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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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『どうする家康』第48回「神の君へ」あらすじと感想-2

第48回その2です。小栗旬さんが登場します。


秀頼の自害に伴い牢人たちも次々と殉死し、介錯をして行く治長はこう叫ぶ。
「徳川は汚名を残し、豊臣は人々の心の中に生き続ける」
残されたのは治長と茶々だけになり、治長もまた自らの腹に刃を突き立てる。その刃を治長の体奥深くに入れ、止めを刺す茶々。一人きりになった茶々は、日ノ本か…ハハッと、家康の今後の構想をあざ笑う。

「つまらぬ国になるであろう、正々堂々と戦うこともせず、万事長きものに巻かれ、人目ばかりを気にし、陰でのみ妬み嘲る。優しくて卑屈な、かよわき者たちの国に…」
さらに茶々は続ける。己の夢と野心のために、なりふり構わず力のみを信じて戦い抜く!かつてこの国の荒れ野を駆け巡った者たちは…もう現れまいと。

茶々はようやりました、そう言って彼女は頸動脈を切り、その場に崩れる。一方徳川の陣では、燃え盛る大坂城に家康が手を合わせるが、その時空の雲が切れ、薄日が差し込んでいた。

かくして天下泰平、戦無き安寧の世が訪れたのでございます。全ては神の君のおかげとナレが入り、団子屋の老婆が現れる。そこにいた皆に団子を振舞いながら、大御所様も三方ヶ原の戦でこれを勝手に食って、金を払えとわしゃ追いかけたんだわとの昔話をし、一同が湧く。それに乗じて一部の者が家康を悪く言い、「天下かすめ取りよった腹黒い狸やさかいな」と言うのを聞くに及んで、老婆は彼らに一発見舞う。

我らは有象無象の声に惑わされることなく、正しく君の偉業を伝えて行かなければなりませぬとまたもナレが入り、シーンは、紫衣をまとった南光坊天海が指揮する、東照社縁起の編纂事業の場となる。「若き頃はどうすればええんじゃと右往左往し、酒井忠次殿、石川数正殿に叱られること数知れず」という案にダメ出しをする天海。また井伊直政が幼き頃、大御所様の命を狙わんとしという案には、ろくなのがねえとうんざりした表情をする。

稲が案を出す。鳥居元忠を伏見に残す際、別れの盃を交わして涙を流しというその案に、そういうの、こういうやつをもっと集めよ皆の衆と天海。するとそこへ秀忠が入って来る。立派な話ばかり残すと言うのも、如何なものかと思うがと懸念する秀忠に、天海は答える。

「世間では、狡猾で恐ろしい狸と憎悪する輩も多ございます。かの源頼朝公にしたって、実のところはどんなやつか分かりゃしねえ。周りがしかとたたえて語り継いで来たからこそ、今日、全ての武家の憧れとなっておるわけで…」

秀忠は反論する。
「だがのう、人は誰しも間違ったり過ちを犯したりするものであろう」
すると天海はこう答える。
「人ではありませぬ。大・権・現!」

全ては天が私たちにお授けくださった神の君が、この金色の具足をまとったその日から、天下泰平のため邁進してくださったおかげでございますとのナレ。そのナレは、家光の乳母福(春日局)の語りへと変わって行く。我らはそれを受け継ぎ、未来永劫、徳川の世を守ってゆかねばならぬのです。若君ならばできまする!竹千代様には偉大なる神の君の血が受け継がれておられるのですから、ようございますな、竹千代様と福は言って振り向く。

しかしそこに竹千代の姿はなく、本多正信と連れの正純がいるのみだった。終わりましたか、結構なご高説でございました、福殿と頭を下げる正信。当の竹千代は廊下で絵を描いており、しかと聞いておられたのかと近寄る福に、神の話なんぞ聞きたかないやと正信に絵を渡し、何と罰当たりなと叱る福を尻目に逃げて行く。その絵は、狐が正信よろしく扇を手にしている姿が描かれていた。

面白き若君でございますなあと笑う正信だが、福はこの若君に頭を痛めていた。そこへ阿茶局が入ってくる。やはりお加減すぐれぬご様子でと福、江戸から見舞いに来ていただいたのに申し訳ないと阿茶局。近頃は彼女が一人で家康の世話をしているようだった。粗相があったりもしものことがあったりした場合に、罰を受けるのではないかと、若い者たちは怯えているらしい。

誰しも神の世話などはしたくないのが道理かも知れないとも阿茶局は言う。正信は彼女と共に、長い廊下を息子正純に背負われ、やっと家康の寝所へ入った。正信は杖をつきつつ大御所様と呼び、反応がないのを見て殿と呼びかける。そして正信は家康の床の側に座り、わしのような者を信用してください、深く感謝していると述べ、わしもすぐに参ります、まっご迷惑かも知れませんがなと話しかける。

そして正信は家康の手を取り、まことにご苦労様でしたと頭を下げる。すると家康の手が伸び、正信の手をとらえる。退出した正信を案内する阿茶局は
「天が遣わした神の君…あるいは狡猾で恐ろしい狸…、いずれも皆から畏れられる人にあらざるものとなってしまわれてた、お幸せだったのでございましょうか」と口にする。

正信は、戦無き世を成し、この世の全てを手に入れた…が、本当に欲しかったもの、ずっと求めていたものはと言って、寺の鐘に手を合わせる。

元和2(1616)年4月17日。家康は木彫りの獏を作っていた。すると殿と呼ぶ声が聞こえる。襖が開き、出て来たのは何と瀬名だった。のみならず、信康までもがもう隠れなくてもようございましょうと出て来る。唖然とする家康に信康は、戦無き世をとうとう成し遂げられましたなと言い、瀬名も、私の言った通り、成し遂げられるのは殿であり、ご立派なことでございますと口を開く。

しかし家康は、やってきたことはただの人殺しじゃ、あの金色の具足をつけたその日から、望んでしたことは一度もない、望まぬことばかり、したくもないことばかりをしてとぼやくように話す。その時竹千代が、自分が描いた絵を御簾の間から差し入れ、瀬名と信康を怪訝そうに見て去って行く。不思議な子でございますなと言う信康に、竹千代…跡継ぎじゃと家康。

初めてお会いした時の誰かさんにそっくりと瀬名。さらに瀬名は、あの子が鎧をまとって戦場に出ずともいい世の中を、あなた様がお作りになったのでしょう、あの子があの子のままで生きて行ける世の中を、あなたがご生涯を懸けて成したのです、なかなかご立派なことと存じますがと言い、信康は竹千代の絵を瀬名に見せる。

存外神でも狸でもないことを、見抜かれているかもしれませぬなと瀬名。竹千代が描いた絵は白兎だった。みんなも待っておりますよ、私たちの白兎をと瀬名は言う。シーンが切り替わり、鳥居元忠と平岩親吉が慌ただしく家康を起こしに来る。2人とも素襖を着けており、家康はそれを不思議がるが、実はその日は信康の祝言の日だった。


さて、小栗さんが演じたのはやはりと言うか天海でした。しかも東照社縁起を編纂している部屋に、『源氏物語』と『吾妻鏡』が置かれていたり、
「かの源頼朝公にしたって、実のところはどんなやつか分かりゃしねえ。周りがしかとたたえて語り継いで来たからこそ、今日、全ての武家の憧れとなっておるわけで…」
などと言ってみたり、昨年と来年をかなり意識したシーンとなっています。今後の大河もこの路線になるのでしょうか。

頼朝公と言えば、この秀忠が初めて酒井忠次に会った時、忠次はかなり視力が悪くなっていたものの、麗しいものは見えると言い、この秀忠を頼朝公のようだと言うシーンがあります。この時秀忠が登場したのは、恐らくそれに引っ掛けているとも思われます。

さて死期間近な家康ですが、正信が来たのはわかってはいたようです。その正信も、ある程度の距離を移動する時は、息子に背負われるようになっているようですが。そして阿茶局は、神と呼ばれたり狸と呼ばれたり、人にあらざるものになってしまった、本当にお幸せだったのかと言いますが、神でも狸でもないことは、孫の竹千代、後の家光が一番よくわかっていたようです。ところでこの竹千代の矢絣の着物、『軍師官兵衛』の松寿丸の着物にちょっと似ています。

そして瀬名と家康が、家康の戦無き世の完成(実際この後島原の乱とか、牢人の蜂起などがあるにはありますが)を見届けたかのように姿を現します。これが家康のいまわの際の夢、または幻なのかはさておき、信長、信玄、そして秀吉に続いて、家康に近い人たちを最後で登場させるひとつの手段ではあるでしょう。そしてこれが、この信康の祝言へと続いて行くことになります。ところで家康が作っていた獏ですが、邪気を払う効果があると言われています。

茶々の最期。今後の日本などどうなることかと言いたげな彼女は、我が子秀頼や牢人たち、そして大野治長の死を見届けた後、自ら頸動脈を切ります。炎上する大坂城に手を合わせる家康ですが、この時雲が切れ、日が差し込んでくるのが見えています。

あと団子屋の婆さん、まだいたのですね。天海並みの長命かと思われます。


飲み物-ホットラム
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[ 2023/12/19 00:30 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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