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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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『どうする家康』第45回に関しての武将ジャパンの記事について-3

第45回に関する『武将ジャパン』大河コラムその3です。


三浦按針がやっと和服を着ました。
「どうだ! お前が前回文句つけてたけど、ちゃんと和服になったぞ!」
そんな風に言われそうですが、これだけ時間が経過していたらそうなるでしょう。

時間が経過したと言うより、三浦按針という武士になって所領を与えられたからではないでしょうか。

むしろこれだけ時間経過しながら、まだ時計の話というのは一体何なのか。
そう思っていたら、もうどうしようもないことを言い出しました。
大筒をここで三浦按針に調達させたいってよ。三浦が「あれは威力が大きい」と心配そうな表情ですが、問題はそこですかね。
あの時点で発注して、大坂の陣に間に合うのか? どういうルートで、誰に依頼するのか?

まず時計の話は慶長17(1612)年です。
そして大筒は、大坂の陣で使われています。これは慶長19(1614)年です。イギリス(イングランド)から購入していますが、2年あれば届くのではないでしょうか。

尚これに関しては、大砲がイングランドで大量生産できるようになったという背景があります。こちらを置いておきます。

徳川家康が購入し、大阪冬の陣に使用した、カルバリン砲について知りたい。
(レファレンス協同データベース)

そして
「当時はまだAmazonショッピングはできませんからね」
Amazonで兵器を扱っているのでしょうかね。
武者さんらしいというか、ご本人は相当イケていると思っているのかも知れませんが。

そもそも関ヶ原の時点で大砲はありました。BBC『ウォリアーズ』ではそうちゃんと描かれていたものです。

何も『ウォリアーズ』を引き合いに出さなくても、関ケ原の石田三成隊の大砲で、黒田、細川といった東軍諸将は苦しめられているはすですが。
そしてまた他作品PRですか。まあこれは後に置いておくとして。

文禄・慶長の役でも、明軍のフランキ砲が猛威を振るっている。明は瓦解が急激だったせいか日本では過小評価されがちだけれども、軍隊としては十分精強です。
そこを踏まえて、家康がドヤ顔で「すごいこと思いついた!」的に表現されても、悲しくなるばかりです。

大坂の陣で家康が購入したのはカルバリン砲とセーカー砲で、フランキ砲よりも高性能です。
家康がなぜカルバリン砲に決めたのか(三浦按針が助言したとも言われている)はともかく、高性能の大砲を入手できたことが、徳川を利したとは言えそうです。

では、なぜこんなお粗末な展開になるのか?
というと、本作の制作者が必要最低限しかやらないからでしょう。
大筒を撃ち込まれて茶々が絶望する話の前フリとしてしか意識していないため、せっかくの大筒も活かせないでいる。

お粗末とか必要最低限とか言う前に、自分でちゃんと調べたらどうですか。
尚、以前『葵 徳川三代』関連投稿で使った画像ですが、もう一度置いておきます。

葵徳川三代アバン1 


葵徳川三代アバン3

葵徳川三代アバン2

時計の仕組みを知りたい――そんなことを突然、アリバイ的に言い出す家康がどうしようもありません。
本当に、物事に没頭する好奇心旺盛な人物は、周囲の空気など気にせず、後先考えずに分解します。やらかします。朝ドラ『らんまん』でも、そんな描写がありました。
人生経験の浅い幼少期に「人と違う適性が出てくる」ことは、『麒麟がくる』でもきちんと表現できておりました。
松平竹千代のころから家康は沈着冷静だった。織田信長は幼少期から母の大切なものを破壊して、周囲から「うつけ」とされた。

家康は時計好きだったとは言われますが、特にこの時計はサン・フランシスコ号遭難の際の救助のお礼として、スペイン国王フェリペ3世から贈られたものです。

家康公の時計
(久能山東照宮)

そういう時計をいきなり分解するものでしょうか。
そしてこの時点では、家康は大坂の出方を意識せざるを得ない状態であり、分解して中身を調べる暇などないはずです。なぜこのような例を引っ張り出してくるのか、理解に苦しみます。

幼少期から今に至るまで変わらない家康の個性ですか。女のことばかりを考える下劣さですかね。

これまた随分失礼な話かと思いますね。
ちょっと問題ではないでしょうか。

今川氏真が出てきて「家康は木彫りが好きだもんな」というのもよくわかりません。
このドラマは複数名がやたらと木彫りをしていますよね。むしろブームじゃないかと思うほど木彫り。なんでも木彫り。

木彫りのように手先で細かいことをやることが好き、つまり時計のように、細かい部品で動く道具が好きとなるわけですが、この場合は寧ろ、木彫りで兎を作っていた頃の自分を知るのは宗誾(氏真)だけになったと、時の移ろいを身をもって感じているのでしょう。

連歌もねえ、
能もねえ、
読経もねえ、
書道もねえ、
趣味といったら木彫りだけ!
オラこんな大河嫌だ!
思わずそう歌ってしまいたくなるほど、木彫りまみれの本作。

だったら、以上の5点が登場する大河を観ればいい話です。
それこそ毎回のように言っていますが、観たくなければ観なくていいですよ。その代わりお仕事がなくなりますけどね。

石川数正も仏像を掘っていたし、マザーセナの木彫りウサギは、慈愛の国教団の重要な収入源である聖遺物じみていた。
これで家康の個性と言われてもなぁ。

宗誾の登場シーンを観ていたはずなのに、何もわかっていないのでしょうか。
あの戦無き世は、そもそも王道を唱える今川義元の言葉であり、瀬名も今川家つながりである以上、義元のその言葉に何らかの影響を受けていたのでしょう。彼女は別にカルト教祖でも何でもないわけです。

というか、武者さんがこの大河を叩きたくてたまらないから、勝手にそう決めつけているだけの話です。一方で自身は特定のメディアにご執心のようで、せっかくの大河コラムを進んでゴシップまみれにしていますね。

で、このすぐ後にこういうのが出て来ます。

今さら王道と覇王でどうする
結局このドラマの「王道」って「今川氏真が今から言い出したこと」扱いで気が遠くなります。

まず、氏真でなく義元が言ったことではないでしょうか。
この中で氏真(宗誾)は
「戦なき世を作り、我が父の目指した王道の治世」
と言っています。

それで不満ならば、せめてプロらしく
「義元は王道の治世を目指しており、元康に王道と覇道の違いを尋ねていました。ちなみにこれは元々は孟子が提唱したものです」
くらいに書いておけばいいと思います。

にもかかわらず気が遠くなるだの何だの、ならばこの大河が終わるまでそのままでいてくれないでしょうか。

『青天を衝け』では孟子の言葉や、一部の儒教思想そのものを「渋沢栄一が思いついちゃった教えだよ」扱いしていて絶望したことを思い出しました。
『麒麟がくる』では出典を明かしていたのに。
漢籍由来の概念を、引用も出典もなしにやらかし、自分たちが思いついたように言い出すのは、恥辱としか言いようがありません。

『青天を衝け』の場合、第何回かがちょっと不明ですが、仮に栄一が儒学で学んだことを口にしても、その当時の人が、それを栄一の言葉だと信じ込むでしょうか。
そして『麒麟がくる』では出典云々。どの回で出典は何であったか、そこまで書くべきでしょうね。

最終盤まで人物設定すらブレブレじゃないですか。そんな最低限のことすら真っ当に表現できていない。
誤魔化そうと番宣だのSNS対策だのやらかそうが、無駄なものは無駄です。

人物設定がぶれていると言うより(別にぶれていませんが)、武者さんが無理やり叩こうとして、どこかおかしくなっていないでしょうか。
そして
「誤魔化そうと番宣だのSNS対策だのやらかそうが、無駄なものは無駄です」
これはNHKがやっていることで、貴方とは直接関係ありません。放っておけばいいのではないのですか。

脳内で諸葛孔明が「恥ずかしいとは思いませんか?」と煽ってきます。私はもう、血反吐を吐いて倒れそうだ。
思えばこのドラマって「中華料理は和食に分類されるんですよ!」と言い出しちゃった陰謀論者みたいなノリがずっとある。

血反吐を吐いて倒れそうなら、どうぞそうしてください。別に共感はしませんが。
そして「中華が和食に分類される」のは陰謀論なのでしょうか??

漢籍知識が盤石な『麒麟がくる』から、わずか数年でなぜこんなことになってしまうのか。

大河は1年単位で変わります。当然スタッフも変わるわけですから、その年によって違いが出るのは当たり前でしょう。ただ単に特定の作品にしがみついていたいのなら、それに特化したコラムを作って、その中で満足していてください。

説明セリフか、主演俳優が「俺がんばってます!」とアピールするプロモビデオでしかない。
だから敬語の使い方もおかしいし、何も心に響かない。古典の引用なんてするわけもない。誤魔化すようにピアノもやたらと重なる。
いわばコスパ重視で、いかに真面目にやらずに、テキトーに誤魔化すかばかりを追い求めているようだ。
子どもの教育に有害どころか、大人の精神までおかしくします。

1つ前でも書いていますが、武者さんがドラマをきちんと観ようとせず、ただ単に叩くためなら、他の場所でやってくれませんか。大河コラムは貴方の日記帳でも個人ブログでもありません。

この年齢になって、ドスのきいた声で、見下ろすように王道と覇道の話をする。
これしか漢籍教養が身についていないって、絶望しかありません。林羅山を出して『貞観政要』すらやりませんからね。
なぜ林羅山を出したのか……理解に苦しみます。

林羅山を出したのは、あらすじと感想にも書いていますが、方広寺の梵鐘の銘に関してでしょう。これで羅山は、「国家安康」を呪詛であるとしています。

大坂冬の陣のきっかけとなった「方広寺鐘銘事件」とは?|豊臣と徳川の決裂を決定づけた出来事【日本史事件録】
(serai.jp)

また『貞観政要』ですが、これを江戸で家康に講義したのは藤原惺窩です。

(相国寺)

大坂城には稽古場すらないのか?
秀頼はなぜ、母と妻の前で武術稽古をするのでしょう。
「やっぱりイケメンが部活するとさー、女子が騒ぐじゃないw」
高校時代を思い出しつつニヤニヤする、そんなくだらない妄想のためでしょうか。

すみません、どこからそのような発想が出てくるのでしょうか?
何かと言えばジェンダーだポリコレだと言う武者さんの、つまりこれが本音と捉えていいのでしょうか・

それに総大将が武芸を習ってドヤ顔というのも恥ずかしい。
徳川家康は柳生石舟斎を呼びだし、「無刀取り」の境地に感服しました。そしてその子である宗矩を召し抱えています。
剣の腕前の中に、精神性を見出した――それのみならず柳生は監視役としても有能だった。
それが武芸を用いるべき用途であり、こんなモテモテしか考えられないとすれば絶望的です。

秀頼はこの時まだ総大将ではないし、ドヤ顔でもありませんが。
そしてこれ秀頼の武芸なのですが、なぜここで家康を引き合いに出すのでしょうか。柳生氏の新陰流は将軍家の剣術なのですけど。(あと疋田新陰流というのもあります)

本当に幼稚で頭が痛くなる。

どこが幼稚なのか知りませんが、本当に頭が痛ければ、まずこんな文章は書けませんね。第一、書こうという気にもなりません。


飲み物ーホットワイン
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[ 2023/12/01 03:00 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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