では第10回関連の『武将ジャパン』大河コラムです。例によってリンクは貼りません。
『どうする家康』感想あらすじレビュー第10回「側室をどうする!」 - BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン)
https://bushoojapan.com/taiga/ieyasu/2023/03/13/173788
でまた「壁ドンやらかす、あまりにも不快なアプローチ」だの、「ナレーションもいつものフザけた調子」だの、はたまた「モブっぽい田鶴の夫が説明セリフで色々と語ります」だの。飯尾連龍はモブではありませんけどね。 まあこのへんは、武者さんの主観なので、例のおじさん構文あらすじ(とも言えませんが)同様飛ばします。
それから「もはや単語を聞くだけでゾッとする海老すくいも出てきます」とのことですが、私にしてみれば、武者さんのおじさん構文の方が、またかと思ってしまうのですが…。 ちなみに私海老すくいは好きです、というかあれを踊る左衛門が好きですね。
あと
「田鶴はどう惨死するのか? 視聴者の皆さんはそこを期待しているんですよね?」
いやそれは次回ですから。
で、のっけから韓国ドラマがどうのこうの。個人的に韓流は観ないのでスルーします。いずれにしても大河の叩き棒でしょうし、武者さんお得意のフェミニズム関連の自説補強にしか見えませんので。
そして
本作『どうする家康』の陳腐な表現は、若者向けと言われることもあります。
しかし、それは誤った認識でしょう。若者がしらけきってしまう不快感を、積極的に突きつけてくるドラマであり、なぜ彼らがわざわざテレビで見ようと思うのか。
大河ドラマそのものを破壊したいのではないか?と本気で心配になるほど、本作は意味がわかりません。
冒頭アバンから「自分の思い通りにならず声を荒げる大男」って何なのでしょう。
「若者がしらけきってしまう不快感」を裏付けるものが何もないのですが?
それから
「自分の思い通りにならず声を荒げる大男」
昨年の坂東武者などもどちらかと言えばこのパターンでは?
あと大河が破壊されるのならそれでもいいです。課金システムにして新しい大河を作ればいいだけですし。
今週、やるべきことを放置して描かれた側室選びですが、それすら間違っています。
中二病をこじらせたキッズが「うおおおおお! 側室選びを正室がするって、エロすぎるだろwww」と書いた話のようで頭が痛い……。
「やるべきことの放置」が何であるのかがよくわからないのですが。
そもそも子供をもっと作るべきと言う於大の方針のもと、進められた話ではありますが。
それと側室選びと言うのは、正室の考えも入っていたわけですし、逆に正室が側室を追い出すこともあったようなのですが…実際結城秀康の母親(長勝院)は、瀬名から追放されたとされています。
そもそも「側室」という言葉そのものが、江戸時代以降の感覚であり、使用は慎重にすべきものなのですが。
「側室=愛人! ウッハーーーーーー!!・:*+.\(( °ω° ))/.:+」で止まったら、もうそうなりますよね。
何を言いたいのでしょうね。側室であろうが側女であろうが、戦国時代には既にいましたが。そして側室というのは愛人と言うよりは身分は使用人で、主に侍女たちや他の武将の娘たち、あるいは人質として取った他の大名の子女などから選ばれており、今回の人選も納得です。
それに、正室の許可を得て側室を選ぶならば、どうして今川氏真はそうしなかったんですか?
「正室の許可を得て側室を置くくらい知ってるしwww」と突然勝ち誇られたようで、言葉を失うしかありません。
氏真が瀬名を側室にしたがった件は、父義元が当時の元信と戦わせたうえで、結局ダメ出しをしてますよね。それにあの時、義元の正室(定恵院)はもう亡くなっていましたが。
側室=愛人という考え方だから、あんなくだらないミスコンじみた描写を入れるのでしょう。
「ブスやババアが、高スペ男性に釣られて草www」と女性を笑い物にしたいようにも見えます。
正室が側室を選ぶという話は、ああいう馬鹿げたコンテスト形式にしません。
あれミスコンですか?志望者が殺到したから、面接形式にしたのではないでしょうか。それにあの場合候補が絞り込めたら、正室に会わせるとかするのではないかと思いますが。
それと
「正室が側室を選ぶという話は、ああいう馬鹿げたコンテスト形式にしません」
ではどのようにするのか、具体的に書いてください。
出産が目的なのに、見るからに老齢の女性が来るわけもない。
事前の審査で落とさなければ、セキュリティにも問題があり過ぎるでしょう。
三河一揆では怪しさ満点の千代で痛い目に遭ったばかりなのに、あんなザル募集をかけるというのは、愚の骨頂です。
暗殺するうえで一番効率的なのは、閨房です。
(中略)
舞台が戦国時代だってことを忘れすぎではありませんか?
セキュリティ意識のない乱世描写なんて勘弁してください。エロエロに食いつかせればよいわけじゃないでしょうが!
何だか変に真面目になってしまっていますね。ああいう人たち冷やかしか何かで来ていると思われて、みんな落とされてますし、あのシーンは寧ろその描写を楽しむものでしょう。好きな大河なら面白いと書いているのでしょうね。
それと「事前の審査」も何も、あの面接が審査でしょうし。
さらに千代は間者であり、あそこに集まった女たちとは色々な点で違いますよね。
まあ率直に言って、悪態つきたくて必死になっている印象が半端ないし、このコラムの報酬は、きちんとレビューを書くことではなく、こういう部分、あるいは他の作品を持ち上げることによって発生しているように見えてしまいます。
それと
「エロエロに食いつかせればよいわけじゃないでしょうが」
また始まりましたか。『青天を衝け』の時と同じようなディスり方ですね。
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