今回は第25週第3話(第119回)のみです。
ノーサイドにいる舞に、道子の夫となった佳晴がコーヒーを運んでくる。馴染んでますねと言う舞に、自分も居心地がいい、常連さんとラグビーの話ができると言う佳晴。しかし喋り過ぎてすぐ仕事を忘れるらしい。そこへ悠人が入って来る。舞は例の空飛ぶクルマを見せ、新しい投資家がいないかと尋ね、悠人にもよかったらと投資をほのめかす。
飛行機はわからないし、ハードウエア開発の投資はハードルが高いと言う悠人。まだ世の中に存在しない物に投資するためである。さらに悠人は、大事なのはトップの人間のカリスマ性であり、現物がなくても、この人ならと思わせる説得力が必要だ、やり遂げる素質と覚悟を見られると言う。刈谷なら大丈夫と言う舞に、ホンマに飛行機好きやなあと笑う悠人。
飛行機でなく空飛ぶクルマだと言う舞に、悠人は自分の伝手で投資家を紹介することにする。その時悠人の携帯が鳴る。久留美からだった。おっちゃんも元気だと伝えてと頼む舞に、お前からも連絡するんやろと悠人は素っ気ない。そんな兄に、ええ報告はなんぼあってもええねんと答える。
舞と純はアビキルと業務提携をする。まず資金調達のため、プレゼン資料と予算案が必要だった。投資家が興味を持った場合、試作機を見学することになると舞。刈谷はこれまで2人切りだったので開発が滞っていたが、こんねくとがいれば話は別だと言う。その一方でカワチ鋲螺から、若手社員向けの技能講座の依頼が来ていた。そもそもの発端は技術教室だった。
舞は家で歩を遊ばせながら、髪の毛を乾かしてやる。そして寝かしつけた後は、技能講座の資料作りだった。その傍らで貴司は短歌に取り組むが、なかなかうまく行かない。貴司はポットを持ち、水を入れようと降りると祥子がまだ起きていて、彼の本『デラシネの日々』を読んでおり、その中の短歌をほめる。
貴司は礼を言いつつ、もうこういう歌は詠めないと言う。その歌を詠んだ時がかなり過去のように思えていた。そして空飛ぶクルマの件では、3人の投資家のアポが取れる。舞も純も、刈谷に熱い思いを語って貰うことを期待する。その一方で仕事も忙しくなり、舞はアルバイトを雇おうと純に話を持ちかける。
その夜。舞の携帯に貴司から遅くなるとメールが入る。そしてめぐみが結城を連れてくる。結城は仏壇に手を合わせた後、社長を継ぐ覚悟を決めたと言う。また自分の圧造課での公認を尾藤にしたいと言う結城。尾藤ももう一人前だった。また営業や経理もベテランだからどんどん頼るように、IWAKURAはそないして、皆の力で大きくして来たとめぐみは言う。
そのバトンを受け取ると結城は言い、舞にこんねくと共々、一緒に大阪を盛り上げて行こうとも言う。そして刈谷たちは最後の仕上げに入っていた。そこへ舞が渥美を連れて来る。渥美も週末は刈谷たちを手伝おうとしていた。開発は急ピッチで進められ、刈谷たちは試行錯誤を重ねる。そして投資家へのプレゼンの日が近づいて来た。
結局佳晴さんはノーサイドの従業員となったようですね。そして刈谷と玉本の空飛ぶクルマのために、舞は投資家探しをし、悠人にも相談します。悠人はハードウエア系の投資の難しさを話し、知り合いの投資家に声をかけてくれます。そして悠人は、一応久留美とは付き合っていると言うか、メールのやり取りはしているようです。
その後舞たちは技能講座のオファーも受け、アビキルと業務提携もして、ついにはアルバイトを雇うことまで相談します。ただ生憎、そこまでこの会社が忙しいようには、ちょっと見えないのですが…本当に忙しければ、ノーサイドまでわざわざ兄を呼び出すかとも思いますし。一方でIWAKURAを継ぐと決めた結城の方が、これから大変そうです。
それと貴司がどうも調子がよくないようです。元々創作を生業としている以上、その時々で波があるのは当然かとも思いますが、舞たちがうまく行っているのとは逆に、スランプに陥っているようにも見えます。
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