まずおわびです。このコラムの原文をコピペして下書き保存したつもりが、手違いのせいか公開されていました。その間アクセスされた方は驚かれたかと思います、失礼いたしました。
それと視聴率関連でこのリンクを貼っておきます。やはり、スポーツ中継は数字を持って行きますね。
【W杯バレー】女子日本代表の対ブラジル戦、世帯視聴率は14・1% 「ポツンと一軒家」「どうする家康」を大幅に上回る
(サンスポ)
では『武将ジャパン』大河コラムその2です。
稲も武者さんはお気に召さないようです。
じゃじゃ馬を通り越して、ただ単に不愉快で幼稚に見える稲。
腹ではなく、頭のてっぺんからキンキン声を出すような発声で、演技も硬いし、表情の作り方もヤンキードラマじみている。和装らしい所作もできていない。
(中略)
もう、慣れぬ衣装を着こなすだけで精一杯のように見えます。
しかも、稲の衣装は緑と赤という補色の組み合わせであり、非常に難しい。相当うまいことやらないとマヌケになってしまう。
稲は武芸を父親の忠勝から教わったという設定であり、そのため同年齢の女性と比較しても、どこか男性的で物柔らかさに乏しいキャラとなっているため、必然的に立居振舞もそうなるでしょう。打掛姿がしっくり来ないように見えるのも、そのキャラ設定だからこそと言えます。
あと稲は打掛の裏打ちは赤ですが、基本的に緑の打掛に紺の小袖ですね。
そして『大奥』は衣装がキャラに合うが稲は違うとか’(稲もあのさばさばキャラに合っていると思います)、忠勝の龍紋が安っぽい土産品だとか、例によって例の如くだなと思います。
そして「どうするキャンドルサービス」なる小見出しで。
部屋の中にキャンドルを置きまくるセンスは一体どういうことでしょう。
豊臣の成金アピール?
煙が出ますし、なにより地震で酷い目に遭ったばかりなのをお忘れでしょうか。
大火災を招きかねないキャンドルサービスとは、思い切ったことをやるものです。
まずキャンドルサービス、披露宴の演出で行われたりもしますが、元々は、キリスト教の教会や学校などで、信徒や生徒が各自ロウソクを手にして行うサービス(礼拝)のことです。従って、あのようにロウソクを並べ立てるのとは多少意味するものが違います。
そして大火災を招きかねない云々とありますが、そういつもいつも地震があるわけでもなく(余震はあったかも知れませんが)、それとよく見るとロウソクを並べている場所には金属が貼られているようで、あれなら即座に燃え移る可能性は低いかと思われます。
恐らく南蛮趣味(これは石川和正出奔の際の廊下のロウソクもそうでしょう)でもあり、またこの当時ロウソクは量産体制ではなかったことから、あれだけを揃えるのはかなり値の張るものであり、ゆえに富と権力の象徴であるとも言えそうです。
そのわけのわからない部屋で、寧々は不倫をテーマにしたWeb漫画広告セリフみたいなことを言う。
ビッグモーター秀長がフォローしても、嘘臭いとしか思えない。
「夫にするなら藤吉郎!」とか笑顔で語っていそうなんですよね。
しかし、秀吉の狂気すら、寧々の暗い顔と説明セリフだけで処理するって、何から何まで怪しいWeb広告みたいですね 。
また「ビッグモーター秀長」。
「レーシックお愛」と同じで、意地でもこの表現を、相手に失礼になるにも関わらず使い続けていたいのでしょうね。
そして
「不倫をテーマにしたWeb漫画広告セリフ」
などとありますが、この時は家康が訪ねて来ているわけです。政の意味合いが大きいにもかかわらず、新しい側室にご執心と言うのは、そういうのをないがしろにする夫への非難もあるでしょう。
どこか「不倫をテーマにしたWeb漫画広告セリフ」なのでしょうね。嫌いな大河なら何でも言っていい、その姿勢が秀吉の欲望並みにエスカレートしまくっていませんか。
あと「寧々の暗い顔」
なぜ暗いというか険しい表情になっているのか、少しでも考えているのでしょうか。
まあ怪しいWeb広告にしか見えないのなら、あまり考えていないのでしょう。
そして本多正信が腕組みするのはイキリバカとかなんとか。
腕組みをしているという状態は、危険です。
転んだ時に咄嗟に手をつけない。ましてや彼は腐っても武士ですからね。敵襲を受けることを踏まえ、両手は空けておくべき。
そんなことよりもカッコつけを踏まえて時腕組みしているなら、相当恥ずかしい。
武士というのは何気ない場面でも、そういう気構えができてこそでしょうよ。
正信が腕組みをしているのは、於愛に何か頼みごとをしている時とか、何らかの問題にぶつかって考え込む時であり、あのような状況で「敵襲」を受けるというのは考えにくいのですが。
それと
「カッコつけを踏まえて時腕組みしている」
て具体的にどういう意味ですか?
あと
「武士というのは何気ない場面でも、そういう気構えができてこそでしょうよ」
も甚だ曖昧模糊とした言い方ですね。武者さんの文章は特に
主語がはっきりせず、誰がどうしているのかがわかりにくい
具体的にどのようなシーン、どのような状況を指しているのか不明(説明不足)
自己満足的表現が多い、「レーシック」とか「ビッグモーター」など相手を揶揄する表現を含む
こういった点が目立つなと思います。
でこの後また
「私が見たいのはそんな武士であって、こんなイキリ倒した「ワタシってサバサバ軍師だからぁ〜」とか言いそうな人物ではありません」
この表現よく出て来ますね。もう3度目くらいではないでしょうか。
武者さんはセットの使い回しに言及していたことがありますが、自身の表現の使い回しの方をもう少し考えてほしいものです。
屋根が全くなく、木造の廊下がある場面はなんなのでしょうか。
このドラマのセットって、日本の降雨や湿気を踏まえていませんよね。
こんな状態では、速攻で腐ってしまうのでは?
前からそうですがこれも3行で1パラグラフ。
非常に適当な印象を免れません。もう少し文章をまとめてからパラグラフを作りましょう。
そして「このドラマのセット」のみならず、昔の家は濡れ縁と言って、屋外に張り出した縁がありました。無論戸の内部にある縁もあり、こちらをくれ縁と呼んでいます。
当然天気が悪い時は雨ざらしになっていました。
そのため水はけがよい造りになっています。少し古い家なら、今でもあるかと思います。
武者さん、本当にご存知ないのでしょうか。
また廊下でも、屋根や壁がない造りのものもありました。
千代がまた出てきた!
こんなカルト臭い女を出さないで欲しい。
穴山梅雪と一緒に討たれた設定で良かったでしょうに、一体どんな需要でしょうか。
「どんな需要でしょうか」て何か変な表現だなと思いますが、それはともかく。カルト臭いのは、武者さんの場合瀬名ではないのですか。元々巫女なのですから、一般人女性とは色々違っていますね。
それにしても今さら「千代は馬場信春の娘でした!」とか言われたところで何なのでしょう。
武田家重臣の娘を忍びからカルト巫女にするなんて、何がなんやら脱力するばかり。
鳥居元忠の最期に付き添いさせて、感動させたいんですかね。
馬場信春の娘にまで触れながら、「教来石」には触れないのですか? 馬場信春のかつての姓であり、ひいては領地を意味していますが。その教来石の外れに彼女がいたというのは、自分にも縁のあったこの地に戻っていたということなのですが。
あとまた「脱力するばかり」
そんなに脱力するのならいっそ観ないか、あるいは脱力覚悟で観るかのどちらかですね。
女大鼠もこんな風に再登場したらイヤだなぁ……。さっさと半蔵の妻にでもなって、背景にちらっと映る程度で十分です。
これはまた異なことを。武者さんは大河の女性に
「誰かの妻にでもなって、背景にちらっと映る程度」
をお望みなのですか。大鼠(女大鼠ではありません)は基本忍びであり、再登場の可能性はあるかと思いますよ。
何よりも
「誰かの妻になって目立たない存在」
を駒に対して言われたら、武者さんどう思うのでしょうね。
嫌いな大河だと平気で妻になれ、目立たないでいろのダブスタですね(無論、妻になることが悪いとは一概に言えません)。
そして「どうする山賊忠勝」なる小見出しで、
本多忠勝からまるで強さが感じられません。
武人としての強さは無く、髭をたくわえて粗暴になっただけのように見えます。
下劣な山賊と化しました。
しかも、その暴れる理由が、あのカルト巫女だもんなぁ……もういい加減にしてくれ。
戦場で輝いてこそ本多忠勝でしょ!
こんなヤンキー漫画のようなしょうもない喧嘩に時間を使ってどうするのか。
「山賊」、秀長に対しても同じことを言っていましたね。
髭を蓄えて粗暴な雰囲気なら、昨年の和田義盛も外見は似ていませんか?
そして千代(武者さんに言わせれば『カルト巫女』なのでしょうが、巫女さんに対して失礼かと思うので)を巡って暴れているのではなく、彦が千代を探し出していながら、家康に黙っていた、その態度がけしからんという理由で、忠勝が乗り込んだわけです。その辺りを理解できているのかどうか不明です。しかし武者さんにしてみれば、嫌いな大河の争いは何でもヤンキー漫画らしいですね。
そして
「戦場で輝いてこそ本多忠勝でしょ!」
あの、小牧・長久手の戦いで、秀吉軍の前に立ちはだかった忠勝を見ていないのですか?
しかしこの前も「「叩き棒」と「逆張り」の心理」で書きましたが、
「あと、これもよくあることなんですけど、「自分の好きなもののライバルへのアンチ活動」って、人間すごくハマりやすいんですよ。マイナスの意見の方がモチベーションが生まれやすいというか、ファン活動より実があったりしますからね。その実が美しいかどうかは別として。」
という言葉には大いにうなずけるものがあります。武者さんも叩いている時の方が元気だし(苦笑)。
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