fc2ブログ

ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  大河ドラマ >  第6回『光る君へ』武将ジャパンコラムに関するnote記事

第6回『光る君へ』武将ジャパンコラムに関するnote記事

今週もたけたけさんのnote記事からいくつかご紹介します。様々なシーンの説明や考察が綴られていますが、今回は如何にも武者さん的な物の見方、そして、漢詩関連が中心となっています。

またいつものように、ダークブルーの箇所が、武者さんのコラムからの引用部分です。


大河コラムについて思ふ事~『光る君へ』第6回~

ここでのまひろも、あくまで一族のためならば手を汚すと言い切っている。
進歩したヒロインなのです。
つまらないドラマは、登場人物たちの好感度を上げることだけを意識し、泥を被らないよう無茶苦茶な設定にしてしまうことがあります。

ここでたけたけさんは、まひろが
「これからは今よりも覚悟を持って左大臣家の倫子さまと仲良くなり、源との繋がりを深めます」
と言っているのであり、「一族のためならば手を汚す」とは言っていないと書いています。またまひろが父の出世や家の安堵のために、有力貴族の周囲に目を配ってつながりを持つこと、また倫子のように、政治的なものも絡む家の事情を理解して、入内や結婚などを視野に入れて立ち回るのは「手を汚す」ことではないこと、どちらも父親が娘の気持ちを気遣っていることに触れています。

武者さんが、進歩したヒロインと言いたがる場合、自分の好きなキャラに引き寄せたい狙いがあるのではないかと思います。そのためこのシーンのみに限らず、やけに拡大解釈する傾向があるように見えますね。それと「登場人物の好感度を上げる」だけでは、ドラマは作れないと思いますが。

源雅信は宇多天皇の血筋であるし、立派な屋敷もある。
富も血統も心配はない――一挙両得だと、自分の都合でばかり勧めてきます。

これに関しては、自分の都合でばかりではなく、倫子の年齢や道長が三男であることなどで、右大臣家と左大臣家双方の駆け引きがあったのではと書かれています。また宇多天皇の血を引くことは、誇れるものであったこと、さらにこの宇多源氏には『鎌倉殿の13人』に登場した源仲章や、『太平記』の佐々木道誉がいることに付け加えられています。

しかし
「自分の都合でばかり勧める」
おじさんたちが勝手に決めて、その気のない娘たちに押し付けるという構図を、武者さんは想像しているのでしょうか。それにしても、一昨年あれだけ書いていたのに、今回は正に宇多源氏である源仲章について、何も書かれていませんね。

そして左大臣家に於けるまひろに絡めて、

わかります……あるある現象ですね。
私は普段は極力、大河ドラマの話をすることを避けます。
しかし、どうしてもそういう流れになったときに、言わないでもいい蘊蓄を語ると、相手がサーッと引いていく。
もっと知りたい、興味を持たないかな?と思って話をふると、「私は別にそういうオタク語りまでは求めてないんで」とドアを閉められる瞬間があるのです。
そのときフフフと笑いつつ話を逸さなければならなくて……。
大多数に受け入れられる話題って、美男美女に萌えるとか推しとか、あるいは恋バナとか、戦国武将のちょっといい話とか悪い話とか。
スナック感覚でつまめる軽い話題であって、ヘビーな話はむしろ鬱陶しがられるんですよね。

などとありますが、これに関するたけたけさんの意見は以下の通りです。

どや顔で漢籍マウントを取り、他人を見下すような発言をする
勝手な思い込みと私怨に基づいた他責意識と被害妄想を拗らせる
所構わず自身の不快をまき散らし価値観を押し付ける
文春を論拠とし一切論拠を示さず無関係の企業や制作スタッフ、俳優及びそのファンに対する誹謗中傷を繰り返す
気に入らない別の作品の事を蒸し返し、『わたしのかんがえたさいきょうのれきし、わたしのかんがえたさいきょうのたいがドラマ』を忠実にする事が正義の様に誘導する

と指摘し、そういうど他人への配慮の無さが目に余るから、人が離れていくのだと思いますとあります。
実際そうだと思わざるを得ません。この4番目は、昨年特にエスカレートした感があります。「大河コラム」のはずなのに、最後の方の2ページ近くがキャストやスタッフの誹謗中傷に使われていたと思います。

でも漢字の知識も、文学トークもぬるい。どう考えても誤読している意見が通るし、レベルが低いんだな。
いちいちそういうのに対して手加減するのも嫌になる。
弟相手なら「こんなこともわからないの?」「書くらい読みなさいよ」と容赦なく言えるけど、姫君にはそれもできない。
だいたい、歌がうまくなりたいなら恋をするよりも、学んでこそでしょうよ!
なのになぜなの、なぜ……というドツボに陥っているのでしょう。
先天性のズレを抱えているまひろは、この先ずっと「生きることが苦手だな」と嘆きながら人生が続いていく。
ハァー……めんどくさい主人公ですね。そこが好きです。

これについてはまず、
「ここでもまた『面倒臭い』主人公ですか」
とあります。少し前に、まひろのキャラについて「面倒臭い」を散々繰り返していた武者さんが、またこの表現を持ち出していますね。
そして
「文学トークもぬるい。どう考えても誤読している意見が通るし、レベルが低い」
「いちいちそういうのに対して手加減するのも嫌になる」は、まひろがそう思っているのではなく、姫君たちや倫子を見下して侮辱する武者さん自身の言葉であることに触れられています。また勉学の意欲があまりない弟の惟規に、学問を好きすぎる姉上が気持ち悪いと言われ、「漢詩や和歌や物語が好きなだけだ、賢い部分を全部取って行ったわけではない」と言っただけであることもちゃんと書かれています。

つまり
「レベルが低くて手加減するの嫌になる」
「こんなこともわからないの?」「書くらい読みなさいよ」
は武者さんがまひろに対してそう言ってほしい(無論実際はこういうセリフはありません)だけではないでしょうか。当のまひろは、別に姫君や惟規を馬鹿にしているわけではないでしょう。

本作に対するアンチな意見として、「テーマがない」とか「何を言いたいのかわからない」という趣旨のものを見かけます。
そうした意見を出す人はどういうタイプの人なのか?
まひろみたいなモヤモヤを抱えていない、かつ偏見のある人には通じないことはありえるでしょう。

こちらも、
「まひろみたいなモヤモヤを抱えていない、かつ偏見のある人には通じないことはありえるでしょう。女性の苦労を全くわかっていない人には、そのことを訴えても通らない」と、さも女性の味方のような意見を言うのは構わないとまずあります。
しかし嫌いな作品に出てくる女性には『フェチシズム、ムフフ要素、サービス狙い』などと性的な目で見たり、女性ファンが興味を持ち始めたところで『害悪ファンダム』と罵倒したり、『女はこういう女が嫌いだから』と論拠もなしに原因を女性のせいにするのはセクハラ発言であり偏見である、それをやめては如何かとありますね。

別に偏見はよくないと言うのはいいのですが、特定の作品の登場人物、あるいは女性キャラに対して、上記のような中傷とも取れる言葉を投げつけるのは、武者さん自身の偏見に他なりません。そしてこのフェチシズム云々は。『どうする家康』で子供を背負った瀬名に対して言われたもののようです。あとこの「ムフフ」も武者さんは好きですね。

まひろは、なんというか、かわいくなくていいですね。
いや、とてもかわいらしいところはたくさんあります。
しかし、媚びがない。
わざとらしくキュンキュンして、「父上の晴れ姿が見たいんですぅ」と甘ったるく言うとか、笑顔を見せてもいい。
それをしないところが彼女の個性ですね。

武者さんが「『面倒臭い』とか『かわいくなくていい』」と書くのに対し、
「私が好きな女としての振る舞いをしているか否か」でしか評価できないのですかと、かなり突っ込んだ書き方になっています。またこれは、私も感じていることなのですが、
「他の女性に対してはその様な見方していない様ですが、実はまひろさんの様なタイプが嫌いで『わざとらしくキュンキュンして、甘ったるくセリフを言って媚を売るような女なら叩けるのに』と思ってませんか」
ともあります。まして晴れ姿を見たいと言うのは「父親の晴れ姿」なのに、媚びる必要もないでしょうとも。

武者さんは、まひろの言動に対して褒めているのか、それともけなしているのかわからなくなることがあります。わざわざ
「わざとらしくキュンキュンして」
などと書くのは、実際はまひろがそういうキャラであってほしいのではないか、そうすれば彼女だけでなく、場合によってはこの作品も叩けるからではないか、そう取られても仕方ないでしょう。

東洋文学における酒は、ウェーイと楽しく気晴らしのために飲むだけのものでもありません。
当時はまだ貴重でもあるし、憂いを解くためのものでもある。
酒に託して精神の高揚を詠い上げてこそ。

漢詩の会が始まって「酒」という題が出されたこと、漢詩では酒を取り上げたものがたくさんあり、中国唐代の李白、杜甫、白楽天も大酒飲みだったと言われていること、さらには主催者藤原道隆は無類の酒好きであることなどから、第1回漢詩大会は道隆の意向も盛り込んでいたのではないかとありますね。
尚、李白の『月下独酌』に関するサイトのリンクが貼られています。

『月下独酌』李白 【原文・書き下し文・現代語訳・解説】

それから武者さんは

和歌とは異なり、漢詩の会となれば、「きみたちの政治ビジョンを聞こう!」というニュアンスもありとみてよいでしょう。
さて、皆の選ぶ詩は?

と書き、藤原行成が選んだ詩は李白の『月下独酌』だとあるのですが、たけたけさんによればそうではなく、白居易の『獨酌憶微之』となっています。ちゃんと訂正しましょうともありますね。実際これは『獨酌憶微之』ですが、武者さんあれだけ漢籍がどうのこうのと言っていながら、これはないと思います。

恐らく藤原公任以外は、皆白楽天の詩を選んで自らの詩を作ったという設定のようです。そして、他にも様々なシーンに関する武者さんの文章、それへの反論やそのシーンの説明などが書かれています。

ちょっと余談になります。彼ら中華圏の人ではなく日本人ですが、大伴旅人もまた酒好きな人でした。中でも
「中々に人とあらずは酒壷(さかつぼ)に成りてしかも酒に染みなむ」
という代表作があります。この人は年取ってから大宰帥として筑紫へ赴き、その直後に奥さんを亡くすという経験をしています。中途半端に人間でいるより、いっそ酒壺にでもなりたいものだ、体中に酒がしみ込んでくるだろうしという意味です。一方でこの人は、令和の語源になった梅花の宴を開いています。

大伴旅人:酒の讃歌
(万葉集を読む)※陶淵明の詩についても触れられています。

60代で左遷・愛妻の死…いっそ酒壺になりたいと飲まずにいられなかった大伴旅人の本心

大宰府(天満宮でなく政庁の方ですね)と言えば、藤原兼家も次兄兼通と対立し、兼通は九州に左遷したい、でも相手に罪がないのでできないとも言っています。実はこれはこちらのnote記事でも、別のシーンに関することで言及されています。しかし兼家がもし筑紫に来ていたら、当時の大宰府はどうなっていたかと思わなくもありません。尚、彼の孫に当たる藤原隆家は大宰権帥となっています。

あとこちらも酒好きと言われる道隆ですが、この人はこの10年後に糖尿病により亡くなったと言われています。飲酒も関わっていたのでしょうか。


飲み物-冬のティータイム

スポンサーサイト



[ 2024/02/17 02:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

TopNTagCloud