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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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『ジャパン幻のキックオフ』大友信彦氏の「藪の中のジャパン」

以前ご紹介した、日本ラグビー狂会の『ジャパン幻のキックオフ』に関して再度。

この頃は狂会のメンバーだったラグビーライターの大友信彦氏が、当時の代表監督であった小藪修氏のインタビューをこの本に掲載しています。この時の小藪氏の受け答えについてですが、恐らく小藪氏なりの考え(FWの力強さ重視)で代表を強化してはいたでしょうが、何となく大雑把な発言が目立ちますし、また、ワールドカップを通常のテストマッチの延長ととらえているふしもあります。

またマスコミに対して、恐らく自分にあれこれ突っ込んで来るのをうるさく思ってもいたようです。聞き手である大友氏に対しても、どことなくぞんざいな口調が目に付きます。実際この頃の日本協会は特に、マスコミに対して上から目線だったともされています。また色々聞き出すマスコミに対して、協会サイドもよく思っていなかったふしもあったようです(あくまでも伝聞です)。

ところで以前、この小藪氏が国内シーン(企業チーム)は商業主義だとコメントしており、この小藪氏を散々に批判していた中尾亘孝氏も同じではないかと書いています。そしてこの大友氏のコラムでは、1994年のフィジーとのテストマッチで、当時の平尾誠二選手が臨時コーチとして呼ばれたことに触れています。このせいもあってか、フィジーには2勝しています。

さらに試合後の小藪氏のちょっと大雑把なコメントに対して、平尾氏のコメントはわかりやすかったのですが、その点について中尾氏は触れていません。この本で中尾氏が書きたかったのは、企業アマについてであって、日本代表は前振りに過ぎなかったのかも知れません。しかし仮にも代表のことを書こうと思ったのなら、この点にも言及するべきだったでしょう。但し中尾氏は元々平尾氏、神戸製鋼が好きでないせいか、無視していた感もあります。

そしてこの大友氏のコラムに関しても、多少突っ込みたくなる部分はあります。小藪氏がメディアは日本代表をもっと盛り上げるべき、協会のプロパガンダに徹しろといった意味の発言をしたのに対し、
「メディアが大政翼賛会になってはいけないと思う。事実は書き残すべきだ」
と書いています。

しかし小藪氏が率いたこの1995年ワールドカップでは、大会前にルーマニアとの試合に勝ったせいか、表立って代表を批判する、あるいは代表が修正する点をピックアップする記事は、私が知る限りありませんでした。そして大友氏自身、南アでの代表チームがチームとして機能していなかったのに、大会中に報じなかったことを、この次の「狂会本」で告白しています。

つまりリアルタイムで事実は書かれなかったわけで、メディアのそういう点も本来は問題視されてしかるべきでしたが、あまり改善されないまま1999年を迎えることになります。そして今はこの点は改善されているのか、これもちょっと疑問です。

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[ 2023/04/29 01:00 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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