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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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『どうする家康』第43回「関ケ原の戦い」あらすじと感想-2

第43回後半部分です。


吉川広家が動かないため、その背後に陣取る長宗我部も動けずにいた。広家が徳川方に調略されているのは明らかだった。大阪城内でも輝元は、広家が個別に家康と結んでいること、さらに小早川秀秋も、徳川方に内応していることを示すそれぞれの文書を突き付けられる。毛利の天下を夢見た輝元は考え込まざるを得なかった。

一方茶々は、輝元の煮え切らない態度に業を煮やしていた。そこへ客人が来るとの知らせが届く。追い返せと言う茶々だが、その客は寧々からの使いの者であり、肩衣袴を着けた4名が現れて、片桐且元から茶々との面会を許される。茶々に目通りしたのは4名のうちの1名、男装した阿茶局だった。徳川殿のご側室が乗り込むとは豪胆な、毛利に捕まってしまうと圧力をかける茶々。

阿茶局は、その時は命を絶つ覚悟と言い、寧々も同じ考えと前置きしたうえで、秀頼はこの戦にかかわらぬ方が良い、徳川の調略は西軍の深い部分にまで及んでおり、既に勝負も決する頃合いであろうことを述べる。輝元が未だ出陣しないことが、その調略の証と口にする阿茶局。さらに我が殿は信用できる、秀頼様を大切にお守りいたしますので、御身を徳川にお預けをと切り込む。

茶々はいくらか動揺しつつも、過ぎたる物言いじゃ、身の程をわきまえよと一喝し、周囲の武者たちが阿茶局一向に刃を向けようとするが、且元がそれを制する。気を取り直した茶々は、なかなかはったりがうまいようじゃ、秀頼を大切にしてくれて例を言うぞと言いつつも、阿茶局を敵視するような眼差しで、念を押すかのようにこう言う。
「まことに不愉快なおなごよ。二度とお見えにならぬがよろしい」

さらに作り声であるかのように優しく
「帰り道には気を付けよ」
と言う茶々に、阿茶局は礼を述べる。彼女が去った後、茶々は溜めていたものを吐き出すかのように、叫び声を上げる。
一方関ケ原では、小早川が動かないと伝令が家康の陣に駆け込んでくる。吉川はと家康は尋ね、動いていないと知らされて、前へ出ることを決意する。

今この時、一気に勝負をかけると家康は言い、陣を出て石田陣の目と鼻の先にまで進み出る。家康のこの行動に左近は驚き、三成は面白いと口にして総がかりを命じる。家康の首を取れとの号令のもと、徳川と石田の直接対決が始まる。忠勝も、総大将が敵のど真ん中に入ってくるとはと驚きつつも、敵がひるみ、味方の士気が上がっていることを家康に伝える。家康が松尾山の方に目を向けて言う。
「決断する時ぞ、小早川」

その様子を見ていた秀秋は、さすが戦巧者よとつぶやき、家臣や兵たちに山を駆け下って、一気に攻めかかるように命じる。目指す敵は大谷刑部だった。小早川勢は一気に大谷陣に攻め込み、吉継自ら相手と戦いながら叫ぶ。
「治部よ!」
その声は、三成の耳に届いたようだった。しかる後にさらばだと吉継。

東西入り乱れての交戦は尚も続き、2人の大将は睨み合ったままだった。西軍の敗色は濃厚になって行った。これだけの兵が一斉に逃げ出すとえらいもんですなと言う守綱。やがて徳川の家臣たちは家康の周囲にひざまずき、忠勝が祝勝の言葉を述べる。皆大儀であったと家康。しかしそこへ、島津の軍勢が徳川に近づいて来ているとの知らせが入る。放っておけばよい、前を蹴散らして逃げるつもりじゃろと忠勝は言う。

しかし井伊直政勢が、島津勢を討ち取るつもりでいた。相変わらず向こう見ずなと、忠勝は蜻蛉切を携えて馬に跨る。直政は、目の前を素通りさせれば徳川の名折れぞと兵たちを鼓舞していた。しかし島津の兵の銃弾を浴び、直政は馬から転がり落ちる。

阿茶局は京都新城に戻って来た。おっかないおなごだわと、疲れ果てたように肩衣を外す彼女の前に、寧々が現れ、終わったみたいだわと伝える。知らせを受け取った大坂城の輝元は、これは何かの間違い、こんなに早く決着がつくわけがないと口にし、すべてを三成のせいにする。茶々は輝元の前に進み出て笑顔を見せ、次の瞬間扇で輝元を打ち据える。

「そなたを頼った私の過ちよ」
茶々はそう言い、大声でこの場から去るように命じる。この人物は徳川方と交渉したうえ大坂を退去し、後減封となる。さらに西軍に与した武将の内、宇喜多秀家は改易後配流、上杉景勝は減移封、真田昌幸は高野山配流の後紀伊九度山に蟄居、小西行長は京の六条河原にて斬首、大谷刑部は自害した。嶋左近は行方知れず、そして石田三成は敗走した。

直政は重傷を負い、家康の手当てを受けていた。何とか立ち上がろうとするもかなわず、座ったまま、本陣前を行かせたら殿の名に傷がつくので、打ちのめしてやったと言う直政を、家康はねぎらう。直政はこうも言う。
「ついに…ついにやりましたな!天下を取りましたな!」
信長にも秀吉にもできなかったことを殿がおやりになる、これから先が楽しみだと一人喜ぶ直政。

9月22日。囚われの身となった三成は近江の大津城に連れて来られる。
「戦無き世に出会いたかった…」と家康は口を開く。
「さすれば無二の友となれたはず」
さらに家康は、このようなことになったのは行き違いの不幸…甚だ残念であると続けるが、三成はそれを否定し、すべて豊臣の天下のためになしたること、その志は今も微塵も揺らいでいないと反論する。

何がそなたを変えた、星を眺めて語り合ったそなたは、確かにわしと同じ夢を見ていた、これから共に戦無き世を作って行くものと思うておったと家康は三成に近づき、こう尋ねる。
「なぜこのような無益な戦を引き起こした?死人は8000を超える。未曽有の悲惨な戦ぞ!」
家康は三成の前にひざまずき、さらに問いかける。
「何がそなたを変えてしまったんじゃ?わしはその正体が知りたい」

三成は含み笑いをし、やがて家康を嘲笑するかのように声に出して笑いながらこう言う。
「思い上がりも甚だしい!」
自分は変わっていない、この私の内にも、戦乱を求むる心が確かにあっただけのこと、一度火が付けばもう止められぬ恐ろしい火種がと三成は答え、重ねるようにこう尋ねる。
「それは誰の心にもある、ご自分にないとお思いか?」

三成はうぬぼれるなと一喝し、この悲惨な戦を引き起こしたのは、私でありあなただと声を荒げる。そしてその乱世を生き抜くあなたこそ、戦乱を求むる者だ、戦無き世などなせぬ、まやかしの夢を語るなと三成は家康に噛みつくように言うが、家康はそれでも、わしはやらねばならぬと静かに反論する。三成は最早何も言おうとせず、その後六条河原にて斬首された。


三成は決戦の前、クモの巣をもうひとつ張っていると、いささか得意げに言っていましたが、自分が家康から別のクモの巣を張られていることには気づかなかったようです。そして彼自身、ひいては西軍に与した面々がそのクモの巣に絡めとられてしまう結果となりました。この当時、毛利もまた覇権拡大を目論んでおり、この戦に勝つことで、徳川に対抗する毛利帝国を打ち立てようという願望もあったようですが、その毛利勢の多くは徳川方によって調略しされていました。

一方家康の陣では、
「小早川が動かないこと」
「吉川が動いていないこと」
を伝令が知らせます。両者の「動かない」にはもちろん別々の意味があり、吉川が動かないことは、家康に取っては寧ろ歓迎するべきものでした。しかし小早川は動かさなければならず、そのため桃配山を下りるという行動に出ます。これが、秀秋の行動に火をつけることになりました。

それから所謂島津の退き口。島津はそう描かれないだろうと思ってもいましたが、家康が主人公であること、大将が敵地に入るというセリフがあること、井伊直政が登場していることから、あるいはと思っていました。旧暦の9月15日の前日である9月14日に、今も行われている妙円寺詣りのもととなっています。

そしてこの大河のすべての戦に言えることですが、華やかな合戦絵巻は登場しません。寧ろ殺戮、その後の敗残兵などの描写に重きが置かれており、この関ケ原も合戦そのものの描写はあまり出て来ません。無論、今となっては『葵 徳川三代』ほどのスケールのシーンを再現できないせいもありますが、寧ろ調略の進捗具合とか、あるいは阿茶VS茶々の、もう一つの戦の方も重視されているふしがあります。

その大坂城内での「戦」、茶々は徳川方の真意を告げられます。それでなくても秀頼を出して、毛利を出して、西軍大勝利をと焦っていたのでしょうが、毛利は小早川も吉川も調略されているのを知り、秀頼を擁して関ケ原へ向かうことはありませんでした。尚これと同じ頃、東北でも大津でも、そして九州でも東西両勢力による戦いが行われており、九州のは『軍師官兵衛』にも登場する、黒田如水が大友義統を相手に戦った石垣原(いしがきばる)の戦いです。

それから11日に『決戦!関ケ原Ⅱ 大名たちの野望』が再放送されています。これについても書けたらと思います。


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[ 2023/11/14 17:30 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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