお子ですよと寧子。そしてまひろは盗賊たち、散楽一座に会いに行き、直秀のケガを目にしてどうしたのかと尋ねる。猿だって木から落ちるんだと言う直秀に、それでしょげているのねとまひろ。そして、笑える話を考えて来たから聞いてくれと言う。

誰も頼んでないと言う直秀だが、まひろは狐に騙される猿たちの話をする。その話とは次のようなものだった。
右大臣家の一族は猿の顔をしており、神のふりをしている狐に福をくれとすり寄る。彼らは早速それを芝居にし、辻での散楽で披露される。福のためなら何でもやる猿たちは、狐に馬糞を頭に乗せるように命じられる、唐の国では、頭に乗せると皇帝にも劣らぬ力を得るといわれる、運が上がるぞと狐。

見物人たちはそれを面白がり、直秀もまひろの方を向いて笑う。芝居は尚も続き、猿たちは狐に翻弄されてしまうのであった。そしてその頃帝の側近藤原義懐は陣定(朝議のひとつの形式。大臣以下の公卿、四位の参議以上の議政官による重要な政務の審議のこと)に行き、為時と2人だけになった帝は脇息にもたれ、為時に足をさするように命じる。この前に帝は、何かを義懐に任せていた。

玉体に触れることをためらう為時に、朕が許すと帝。しかしためらいがちな為時を見てもうよいと帝は言い、義懐が嫌いだろと尋ねる。嫌いではないが、何もかも義懐に任せることに異を唱える為時に、信用できるのはお前とあいつしかいない、他は皆右大臣家つながりだと帝は言う。自分を追い払えば右大臣兼家の孫(懐仁親王)が即位し、兼家が摂政になる、自分が兼家でもそうすると帝は不満そうだった。

帝は忯子とて兼家が呪詛したのやも知れぬとも言うが、為時は懐仁親王がまだ幼く、現時点での即位を望んでいるとは思えないと答える。また為時は、帝のお気持ちや皆が望むことを、兼家は義懐よりもずっと理解していると述べるが、やはり義懐が嫌いなんだと帝は不機嫌で、今はもう亡き忯子に会いたがる。そして陣定では、左大臣雅信が、帝が忯子に皇后の称号を贈りたいと仰せであると出席者一同に知らせる。

帝が義懐に任せたのはこの件だった。下位の者から順に意見を述べよと雅信は言うが、先例のないことを理由に反対される、帝の母君懐(ちか)子様にも皇太后が贈られたと義懐は言うが、藤原佐理はそれは皇太后様のことであると牽制する。しかし義懐は、円融院の后遵子様は中宮、ただいま皇后の座には誰もおられないと、忯子に皇后を贈ることを正当化しようとする。

義懐は忯子の父で、大納言の為光にも意見を求めるが、為光は、意見は下位の者から順番に宣べるものといなす。そして為光を含む多くの者からありえない、難しいという意見が出、やがて兼家の番になる。兼家はこう答える。
「先例が見つかれば、よろしいかと」

藤原実資は庭で蹴鞠をしながら、妻の桐子に話しかけていた。帝はいよいよおかしい、昨年蔵人頭になった義懐を重用し、いきなり参議にしている。自分は先の帝の時より蔵人頭で、そんな自分を追い越して参議になるなど、あってはならぬと。桐子は、連日のこの夫の愚痴にうんざりしていた。それでも実資は、参議枠はいっぱいだったのに、帝がそれを増やして義懐を入れたことが面白くなかった。

実資はさらに言う。帝だけではなく、義懐が参議になった時の除目に、異を唱えなかった右大臣もおかしいと。実資は兼家を好きではないが、言うべきことはきっぱり言う筋の通った人物なのに、こたびはどうしたと憤る。双六に夢中な桐子は、それは自分に言うのではなく、日記に書きなさい、もう聞き飽きたと夫を諭すが、実資にしてみれば、書くだけの価値もないことだった。

義懐に不満を持っているのは、右大臣家でも同じだった。道兼は義懐が、兄道隆を飛び越えて参議になったことに不満を洩らすが、道隆は意に介しておらず、いずれ父兼家の時代が来ると見ていた。それは即ち自分たちの世でもあった。そして道隆は、父に無理をさせられている道兼を気遣う。道隆曰く、お前は気が回る、その分父上にいいように使われる、そうではないかと。

道隆は道兼に酒を注いでやり、こう言う。
「わしは分かっておるゆえ、お前を置いてはゆかぬ」
道兼は兄の言葉に涙し、そこに現れた貴子は何も言わず下がって行く。


忯子が世を去ります。喪失感に襲われる帝(花山天皇)。その帝に付き従う者は非常に限られており、とりわけ藤原義懐が幅を利かせていました。その義懐に帝はあることを任せます。それは、忯子に皇后を贈りたいというものでした。この当時、帝の后であるからと言って、必ずしも皇后とは限らなかったわけで、円融天皇の后遵子でさえ中宮でした。しかし義懐の努力も空しく、陣定では多くの反対が出ます。

その中で1人、賛成はしないが反対もしない人物がいました。それが兼家です。「先例が見つかれば」よろしいと兼家は言ったわけで、つまり表立って反対はしませんよというのを、言外ににおわせています。兼家流の処世術と取れます。一方実資は、義懐が自分より先に参議になったのが面白くありません。これはつまり、義懐を重用する帝もおかしいと考える実資ですが、同じような愚痴を聞かされる妻の桐子はうんざりしています。

義懐もさることながら、この人物が参議となった時の除目に異を唱えない兼家もおかしいと実資。これも兼家なりの深謀遠慮があってのことでしょうか。そして兼家の息子、道兼も兄道隆より義懐の参議就任が早いのをぼやいています。ただ道隆は、自分たちの時代が来ると確信を持っているようです。ともあれ帝が、強引に義懐を参議にしてしまったことが、波紋を広げつつあるのは間違いないようです。

一方でまひろ。笑える話を考えて来て、今度は使って貰えました。しかし散楽一座は、貧しい者たちに盗品を恵む義賊でもあり、直秀は道長から矢を射られてしまいます。この傷により発熱してしまいますが、この時代戦国期のような金創も恐らくなかった頃で、傷による破傷風などで命を落とす人も多かったでしょう。幸い直秀は助かったようですが、仲間は毒矢ではないかと疑っていました。

日本では毒として附子(トリカブト)が使われていたようですが、しかし道長のような武官がそれを使う可能性は低いでしょう。その彼が宿直明けに戻って来て、自邸に来ていた安倍晴明と出くわします。腹の子を呪詛しろと言ったが、女御を殺せとは言っていないと兼家に言われるものの、この晴明もなかなかやり手で、寧ろこのやり取りを楽しんでいるようです。そして呪詛を命じた兼家、うなされて寧子になだめられます。やはり彼も人の子ですね。


飲み物-グラスに入ったビール
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[ 2024/02/19 05:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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