ラグビー関連情報です。
ワールドカップに向けての合宿に参加する代表候補が発表されました。
日本代表及び日本代表候補 合宿参加メンバーのお知らせ
(日本ラグビーフットボール協会公式サイト)
その次にこういう話題を持ってくるのも何ですが、同じサイトに
「JAPAN RUGBY 中期戦略計画 2021-2024」
というページがあります。
このページの下の方に、前中期計画レビューとあります。一応サムネイル画像(クリックで拡大可能)を置いておきます。
ここで気になるのが、
日本代表のブランディングや運営面のスタンダード向上による代表戦の集客向上、スーパーラグビーを活用した代表強化、RWC2019開催地と連携したレガシーの創出、小学校でのタグラグビー授業やカジュアルラグビーを活用した参画者の拡大などは、戦略に基づき各担当部門が推進することにより、成果を残すことができた。
とあることです。
集客向上や参画者の拡大で「成果を残す」と言うのであれば、それを裏付けるデータが必要になるかと思われます。一応数字はその下のPDFにあるようですが、わざわざPDFファイルをクリックさせずとも、このページで当初の予定は何名、そして実際にはどれだけの人数が集まった、ゆえに目的は達成されたくらい書けるのではないでしょうか。
また代表強化でスーパーラグビーを活用した(と言うか、スーパーラグビーに参加することで代表強化を図ろうとした)とかレガシーの創出などは、何をもって「成果を残す」と言い切れるのかこれも不明。そもそもスーパーラグビーと代表強化の因果関係が明記されていません。
またレガシーの創出などという書き方より、開催地にワールドカップ開催の実績を残すことができ、これは今後のラグビー拠点拡大に大きく貢献するとか、そういう書き方ではいけなかったのでしょうか。それ以外の部分に関しても、何か具体性を欠いているように見えます。
あとこのPDFファイルが、言っては何ですがどうにも素人臭いのですね。リーグワンの公式サイトにいくらか通じるものがあります。フォントなども、もうちょっと考えられていいかと思います。
それと先日の投稿で、珍しく中尾氏をほめた件について。実は私はなぜかここの箇所を記憶しており、確か中尾氏は協会の支出をチェックしていて、コピー機とかPCなど頻繁にモデルチェンジが行われる物を、リースでなく購入していると書いています-2000年前後の自著または狂会本で、これもちょっと探してみる必要があるでしょう。
しかしこれが事実なら、ちょっと協会の金銭感覚に疑問符を付けざるを得ません。無論20年以上前のことであり、今は違うと思いたいです。一方でリーグワンで公共のスタジアムを交渉して使うのではなく、自前で建てる計画なのはこれも先日書きましたが、よほどそれによる収益が見込めるということなのでしょうか。
イベントや試合、そしてスタジアムのためにお金を使うのはいいのですが、何だかあれもこれもやりたがっているようにも見えます。何年か経ってやはり背伸びし過ぎていたとか、あるいはあの時のツケが今に回って来ているとか、そのようなことを言われずに済むようにしてほしいものです。何よりもそれと並行して、リーグワンの在り方そのものを再検討する、場合によっては、再編するという手段が取られてもいいかとは思うのですが。
スポンサーサイト