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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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『どうする家康』第44回に関しての武将ジャパンの記事について-4

第44回に関する『武将ジャパン』大河コラムについてその4です。なお先日投稿分の、衣装に関する五行思想関連を少し手直ししています。


この大河ドラマは、そもそも人間とは何か?ということすら全く考えてないようです。
前回、重傷を負ったはずの井伊直政が目をキラキラさせて、ガバッと起き上がるなり、戦況を完璧に知ったように「天下取りだね!」宣言をしました。

第43回のこれに該当するシーンですが、

直政「ほんのかすり傷、どうってこと…あ…」
(うまく起き上がれず、肩で息をする)
家康「おとなしくしておれ」

直政「ついに…ついにやりましたな、天下を取りましたな!」

まず最初の方、直政はかなりしんどそうに、起き上がるのもやっとという状態です。
そして後の方、この時直政は既に勝利を知っており、その後島津の軍がこちらに向かっていると聞いて、本陣の前を行かせないようにと井伊の軍勢を走らせたわけです。従って、
「戦況を完璧に知っている」
のは当たり前なのです。

で、今回は、年老いたはずの家臣二名が、情けないオープニングテーマを背景に、槍をブンブン振り回している。
年を取ったら体力は低下する――なんて書いていて、あまりにバカバカしいことすらわかってないかのような振る舞いが画面の中で横行しています。

体力が低下するすなわち何もできなくなるとは、一概には言えません。
体力のみならず筋力などの衰えはありますが。
そしてこの中では、老いなど認めんと言い切る本多忠勝が、榊原康政相手に槍試合を挑んでいるわけですね。昔取った杵柄ではありますが、流石に老いは隠せない、それを表現しているわけですが。

本多忠勝と榊原康政が槍を振るい合う場面。
視聴者の涙を誘いたいのか。やけに冗長で、二人が叫び声をあげるたびに寿命間近な人物には見えない……と思いましたが、背景もまた当時の状況には見えませんでした。

寿命間近とありますが、榊原康政逝去はこのさらに翌年、さらに忠勝が亡くなるのは5年後のことですが。

戦国時代は戦乱で建造物も焼ける。攻城戦のための兵器もいる。
そのため森林伐採が激しく、日本中は禿山だらけになりました。田の改良もまだ時間がかかるものです。
にも関わらず、やけに青々としている。
あの風景は、江戸幕府が森林回復政策をした結果のものではありませんか?

まず、忠勝は桑名藩の初代藩主です。そしてこの時代の桑名藩は、港町と交易の町であり、江戸時代の地図を見てもあまり森林が多い地帯ではなさぞうです。
一応個人の方のブログなので、URLだけ置いておきます。

旧東海道 桑名宿(くわなしゅく)(知立から四日市)-4
http://yamakazeoto.jugem.jp/?eid=184
(山の風音)

そしてここでもまた、こういう人物を出さない、センスがないなどと書かれています。

日本の原風景を作り出した偉人として、それこそ伊奈忠次や大久保長安も出せたでしょう。
本多正純を出しながら大久保長安を出さないあたり、つくづくセンスがないドラマです。

伊奈忠次は登場しています、なだぎ武さんが演じていますね。

成長後の秀頼が出てきます。
衣装は貧乏臭いわ。茶々も着回しだわ。どんだけ貧乏なのか。

「衣装は貧乏臭いわ。茶々も着回しだわ」
ぱっと見黄金の地に紫の鳳凰の水干ですね。緑の地に柄を織り出した袴も、お金がかかっているのではないでしょうか。そして茶々は先日も書いていますが、黒と金を基調にした打掛を何着も持っていて、その時々で違うのを着ていますね。

しかも、この秀頼、宴のことしか口にしない。
本作は、宴の規模でしか権力が表現できないかのようです。貝塚の規模で集落の状況を確認していた時代じゃないんですよ。
それなのに「時は満ちた」とか、陳腐な決めゼリフを吐く家康。
タップすればイベントが展開するスマホゲーの世界です。

この宴、時は満ちた、そして最後に「西ににらみを利かせる」忠勝の肖像画。
これらは何を意味するのでしょうか。普通の宴ではなさそうですが。

今回は肖像画が入りましたが、やはり力尽きていると思いました。
まぁ、そうなりますよね。『大奥』チームがあんなに生き生きして、薩摩切子や懐紙入れを用意しているのに、こちらはニコライ・バーグマンをパクれと言われたらそうなりますよね。
やはり小道具チームは被害者なのかどうか……。

「小道具班、力尽きたまま」
とかでまた4行程度で1パラグラフ。これどうにかなりませんか?
加えてまた『大奥』を叩き棒。
というか、小道具はあるけど武者さんが認めていないだけでは。

その後

なぜ伊達政宗はセリフ処理だけなのか?
個人的にはディーン・フジオカさんが演じるところを見たい人物です。
伊達とゆかりの深い福島県出身であり、かつとてもお洒落。
政宗といえば漢詩も詠みました。独眼竜として唐の名将・李克用を意識しておりましたし、彼にピッタリではないでしょうか。

なる記述から始まって伊達政宗関連が延々と続きますので、悪いけどこの後の関連記述は省略します。殆ど武者さんの自己満足と行っていい文章が続いていますので。

で、猪苗代湖に続いて福島県がどうこう。まあ会津愛が多分にあるのでしょうし、福島県そのものが悪いわけではないのですが、こういう武者さんの自説補強に使われるのが鬱陶しいです。
それに武者さん、ディーンさんが『あさが来た』と『青天を衝け』で演じた五代友厚は嫌いなのですよね。
それは、俳優としてのディーン・フジオカさんを認めていないことになりませんか。
どちらも朝ドラと大河での出演なのですけど。

個人的に政宗の漢詩と言えば「馬上少年過ぐ」を思い出します。

三成の非情さも描くなら、秀次事件をセリフ処理はまずいんじゃないですかね。
三成があの惨劇を冷徹な顔で見守る場面があれば、説得力があったと思いますよ。ま、干し柿すらない今年の大河には期待していませんけどね。
『天地人』ですら秀次事件があったのに、今年はない。なんだったんですかねえ。

逆に、なぜそこまで秀次事件にこだわるのかとなります。
今回の主役は石田三成や西軍諸将ではありません。これらのうち誰かが主人公であれば、もう少し描かれた可能性は高いでしょう、これは『天地人』しかりです。家康もこの事件を受けて上洛して伏見城に滞在していますが(第39回21分辺り)、そこまで重きは置かれていません。

しかし、よほど「柿は痰の毒」と言う三成を見たかったのでしょうか。

で、この後
「ま、私だって大河以外に活路を見出したい。何も期待していませんので」
とありますが、それなら無理して期待していない大河のコラムを書く必要もないでしょう。
何度か書いていますが、これが個人サイトやブログであれば別にその人の勝手です(それでも問題なしとは言えませんが)。しかし報酬付きのコラムで、ドラマはちゃんと観ているかどうか疑問、さらに他の作品を叩き棒にするという姿勢が解せないのです。

この大河は誰かから怒られるのでは?
そう思う理由のひとつに、作り手の性癖暴露があります。
◆「どうする家康」北川景子と松本若菜が一触即発…《笑顔のバトルが恐ろしすぎる》と話題(→link)
海外からすると、日本のコンテンツの痛いお約束があります。
女同士のバチバチ描写です。

以前『篤姫』の篤姫と和宮関連で似たような記事があったのを思い出しました。
しかしこれは「作り手の性癖暴露」なのでしょうか。
その次にこうあります。

そりゃあ、妃と寵姫が競うような作品ならば海外でもその手の描写はあります。
しかし、日本のコンテンツはどんな状況でもぶち込んできて、それをニヤニヤしながら見ているのが「ミソジニー」とみなされてしまいます。

では今までの大河の女性同士の対決を、ここでリストアップして貰えないものでしょうか。ここまで書くのであれば、恐らく武者さんはすべて把握しているのでしょうから。

あと「妃と寵姫が競うような作品」とあります。
一例として、以前武者さんは『風林火山』をほめていたことがあります。ただあの中では妃と寵姫ならぬ、正室と側室の関係がかなり描かれていましたが、武者さんに取ってあれはミソジニーにはならないのでしょうか。

今、トレンドは「シスターフッド」です。
女性同士が協力する姿であり『大奥』の徳川家定と阿部正弘がその典型例。
それが支持される時代に、いまだに「女のバトルw」と盛り上がっている時点で、うっすらと恥ずかしいことは認識すべきではないでしょうか。

トレンドがシスターフッド(女性同士の連帯)とありますが、『どうする家康』の制作スタッフは、シスターフッドを念頭に置いて作ったわけでもないでしょう。そもそも主人公も、その家臣も男性です。
そして一方では、武者さんが何かにつけてカルトの教祖呼ばわりする瀬名が、於愛を家康の側室に指名するシーン、あるいはその瀬名がお万を許すシーン、そういうのは無視されてしまっているのでしょうか。あと、徳川の女性と旭姫の交流もあったかと思いますが。

『麒麟がくる』の駒のことも思い出します。
「女のくせに将軍のそばにいるなんてありえない、おかしい!」と言われていました。それを言うなら、とっくに大坂を脱出した阿茶がうろつく方があり得ないでしょう。

武者さん、先日分でピーキー、つまり
「限られたワードや事象に対して、過剰に反応し、テンションが高くなる」
ことについて書いていましたが、駒という固有名詞に対しては、似たような反応を示していませんか?

そして
「とっくに大坂を脱出した阿茶がうろつく方があり得ないでしょう」
これはまた異なことを。
第43回をもう一度観直してくださいね。来客を伝えに来た家臣が
「北政所様のお使いで」
と、はっきり言っていますよ。

◆松本潤「どうする家康」に再評価の声…歴代大河ワースト2位でもNHK思惑通りでホッ?(→link)
日刊ゲンダイは、これまで本作を散々貶してきたのに、この手のミソジニー描写があると一気に甘くなる。
メディアの支持者が圧倒的に中高年男性だからですかね。
ワースト2位で“思惑通り”とは、そんなワケないでしょ。

「この手のミソジニー描写」
ミソジニーと言うより、茶々と阿茶の駆け引きというべきでしょうね。「嫌いな作品」で、女性同士が何か対立しているとすぐミソジニー呼ばわりするのも、武者さんの悪い癖だと思います。
そしてこれ、ミソジニーが原因だからじゃないんです。記事中にありますが、

「要するに録画して見る視聴者が多いだけ。“史実重視派”の大河ファンがネット上にあれこれ書き込むほど支持されていない、というわけでもなさそうです」
「新たに若い視聴者を取り込もうという実験的な大河と考えれば、NHKの狙いは当たった、そこそこ成功したとも言えそうです(中略)古沢良太さんの“らしい脚本”も泣いて笑える。つまらないドラマとは思えませんけどね」

ということのようです。
こういうのをちゃんと読まず、中高年男性が支持しているとか、ワースト2位で思惑通りのわけがないなどと書くのは、武者さんの決めつけにほかならないと思います。見方を変えれば、武者さんがこの大河が再評価されているという記事を、わざわざ教えてくれたとも取れますが。

それと「ワースト2位」、歴代大河視聴率のことでしょうが、昨年貴方が『鎌倉殿の13人』コラムで書いていたことを、もう一度コピペさせてください。

ネット配信が普及した現在は、記録も容易なことから、特にその傾向が強く、海外ドラマの宣伝を見ていると「驚異的な視聴回数を記録!」といったコピーがついています。
ではなぜ日本では、未だ古めかしい基準に頼っているのか?
メディアや読者の感覚がアップデートされてないというのが大きな理由の一つ。
もう一つ、視聴者数と視聴回数が公表されていないことも確かですが、例えば大河についてNHK側が把握していないわけがありません。
例えばNHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』は、視聴率は低いものの、NHKプラスの視聴回数がかなり高かったため、NHKとしては成功とされているようです。
『鎌倉殿の13人』も、視聴回数は公開されておりませんが、かなり高いとか。


飲み物ー暖炉とお酒
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[ 2023/11/25 03:00 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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