2回にわたって『武将ジャパン』の大河コラムを見て来ましたが、やはり
「毎回見るのはしんどい」
そう思われます。
理由としては、
特に今年はあらすじがきちんと書かれていない
毎年のことですが自身の好き嫌い基準で、他作品のPRばかりしたがる
ドラマの内容を把握していないと思われる記述がある
さらに漢籍を引っ張って来ているが、解釈が必ずしも正しいとは言えない
ファンダムに批判的である
あらすじに関しては、どこか茶化したような書き方であるのが今年の特徴と言えます。で、例年のようにあらすじに自分の感想(これも相当偏っていると思われます)を交えるという記述ではないため、最初から叩きまくり、不満もしくは非難のオンパレード化している感もあります。
その一方で他作品、たとえば過去の好きな大河とかNHKで放送されている他のドラマ、華流時代劇などは賞賛しているのですから、これらの作品のPRに対して報酬を受け取っているのではないか、そう邪推したくもなります。あるいは、今年の大河を叩くこともまた、報酬の対象なのでしょうか。武者さん(小檜山青氏)が好きな『ちむどんどん』に出ていた大森南朋さん、山田裕貴さんも出演しているのですが。
そしてドラマの内容に関する記述。これもおかしな点があります。ただしこのコラムの場合、好きな大河であればきちんと把握していると言うわけでもなさそうです。昨年の『鎌倉殿の13人』は1年間追いかけましたが、その中でも本編をきちんと観ていないと思われる点、特に人名の間違いやセリフの見落としなどは結構ありました。
一方嫌いな『どうする家康』、つい先日指摘していますが、信長が火縄銃なのに再装填をしていないとも書かれていました。無論これは家来たちが数丁の銃を準備し、撃ち終わった時点で次々に装填していたためです。あまりひどいと、あるいは一杯やりながら書いているのか、または寝落ちしそうになりながら書いているのかとさえ思いたくなります。
漢籍の問題。以前このブログのコメント欄でも指摘されていました。解釈が間違っていると思われる、あるいは意味の捉え方がかなり大雑把であるという点もいくつか見受けられました。加えて、昨年の大河で大庭景親が、「蟷螂の斧」をもじったセリフを口にしていたのに、その点に触れないなど、ちょっと腑に落ちないことも多いです。
ファンダムに批判的な点ですが、これはどうしようもないのではないでしょうか。自分の意見は変えられても、ひとの意見を変えることはできないし、ならば見ないようにするしかないと思います。ツイッターにはブロックせずとも、ミュート機能もあれば、このツイに興味がないを選択することも可能です。
何よりネット上に数多いるファンが、すべて武者さんの意見と同じわけではないし、寧ろ違う方が多いのではないでしょうか。なのにこういうのをあげつらって、「危険な兆候」呼ばわりしたがるのですね。
あと比較対象がおかしいのもこのコラムの特徴です。ここまで違う同士を、なぜ比較するのか不可解にすら思えることもあります。先日、於大の方と大江広元を比較したのには、ちょっとわが目を疑いました。
1月に2回見ており、また時々見ると書いている以上、大体月に1回から2回のペースに留めようと思っています。投稿する際には、今まで通し番号をつけていましたが、1つのコラム関連の投稿が多いので、当該コラムで扱われている放送回に、枝番号をつけるような形にしたいと考えています。
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