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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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『どうする家康』第43回に関しての武将ジャパンの記事について-2

第43回に関する『武将ジャパン』大河コラムについてその2です。尚先日投稿分、ちょっと手直しをしています。


ところでこの後の本文にも書かれているのですが、武者さんによれば
「諱に呼びかけるタイトルをつけた時点で、このドラマは詰んでいたんですね」
なのだそうです。
あの、それを言うのであれば、今までの大河で諱入りのタイトルなどそこそこありますが…ちょっと書き出してみますか。

源義経          徳川慶喜
徳川家康         利家とまつ
独眼竜政宗                        義経
信長 KING OF ZIPANGU   平清盛
八代将軍吉宗       おんな城主 直虎
秀吉           どうする家康
毛利元就         
(坂本龍馬の龍馬は通称なので、ここでは除外)

これらすべて「詰んだ」大河なのでしょうか。

では本文に行きます。

三成がタイトルを呼ぶだけで「フラグ回収!」とか盛り上がるのもいい加減にしてください。
内府だの、家康だの、呼び方一つとってもバラバラ。
思えば、諱に呼びかけるタイトルをつけた時点で、このドラマは詰んでいたんですね。
◆ 【来週11月12日のどうする家康】第43話 ついに関ヶ原!三成も“タイトル回収”3人目にネット沸く(→link)
こんな提灯記事を読んでいるだけで脳みそが削られていくようだ。

別に三成が「どうする家康」と言っても、フラグ回収と盛り上がってもいいと思うのですが。問題は、武者さんがそれをいちいち気にすることではないかと。
タイトルに関しては↑上の方に書いています。

そして「内府」と「家康」についてですが、人によって呼び方が違っていますね。
これはtaketak39460607さんのnote記事でも言及されていましたが、
「隠棲中の石田三成は挙兵前は内府、挙兵後は家康となっており、茶々が「家康」と、所謂諱呼びなのは個人的恨みもあること」
となっています。寧々は内府殿ですね。あと第43回に関して言えば、西軍は「家康」、東軍の家臣団は「殿」、その他の大名は「内府殿」でしょうか(福島正則がそう呼びかけています)。

そして今度は「脳みそが削られる」ですか…。

本作は序盤からずっと戦になると曇天ばかり。
なぜか?
「大垣城の兵糧入れを思い出す」とかなんとか家康が言いますけど、VFXの都合ですかね。青空より合成がしやすい。
結果、常に異世界じみている。
それもプレステ2ぐらいの表現力なので、チープなことこの上ない。
お得意のVFXとやらは季節感のある空すら描けないのですかね。

今まで観て来て思ったのですが、戦シーンは雲がなかなか晴れず、最後の最後になって雲の切れ間から太陽がのぞく、こういう展開もありでしょうか。それから戦の最中でも、戦闘が行われていない時などは、北条攻めのように日が差しているシーンもありました。
そして「大垣城」ではなく「大高城」の兵糧入れです。

本作の脚本家は、現代劇のコンゲームもの、つまりは詐欺師が騙しあうような話の技法で、よりにもよって16世紀最後を飾る大会戦を描くという無茶苦茶なことをしています。
インスタント味噌汁を作ったことしかないのに、いきなり懐石料理を作り始めたような無惨さがありますね。
兵法に必須である兵站とか、兵器性能とか、射程距離などを把握できていないのでしょう。

武者さんは今まで観て来て、古沢氏の戦の描写がどのようなものであるかつかめているのでしょうか。
私もあらすじと感想で書いていますが、この大河では合戦絵巻を描こうとしてはいません。戦闘そのものよりも、その前後の調略であるとか、戦に至るまでの過程を重視しているふしがあります。
ですから、過去の戦国大河の基準で一概に語ることはできないでしょう、

関ヶ原の戦いって、実は世界史的にも重要な点があります。
大砲です。
当時、ヨーロッパではすでに大砲を用いた戦闘が定着していて、東洋では16世紀後期からようやく始まった。
そんな新兵器を実戦に用いた大会戦ということで、注目を集めます。
それなのに本作の脚本家は、何もわかっていないままテキトーに書いているのでしょう。大砲を効果的に使うようなシーンは一切なく、そんなんでドラマが面白くなるわけがない。

「大砲を効果的に使うシーンは一切ない」
合戦の描写そのものよりも、それ以外の部分(こちらの方が、本当の戦と呼べるかもしれません)を重視しているのですから当然です。
「本作の脚本家は、何もわかっていないままテキトーに書いているのでしょう」
わかっているけど、敢えてその部分を描いていないのでしょう。
武者さんは大砲を使うシーンを見たくてたまらないのでしょうが、今までのこの大河を観ていれば、恐らくそこまでの描写は出てこないと考えてしかるべきだったのかも知れません。
そんなに大砲シーンが観たいのなら、『葵 徳川三代』で、石田三成隊の大砲に東軍が手こずるシーンがありますから、そちらを観ては如何でしょうか。

最高の食材をシュレッダーにかけて、そのままコンポストへ直行させる様を見せられているようです。
このドラマの作り手って、いまだに「あのスゴイ戦略家のメッケルが、関ヶ原の布陣図を見て西軍が勝つと言い切ったんだって!」と仕入れたばかりの知識ではしゃいでいそうなんですよね。
それは西軍贔屓、家康アンチな司馬遼太郎の創作ですよ。

食材てシュレッダーにかけるのですか(苦笑)?食品廃棄物シュレッダーのことなのでしょうが、それならそうと書いた方が誤解を与えないかと思います。
そしてなぜ「このドラマの作り手」が「メッケルが西軍が勝つと言い切った」とはしゃぐことになるのでしょうか。

「それは西軍贔屓、家康アンチな司馬遼太郎の創作ですよ」
司馬氏の説ですが、海音寺潮五郎氏の作品中に、ドイツの著名な戦術家が関ケ原を訪れて、西軍が負けるわけがないといった記述があり、司馬氏自身がこの話を知ったのと、年代的にはほぼ一致するようで、創作と言えるかどうかは微妙です。また、メッケル自身は関ケ原を訪れたことがあるとのこと。

もう見ているだけで辛い関ヶ原

小見出しですが、だったら観なければいいのではありませんか?

うっすらと霧がかかった中で、
「殿大好き!」
「殿ぱねぇ!」
と褒め合う、ちょび髭コスプレイヤーがいるだけ。主演を褒めて気持ちよくなって欲しいだけのセラピーにしか見えません。

「殿大好き!」
「殿ぱねぇ!」
なんてセリフありませんけどね。
ちなみに
本多忠勝
「我はやはり、殿と戦うことが好きでござる」
井伊直政
「同じく。殿、ここまで来たらじたばたしてもしかたない。思う存分楽しみましょうぞ」
なのですが。

勝つか負けるか全くわからない戦場で、ニタニタうっとりと「俺すげええええ!」としている総大将ってもう見ているだけで辛い。
老けメイクもおざなりだし、発声は青年期から変えていないし、いつ見ても目は淀んでいる。二日酔いですか?
井伊直政が「おいら」という痛々しい主語を使い、しかも死ぬことをわかっているようなことを言いだす。
そしてあの間抜けなテーマが流れる。

「俺すげええええ!」
なんてセリフも出て来ませんけどね。ここにたどり着く前に、去って行った人々のことを偲んではいますが。
武者さんの耳には何が聞こえているのでしょうか。

「老けメイクもおざなりだし、発声は青年期から変えていないし、いつ見ても目は淀んでいる。二日酔いですか」

ではここで。まず設楽原の戦いの時の家康。

どうする家康第22回甲冑姿2

そして第43回で三成と会った時の家康。

どうする家康第43回陣羽織姿2
(『どうする家康』公式サイトより)

老けメイクはおざなりですか?そして発声もかなり変わって、声のトーンを落とすようになっていると思いますが。

そりゃあ、こんなチョビ髭コスプレイヤーのヒョロ政じゃ、島津に鎧袖一触されますわな。
「かかれー!」
と、メリーゴーランド馬に跨った井伊直政はもう、史上最悪のカッコ悪政と言えるでしょう。
見てしまった記憶はその場ですぐに流れ落としたい。

「チョビ髭コスプレイヤーのヒョロ政」
ひとを見た目で判断するのを嫌がるであろう武者さんが、井伊直政に関しては率先して見た目で判断していますね。
あと
「見てしまった記憶はその場ですぐに流れ落としたい」
「流し落としたい」の間違いですか。
しかし流し落とした割には、このシーンについて長めに書かれていますね。
あと「かかれー!」ではなく「放てー!」です。

「そりゃあ、こんなチョビ髭コスプレイヤーのヒョロ政じゃ、島津に鎧袖一触されますわな」
武者さん、小山評定の時もそうですが、史実とされていることをあたかも脚本家の創作のように書いていないでしょうか。

しかも兜に照明が映り込みすぎです!
ペンキを塗ったばかりのような赤い兜に、天井の白い照明が点々と反映していて、スタジオ撮影だなって丸わかり。
後で修正かければいいはずなのに、それを忘れているのか、時間がないのか。
いずれにせよ、とてもプロの仕事とは言えないでしょう。

あれ照明でしょうか?
そしてあのシーン、どう見ても屋外で取っていると思いますが。

本作は甲冑の重さや、制限される関節の動きを度外視しています。
甲冑をつけていては絶対にできないような動きをしてしまう。
甲冑の防御性能すらわかっていないのか、着ているところに刀身をぶつけにいく間抜けさも健在。そんなことしたら刀が折れるだけですよ!

貴方この間も同じようなこと書いていましたね。
毎回似たようなこと書いて、スペースを埋めていませんか?
そして
「甲冑をつけていては絶対にできないような動き」
とは具体的に何であるのか、例を挙げてちゃんと説明して貰えませんか。

ちなみに、こちらは日本の甲冑と西洋の騎士の甲冑の比較ですが、ちょっと興味深いので置いておきます。

日本武士と西洋騎士の強さを徹底比較(2):鎧・甲冑の防御力と重量と動きやすさ
(Stone Washer’s Journal)

「甲冑の防御性能すらわかっていないのか、着ているところに刀身をぶつけにいく間抜けさも健在」
だから、甲冑を着ていない部分を刀で狙うようになっています。
今まで何を観て来たのですか?

そして

もしかして本作は『青天を衝け』の感覚で作っているんですかね?
あの作品も殺陣が酷かった。

とあり、一例として
「水戸藩士が薩摩ジゲン流特有の猿叫をしたり」
と書かれています。

これリアルタイムでのコラムでも、武者さんは同じことを書いていなかったでしょうか。それから少しも学んでいないなと思いますね。この人物は水戸浪士(藩士ではありません)ではなく、唯一参加していた薩摩出身の有村次左衛門であり、藥丸自顕流の叫びを上げてもおかしくはありません。

こうなると改めて問いたくなる。
日本刀を用いたアクションが苦手で興味もなく、勉強する気もなければ、なぜ大河でアクションを担当しているのか。

「日本刀を用いたアクションが苦手で興味もなく、勉強する気もなければ、なぜ大河でアクションを担当しているのか」
実際に担当者に訊かれたのでしょうか。
そうでなければ、単なる決めつけにほかなりません。
この間も書きましたが、アクション担当は諸鍛冶裕太氏です。1980年代からアクションを手掛けているベテランの方ですが。


飲み物-ブロンドのエール
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[ 2023/11/16 03:00 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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