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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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『光る君へ』第2回に関する『武将ジャパン』大河コラムについて-2

第2回に関する『武将ジャパン』大河コラムについてその2です。尚最近の投稿での、おかしな点や変換ミスをいくつか修正しています。
そして先日書いていなかった分で、気になる点が2つあります。


絵師の家に着くと、急ぎの客である麻彦が待っているとか。彼女は小さな硯で墨を擦ります。
この硯が素朴でいかにも貧しい。
文房四宝と呼ばれる筆・墨・硯・紙のうち、消耗品ではない硯はステータスシンボルの象徴です。この小さな硯と、後で出てくる大きくて立派な硯を比較してみると興味深い。

急ぎの客が麻彦でないことは書きましたが、この小さな硯は携帯用でしょうね。もっと後の時代、江戸時代になると矢立てという携帯用筆記具が登場しますが、それ以前に鎌倉時代頃から、携帯用の小さな硯はありました。それに類するもののようです。そしてまひろは、家ではそこまで立派ではないにせよ、普通の大きさの硯を使っています。
下の画像、向かって左、まひろから見て右にある黒いものがその硯と思われます。

光る君へ硯
『光る君へ』第2回

そして麻彦が思い出の花は夕顔と言うシーン。

二人で見た思い出の花は何か?と問うと、麻彦が夕顔だと答える。
『源氏物語』のオマージュが入っていますね。前回はまひろの小鳥が逃げたことが、雀の子が逃げたと紫の上が走ってきた場面をなぞっていたのだとか。今回は「夕顔」です。

この「夕顔」ですが、ただ単に思い出の花が夕顔と言うだけではなさそうです。自分の前に現れる女性、夕顔の歌の素晴らしさに源氏はほれ込み、通うことになるわけなので、ここで麻彦が、歌を贈るのは自分よりも素晴らしい女性であると言うところに、そのイメージを忍ばせているのではないでしょうか。あと前の回ので紙が高価と書いているわけですが、ならば麻彦が恐らく紙を買えず、板を持ってくるのにも触れてほしいですね。

そして先日の続きです。

二人の姿に目をやれば、烏帽子が透けて見え、髻がわかりますね。本作の男性は、地毛で髻を結っている方もいるとか。

この大河に限らず、
『鎌倉殿の13人』の北条義時役の小栗旬さん
『どうする家康』の豊臣秀吉役のムロツヨシさん
どちらも地毛で髷を結っています。ムロさんの場合、ある程度出世してからはきちんと髷を結っているので、その前の段階、木下藤吉郎や羽柴秀吉の時代に、天然のくせ毛を生かした髪型をしていますね。
あと『龍馬伝』の福山雅治さん、『平清盛』の松山ケンイチさんもそうですし、また女性ですが北川景子さんも、『西郷どん』の篤姫役で地毛を結っていた由。

ここで東洋医学のトリビアでも。
一月のうちに書けてよかった話として「お屠蘇」があります。
日本古来の飲み物とされていますが、『三国志』でもおなじみの名医・華佗が作り上げたとされていて、不老長寿の酒というより要はハーブドリンクです。

「一月のうちに書けてよかった」とありますが、大河が始まってからの1月の月曜日は4回ありますから、そのうちのどれかで書けるような話題かと思いますが、それはともかく。このお屠蘇のルーツについては知っていました、というか、薬局で屠蘇散を配ったりしていないでしょうか。それとこれは「飲み物」やハーブドリンクと言うより、邪気を払うための物ですね。あと
「ハーブを飲むことをありがたがるほど、当時は医学が未発達でした」
はちょっとないかと。縁起物ですから。

「高麗」(こま)とは一体なんなのか?
日本では、王朝が交代しても、そのまま呼び続けることがしばしばあります。しかも範囲が広い。
「高麗」は現在の朝鮮半島を指す概念として、長らく使われてゆきます。
中国は「唐」(から)です。
「高麗」や「唐」は判定が曖昧なので、例えば他国の人や物が、朝鮮半島や中国経由で届けても、そうなってしまったりする。

「王朝が交代しても」とありますが、この時代の朝鮮半島の王朝は高麗です。この場合なぜ「コマ」になるかと言うことなのでしょうが、高句麗のことを「こま」と呼んでいたからという説があります。その高麗は後に朝鮮と改名します。豊臣秀吉が明に攻め入ろうとしたのは「唐(から)入り」ですが、その時は高麗ではなく朝鮮と呼んでおり、日本軍は朝鮮半島で戦いつつ北上して行きました。

しかも、当時から輸入しなければどうにもならないものがありました。
例えば「檳榔毛(びろうげ)」の車。牛車の一種です。この「檳榔毛」とはヤシの葉です。
当然ながら京都近郊にあるはずなく、貿易で取り寄せねばなりません。
何かで代用したらいいんじゃないの?と言いたくなりますが、当時の貴族は慣習を守りたい性質ですので、結構な問題になったとか。

この枇榔(ヤシというか、ヤシの仲間の葉です)ですが、日本国内でも九州や南西諸島、沖縄などは自生地です。古くはあぢまさと呼ばれ、非常に神聖な植物とされました。

枇榔毛がどのくらい取れたのかは定かではありませんが、ある程度の量を収穫できたのであれば、外国から取り寄せる必要はなかったでしょう。というか、枇榔毛をどの国からどのくらい買い付けていたのか、その裏付けとなるものがないでしょうか。

見張りをつけると言われると、まひろは怒ったように反論します。
「縛られても、必ず縄を切ってでも出て行きます! 父上のいうことなぞ私は聞かない!」
面倒臭い。可愛げがない。そんなまひろの魅力全開ですね。
有名な文学者だし、ドラマでは母の死という悲劇も絡んでいます。
けれども根底にある動機は、執筆欲です。
受験勉強をしていようが、趣味も同時進行したい。そんな現代にいる少女にも通じそうな願いがいいですね。
試験の前だろうが好きな本を読んでしまっていた、そんな気持ちを思い出します。

武者さん、第1回からまひろは面倒臭いと書いています。面倒臭いと書くことで、普通の女の子とは違うという意味合いを持たせたいのでしょうが、私はそこまで面倒臭いとは感じません。ただ子供の頃母を目の前で殺されたトラウマ、自分と家族を守るためとは言え嘘をつく父、成長してからは、その父との確執が続くなど、心の中に何かを抱えた少女(と言うか女性)ではあると思います。家にいるともやもやしたものを抱えるけど、あの絵師の家で1人で歌を作っていたら、その気持ちが、心理学でいう昇華という形を取るからではいでしょうか。
実際やりきれない思いや怒りを、小説などの作品として発信するのは、この昇華とみなされています。

こころ診療所吉祥寺駅前様のサイトより。

乙丸が監視につけられるも、まひろは工夫をして突破。出かけて行きます。
しかし為時は絵師にも話をつけていて、その直後に道長がやってきて追い返される。

これ、乙丸が居眠りをしたから、家を抜け出ることができたのでは。日当たりのいい縁先に座っていたら、それはつい眠気もさすでしょう。

そして「MVP」は兼家だそうです。昨年はこのMVPなるものはありませんでしたが、ただ、武者さんの一方的な見方で評価されるのなら、なかった方がよかったかもしれません。

兼家の悪辣さは、家父長制そのものでもある。そこに組み込まれていけば、誰しも染まっていくもの。その様が楽しみです。

この当時は通い婚中心で、まだ家父長制は根付いていません。権力者そのものであるとは言えるかも知れませんが。

為時もまひろも愛読しているに違いない『貞観政要』。この本の要点は、諫言こそが大事だという点にあります。

「愛読しているに違いない」とは何でしょうか。
ちなみに、子孫が大江広元である大江匡房は、これを書き写して一条天皇に進講しています。元が帝王学の書ですからね。無論徳川家康も、藤原惺窩にこれを講義させています。

「魏徴という諫言のプロが、唐太宗に延々と『それはどうでしょう?』とダメ出ししているのです。
ドラマに対しても、諫言が飛び交うファンダムが好ましいと思います」
などとありますが、またファンダムがどうのこうのですか。

そして

全体的に品質が高い本作でも、屏風に弁髪の人が描かれているようなミスはあります。
それ以外にも、三男ではなく、異母兄がいる道長が「三郎」でよいのか?とか。
道兼の殺人はあまりにやりすぎではないか?とか。
そういう批判を共有しあい、話し合う場があるのは非常に健全でしょう。

別に武者さんが好きでない大河でも、こういう意見のやり取りはあったのです。
それがお気に召さなかっただけの話でしょう。
ただ気に入らないからと言って、ファンたちが楽しく意見交換している場所へ、踏み込んでくるような姿勢を取るのは感心しません。
それを言うのなら、『どうする家康』のこの記事のやり取りも似たようなものだと思います。

「どうする家康」官兵衛息子・黒田長政“一の谷形兜”ネット話題!薄型テレビ?ソーラーパネル?「首が…」

インターネット上には「いつ見ても鉄板みたい」「薄型テレビ兜だ!目立つなぁ」「ソーラーパネル兜の存在感よ」「空気抵抗が凄そうな黒田長政の兜w」「首がめり込みそう」「個性派兜博覧会」「誰が誰だか、すぐ分かる兜」などの声が上がった。

こういうやり取りもこれはこれでいいと思いますし、この兜、ひいては黒田長政に関心を持ってくれるといいなと言ったことを私は書いています。しかし、武者さんは叩いていましたね。
「死と隣り合わせである戦国武将の覚悟が表現されているわけですが、それをなぜ『薄型テレビ』などと笑われなければならないのか。あまりにも程度の低いコメントで記事まで作られてしまう幼稚さに情けなくなってきます」
どちらの大河も、ファンが興味関心を持って意見しているのは同じかと思いますが、嫌いな大河の嫌いなファンにはクレームですか。

そして
「本作は公式サイトやSNSの情報発信も行き届いています」
昨年公式のサイトやSNSを見ているようには思えなかった武者さんに、こう言われてもなあと正直思います。
そして「大河に関わる女は皆幸せになれない」とかで、女性脚本家を偏見で語るような意見が散見されるなどとあります。どの大河にも賛否両論はあるかと思いますが、ここでフェミニズム論。こういうの、よそでやってくれませんか。ここ大河について書くコラムのはずですよね。ならば平安時代の習慣や官位官職などを、詳しく説明してほしいのですけど。

◆NHK大河「光る君へ」はイケメンてんこ盛り!吉高由里子じゃ盛り上がらないとNHK仕込み(→link)
論旨をまとめると、「女はイケメンが好きだから投入しとけ!」というものです。

女はバカだからイケメンでしか気が引けないという偏見丸出しで、この記事は早速、吉高さんを貶めていて、より悪質ですとありますが、これ、貴方が昨年散々リンクを貼っていた日刊ゲンダイの記事ですよ。そしてイケメンな俳優さんたちも出ているのは事実だと思います。
それに貴方昨年は、出演者を散々貶めていなかったでしょうか。

そしてこういう記事も貼られています。

そしてこんな分析が出ました。
◆NHK『光る君へ』初回で躓き、マーケティング失敗か 大河最低の視聴率を記録、狙っていた若い女性層が離反(→link)
当然の帰結でしょう。
大河という時点で、はなから若い女性は避けています。
マーケティングの話でもない。ましてや本作だけのせいでもない。
大河という枠そのもの、ひいては日本史周辺までもが、若い女性を蹴散らすようなことをここ10年ほど続けています。

嫌いな大河が大河初回の最低視聴率を記録しようものなら、鬼の首を取ったように喜ぶのでしょうが、好きな大河だと、それは流石にやりませんか。その代わり、「若い女性を蹴散らすような」と武者さんが考えている過去の大河のせいだと決めつけ、そのキャストやスタッフに責任を擦り付けるようです。そういう大河を作っていた人たちに失礼だと思いませんか?
それこそたけたけさんのnote記事にもありましたが、
「『わたしのかんがえたさいきょうの』しか認めな」い武者さんだから、世間一般の感覚を求める方が無理なのでしょうか。そして若い女性を蹴散らすような大河なるもの、要はすべて武者さんが嫌いな大河なのですね。

好き嫌い、合う合わないは当然あると思いますが、武者さんの場合は、自分の理想に沿わなかったからという理由で、気に入らない大河を平気で「蹴散らして」歩いているようなものです。しかしここでは省いてはいますが、これには『平清盛』と『軍師官兵衛』がありませんね。あと、10年ルールはどうなったのでしょう。

でこう書かれています。

要するにここ10年の大河ドラマは、若い女性に対して散々セクハラを働く、おじさん上司のような枠になっていたのです。
「あれ〜? 若い女子ちゃん来ないのカナ? おじさんが歴史を教えてあげるのにな!」
「ですよね〜、ホント、最近の若い子って空気読めないっていうかぁ」
それがどれだけの損失か、考えたほうがよいでしょう。
今年は、そのことを踏まえていると思えます。
大河は今、変革の真っ只中
本作は、十分に意識しているのでしょう。

大河自体は今年だけでなく、ここ何年かずっと変革を目指しているかと思われます。『青天を衝け』以降、それが顕著なようにも感じられますし、それまで大河を観ていた層が、多少離れている感もあるかも知れません。そしてここでは省略していますが、この『青天を衝け』への攻撃がまたひどいです。あと第1回では我慢していたのでしょうが、華流ドラマなども登場して、日本のコンテンツ産業下げがまた始まっています。

そして武者さん上記のようなことを書いていますが、自分が嫌いな大河、自分が嫌いな女性キャラに対しては、このおじさん上司、あるいはそれ以上のことを書いています。
これは『どうする家康』関連コラムの、女性キャラに対する言葉です。ドラマの作り手の責任のように書かれていますが、実際は武者さんがこう受け止めているとしか思えません。実際観た限りでは、およそこのようには見えませんでしたから。

このドラマの作り手にとって、女はどんな存在なのか?
・エロいことをさせてくれる
・自慢できるトロフィー
・小馬鹿にするBBA枠、実母だろうがうぜえw
・自分のモテモテファンタジーを満たしてくれる喜び組
・出てきたと思ったら死ぬ話題稼ぎ女、いわゆる「冷蔵庫の女」
・なんでも肯定してくれる便利な存在、いわゆる「マニックピクシードリームガール」
差別云々の話はこの際置いといて、どういうセンスをしているのか?と問いたくなります。

こういうのを報酬付きコラムで書く方が、どういうセンスなのかとついつい思ってしまうのですが…。この『光る君へ』が、武者さんの嫌いな大河だったら、ちやはは「冷蔵庫の女」呼ばわりされていたのでしょうね。

そして『どうする家康』は中国韓国で人気がないと言いつつ、その証拠となるデータなり記事なりが全く出て来ないのですが…。
尚『どうする家康』とこのコラムについてはまた書く予定です。
(2024年1月18日一部加筆修正)

飲み物-ワインのデキャンタとグラス
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[ 2024/01/18 01:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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