ワールドカップ関連です。
日本も入っているプールD(この第3節は試合無し)の、まずアルゼンチン(ロス・プーマス)とサモア。
雨のサンテチエンヌ(スタッド・ジェフロワ・ギシャール)で行われたこの試合、開始早々サモアにイエローカードで、1人少ない状態での試合を強いられます。天候の関係上ボールがなかなか手につかないアルゼンチンですが、しかし前半8分アルゼンチンの初トライ。その後再び15人となったサモアが攻め込み、ペナルティゴール(PG)を得るも入らず。一方アルゼンチンも23分に再びPGを得るものの、結局こちらも得点とはならず、その数分後に今度はサモアがPGを決めます。
アルゼンチンも相手陣に攻め入り、ペナルティを得てここできっちり決め、11点差。雨が激しく振る前半終盤、サモアは再びPGのチャンスを得て反撃するもののまたも外れ、その後スコアに変化はないままハーフタイムを迎えます。さて後半、ボールが滑りやすい状態が続く中、アルゼンチンは相手陣に攻め入ろうとするものの、互いに決め手を欠く状態が続きます。それでもサモアに反則があり、PGを決めて16-3。
一方サモアはアルゼンチンの懸命のディフェンスでなかなかトライを挙げられず、後半25分にいい形でパスを回しながらもノックオン。サモアの初トライは、後半35分になってからでした。こで6点差。しかしその後サモアは痛恨の反則で9点差となります。サモアに取っては痛い敗戦でした。
雨中の試合ということもあり、ボールが手に付きにくくはあったようですが、ただサモアの場合、肝心なところでノックオンがあったり、そしてPGが入らなかったりといった点も結果に響きました。
そしてイングランドにファレル選手が戻って来た、リール(スタッド・ピエール・モーロイ)での試合。
イングランドが簡単に先制点かと思いきや、リザーブクラスの選手を多く入れているせいか、意外に手こずり、チリゴール前から若手アランデル選手が飛び込んでの先制は前半19分。しかしこれで勢いづいたのか、その4分後にモールで押し込んでのトライ、さらに30分近くに、チリのディフェンスに苦しみながらもアランデル選手がまたも飛び込んでこれで19点。そして34分には早々と4トライ目、コンバージョンも決まってこれで24点。
チリは無得点のまま。波に乗るイングランドは、前半終了間際にもフィリピン出身のマーカス・スミス選手が飛び込んで、これで31-0となります。後半。チリの反則で相手陣深く入ったイングランド。しかもチリのディトゥス選手にイエローカードで1人少ない状態となり、その直後にイングランドのトライ。さらにアランデル選手のハットトリックで点差が開いて行きます。チリも反撃を試みるものの、イングランドのディフェンスが強くなかなかうまく行きません。
チリは徐々にディフェンスも緩くなっている感があり、相手陣でチャンスを作ろうとするも作れず。しかもイングランドは次々にトライを挙げて行き、期待の若手アランデル選手の5トライを含め、11トライを奪って最終的には71-0としています。
これでイングランドは決勝トーナメントに向けて前進。一方で日本、サモアそしてアルゼンチンの2位争いという展開になっています。日本は29日早朝(日本時間)サモアと、そしてサモアに勝ったアルゼンチンはチリと30日に対戦します。
ところでこのイングランド-チリの試合、解説陣からイングランドの、ボールが頭に当たったプレイについての話が出ていました。NHKの中継で、岡田准一さんが「神の頭」と呼んていたと思います。それから14日のNHKのスポーツニュースで、ラグビー代表に帯同しているシェフの方が紹介されていました。以前サッカー代表にも帯同していた方でしたが、ラグビー選手の場合、「サッカー選手の3倍は食べる」との由。これに関しては五郎丸歩氏がやはり前に中継で、ラグビーの場合はよく食べるからとコメントしていたことがあります。
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