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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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『舞いあがれ!』第18週「親子の心」第1話&第2話

第18週第1話(第82回)と第2話(第83回)です。

第82回
悠人はうめづでお好み焼きを食べていたが、この日の午後7時からは団体の貸し切りで、しかも祝賀会が開かれるようだった。そして貴司、舞そしてめぐみが入って来て、舞は兄を見て驚く、うめづ来るんやったらうちにも寄りなさいとめぐみ。しかし悠人はこの後東京に戻る予定だった。たまにはお父ちゃんにも顔見せたってと言うめぐみに、はいはいと返事する悠人。

そこへ勝と雪乃がクラッカーを放ち、貴司の長山短歌賞受賞を祝う。実は雪乃は貴司が短歌に興味を持ち始めた頃から、短歌について勉強していた。照れる貴司に、歌人梅津貴司の門出を祝う会やないか、お好み焼き食べ放題やでと勝。悠人も結局祝賀会に加わり、途中で席を立とうとするも、めぐみと舞に引き止められる。

貴司君は親孝行やなとめぐみに言われ、おとん、おかん、ありがとうと貴司。こんな賞を貰えたのも、好き勝手していた僕をずっと見守ってくれていたからだと貴司は言い、感謝してますと礼を述べる。貴司の言葉に涙する雪乃。舞も改めて祝意を述べるが、勝は舞が飛行機部品のプロジェクトリーダーであることに触れる。

舞はボルトの試作品が完成し、強度の試験があることを伝える。うまいこと行ったらええなと言う貴司に、職人さんらが一生懸命作らはったネジやから大丈夫と舞。浩ちゃんも喜んでるわと勝。そこへ仕事で遅くなった久留美が入って来て、やはり貴司におめでとうと言った後、紹介したい人がいると言う。

久留美と一緒に入って来たのは医師の八神蓮太郎で、しかも久留美は八神から貰った婚約指輪をはめていた。うめづの店内は拍手と歓声に包まれる。今日はお祝いのオンパレードやと雪乃が言い、勝は新たなお好み焼きの準備に取り掛かる。八神もうめづの味が気に入ったようだった。お医者さんにもファンドマネージャーにもお墨付き、それがうめづのお好み焼きやと勝はお代わりを持ってくる。

ファンドマネージャーと不思議そうに訊く八神に、久留美は舞の兄で、今は時の人と悠人を紹介する。もしかして岩倉悠人さん、よくTVに出てますよねと八神。こんなとこで有名人に合えるなんてと八神は言い、こんなとこはないんちゃうと軽くダメ出しをされる。舞は婚約のいきさつについて尋ねる。久留美は恥ずかしがるが、八神は僕からストレートに結婚してほしいと言ったと打ち明ける。

よく気がつくのでいつも助けて貰っていること、最初はただの職場の同僚だったのが、しんどさも吹き飛ばしてくれる笑顔に惹かれ、気が付いたら愛していたと言う。愛という言葉に反応する悠人、めぐみ、そして勝と雪乃。ふだんそんな言わへんやんと言う久留美だが、ふだん言われへんから、久留美ちゃんの大事な人らの前で言いたかってんと八神。

これからよろしくお願いしますと八神は言うが、悠人は携帯に来た知らせを見て舌打ちをし、ごちそうさんと言って何万もの金を雪乃に渡す。ええから取っといて、貴司君の受賞祝いと久留美ちゃんの婚約祝いと言って去って行く。その後八神は舞と貴司にダブルデートを申し込む。貴司君とはただの幼なじみと舞。八神は舞に若いドクター紹介しますよ、独身いっぱいいてんでと言い、雪乃はええやんと言うが、久留美は、舞が仕事が大変なのを知っていた。

舞は貴司に、貴司君、久留美、私の新しい門出の日て感じやったなと言い、みんなこれからますます忙しなるなと言う貴司に、うれしい忙しさやわと答える。強度試験頑張ってと貴司。舞の机の上には、貴司の
「君が行く 新たな道を 照らすよう 千億の星に 頼んでおいた」のハガキがあった。
そして新しい週が始まり、ボルトの品質試験の日がやってくる。試験場の朝霧工業に舞、笠巻そして結城が到着する。

緊張して来たと言う舞に、引け目に感じることあらへん、俺らかてちゃんと完成さしたんやからと笠巻。この会社は航空機部品だけに特化しており、今回はIWAKURAと同じボルトの発注を受けていた。大きな会社で、笠巻曰く
「うちの10倍くらい敷地あるんとちゃうか」
実際工程ごとに建物が分かれており、珍しそうに眺めていた舞たちを、社員が案内してくれる。

熱処理まで御社でされてるんですねと尋ねる舞。材料調達から完成検査まで、すべて一貫生産できるようになっていると言われ、結城は、
「本気で航空部品を扱うねやったら、こんだけの規模がいるっちゅうことや」
と言う。そこへ荒金が、ライバル社の視察はどうですかと現れる。舞は朝霧工業をほめつつ、弊社も自信を持ってお見せできる製品をお持ちしましたと荒金にボルトを渡し、正々堂々戦わせていただきますと意を新たにする。

第83回
ボルトの品質検査は、まず細かい傷の有無のチェックから始まる。この点は大丈夫だった。その次はボルトが切れるまで引っ張る検査が行われる。この時の力の単位はニュートンで、36,500ニュートン以上の力に耐えることができれば合格となる。しかしニッケル基合金とはいえ、ボルトのように細く加工していると、この場合はハードルが高かった。

朝霧工業のボルトは39,000ニュートンを超えていた。IWAKURAのボルトもそれをクリアするが、朝霧工業の社員は、本当に御社でお作りになったのかと尋ねる。もちろんやないですか、何かおっしゃりたいんですかと結城。しかし舞はうちだけの技術ではなく、父の代からお付き合いのある、他の工場の機械を借りたと言う。

せやからこれは、東大阪の技術が結集したボルトであると舞。ではもし本発注を受けるとなった場合、その時も他社に協力を求めるのかと尋ねられ、そのつもりだと舞は答える。しかしそれは考えが少々甘いように思う、本発注はもっと多数の製品を作ることになり、時間も費用もかなりのもので、他社がメリットを感じるようには思えないと指摘される。

全くの夢物語ではないと荒金。品質試験にはまだ日数がかかるため、結果は後日報告されることになった。その後舞がデラシネに立ち寄ると、陽菜と大樹が、貴司君は作戦会議中だと言う。長山出版の担当者リュー北條が来ていて、舞は北條の名刺を渡される。一方貴司は、強度試験の結果を教えてなと言う。

北條はなおも貴司にあれこれ要求していた。舞は陽菜と大樹にも帰るように促す。北條は写真をチェックしながら、梅津さんの歌は東京の編集部でも評判がいい、だから出版する歌集は全力で売り出したいと言う。礼を言う貴司にまずは服装と髪型かな、今度ちゃんとした場所で宣材写真を撮ろうと言い出す。スタイリスト呼ぶからさと言う北條に、当惑する貴司。

歌集売りたいなら作者の顔が大事よ、せっかくの男前なんだからさと言い、写真集いけるんじゃないかとまで言い始める北條。一方久留美は不機嫌そうな顔つきで、ノーサイドで1人コーヒーを飲んでいた。そこへ舞が入って来る。久留美は父佳晴が、あさって八神の家族と顔合わせということで、やけに張り切っており、しかも八神はいい料亭を予約すると言うのに、それをここでやるって聞けへんねんと言う。

佳晴は舞に挨拶をし、ネクタイの感想を久留美に訊く。ええんちゃう、何かいかついセールスマンみたいでと久留美。ホンマやなと道子。そしてその日がやって来て、ノーサイドは14時まで貸し切りとなる。ネクタイが歪んでいないか久留美に訊く佳晴。お父ちゃん、精一杯見栄張ったるからなと言う佳晴に久留美はうなずく。そこへ八神の母圭子がやってくる。

佳晴は緊張しながらも挨拶をする。お父様と蓮太郎さんはと尋ねる久留美に、今日は私1人で参りましたと圭子。そして単刀直入に、蓮太郎とあなたの婚約はなかったことにしていただきますと言う。圭子は佳晴に向かい、定職にお就きになっていらっしゃいませんよねと尋ね、離婚もなさっているそうだし、色々事情もおありなんでしょうけど、そのようなご家庭の女性と、うちの息子と結婚させることはできひんのですとずばずばと言う。

蓮太郎さんはご存知なんですかと訊く久留美に、もちろん存じておりますと圭子。そして今後一切、息子とは関わらんといてくださいませねとダメ押しのように言い、ごめんあそばせと席を立つ。しかし佳晴は圭子の前に立ちふさがり、いきなり土下座をして、もっぺん考え直したってくださいと頼み込む。

おやめなさいと言う圭子に俺のことは俺のこと、久留美とは何の関係もないんですと言う佳晴。圭子はそもそもこんな店で顔合わせは非常識、あなたの提案と言うじゃないですかと詰め寄る。娘の邪魔したなかったんですと佳晴。俺なんかが高い料亭行ったら、緊張して話もできへん、不細工な姿見せるだけです。そやけどここやったら自然とラグビーの話ができる、俺にはラグビーしか取り柄があらへんのですと佳晴。

ここやったら、かっこええお父ちゃんでいてられるかも分からへん思てという父を、久留美は見つめていた。しかし圭子は
バカバカしい、何がラグビーよと帰りかけるが、佳晴は圭子のすねにしがみつき、久留美はちゃんとしたようできた娘なんです、お願いします、娘には幸せになってもらいたいんですと言い張る。お父ちゃん、もうええと久留美は言い、そして圭子に申し訳ありませんでしたと頭を下げる。


貴司の受賞に加え久留美の婚約で、うめづではお祝いモードが高まります。しかも舞たちが苦心したボルトも、後は品質検査を待つだけでした。一見何の興味もなさそうにお好み焼きを頬張る悠人は、勘定の時に何万もの金を雪乃に渡します。貴司と久留美へのお祝いで、すべて自分が奢るということなのでしょう。

そして八神先生、婚約までのいきさつをすっかり話し、なおかつ舞にも若い医師を紹介するなどと言い出します。しかしどうも、これでめでたしめでたしとは行かないようです。

舞のボルトの検査はうまく行きそうでしたが、IWAKURAだけで作っていないことから、正式に注文が来た場合はかなりの数であること、その時他社の協力を求めるのかと言われます。瀬川さんの機械を借りたのは、いずれわかることでしたが、このことで舞や笠巻、結城があれこれ考えるシーンがあってもよかったかと思います。

舞は「東大阪連合」的なシステムを目指しているようですが、朝霧工業のように、難易度の高い部品をすべて自前できる工場にしてみれば、いくらか不安に感じられもしたでしょう。

そして受賞した貴司に対し、担当のリュー北條は早速イメージ戦略を考えます。しかしどちらかと言えば、貴司はこういうのが苦手ではあるようです。さらに久留美。父佳晴は八神家との顔合わせを、ノーサイドでやろうと言います。八神が選ぶ料亭では、気おくれしそうだからというのが理由のようです。

しかしその場に現れたのは八神の母の圭子で、望月家はうちにふさわしくないと言わんばかりです。そして立ち去ろうとする圭子を佳晴は必死に止め、久留美はいい娘だからと言いますが、その久留美は圭子に謝るのが精一杯でした。前作のヒロインは、反対されて弁当攻勢に転じましたが、彼女は料理人でもないし、いくら何でもあそこまではやらないでしょうが。


飲み物-コーヒーとケーキ
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[ 2023/02/01 00:45 ] 朝ドラ | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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