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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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『どうする家康』に関しての武将ジャパンの記事について その6

もう1回やっておこうかなと思いますが、正直言ってコラムが劣化したなという印象があります。以前からレビューとも言えないし、かなり偏っている記事であるのは事実でしたが、最早こうなるとあらすじも無視ですし、単に愚痴の掃きだめ化しているようにしか見えません。

これが報酬を貰って書く記事なのかとも思うのですが、実は大河そのものでなく、コラムで紹介されている別作品のPRのためと考えれば、それはそれで納得はできます。但しその場合大河を名乗らないことですね、ミスリードのもとになるので。

『どうする家康』感想あらすじレビュー第3回「三河平定戦」 - BUSHOO!JAPAN
(武将ジャパン)

例によってきちんとしたあらすじもなし。
何でも「あらすじ:サバサバした網浜さんリスペクト版」なるものがあり、『ワタシってサバサバしてるから』(すみません、観ていません)バージョンであらすじらしくまとめているのでしょうが、正直言って自己満足の極みでしかありません。今川氏真が文を送り、三河を平定しろと命じるシーンはすっ飛ばして、洞窟行きからの本編紹介。

海老すくいって、宴会芸ですよね。
現代だって仕事場でそんなことやらかす奴がいたら非常識扱いをされる。
酒井忠次の海老すくいって、ギャップ萌えだと思うんですよ。
普段はあんなに堅苦しい三河武士が、宴会になるとおもしろい。周囲にキャラクターが浸透しているからこそ成り立つものです。
『鎌倉殿の13人』の大江広元を思い出してください。
いつも冷徹で殺人の提案すらサラリとこなす大江広元なのに、政子にはメロメロ――だからこそ視聴者は驚かされたわけでして。

海老すくいに関しては、第1回でも登場していて、今川に多くの年貢を納めている三河者に取っては、あれが精一杯のもてなしと、当時の元信が数正から説明されるわけです。三河の人々の心情が込められているとも言えるし、しかもこの銭で三河を平定できるわけですから、彼らがこの踊りで喜びを体現したと取るべきでしょう。

尚このコラムの冒頭に、
「鳥居忠吉が隠していた金や武器」
とありますが、単に隠していたわけではなく、
「ご城代を欺いて銭っこためるくらい何でもないわ」
と言っているわけで、本来はそれをはっきりさせるべきでしょうね。忠吉がまともに喋っているのが、あるいは武者さんには気に入らないのでしょうか。前回彼の歯が抜けた喋り方を笑うのは、儒教道徳に反するといったことを書いた武者さんですから、忠吉には年少者からいじめられるおじいさんであってほしいのかも。

そしてなぜか大江広元、比較にも何もなっていないと思うのですが。本当に今年は無理やり感が漂っているなと思います。

キャストの集合写真を見ると一目瞭然で、月代と髭の率が低い。
月代を剃っていなくても、髷は作ることが定番。
それがポニーテールのように、バサっとそのまま流している人物が結構います。邪魔です。

なぜポニーテールのように流すと「邪魔」なのかよくわかりません。
元康と氏真はこのポニテ式、忠勝はロングヘアではありますが、三河衆などは茶筅髷風な髷の人が多いです。あと水野信元も茶筅髷風、信長は折髷ですね。私も元康がいつ髷を結うのかは気になりますが、節目節目で髷を作り、月代を剃るような形になって行くのでしょうか。
あと月代に関して言えば、武者さんが好きな『麒麟がくる』でも、月代がない登場人物もいたのですが。

でまたドラマ『大奥』がどうのこうの。要は『どうする家康』でなく、この手の作品とかゲースロのPRをやりたいだけなのか、そのようにも見えて来ます。
尚この『大奥』、吉宗編だけ観ましたが、私としては柴咲コウさんが主演した映画の方が好きです。

一方で本作は、出来損ないの戦国乙女ゲーを思い出します。
いったい誰の需要でしょうか?

「誰の需要でしょうか」でなく、「誰にとって需要があるのでしょうか」とでも書いてほしいものですね。とても文章を生業としている人が書いたものには見えません。

ニタニタしたエキストラ。
無茶苦茶で割れている発声。
ベテランですらおかしい演技。
大仰な動き。
何より所作ができていない……と、あまりダメ出しをしたくはないのですが、瀬名のちょこちょこした歩き方はなんなのでしょうか。
ああいう歩き方は女中がするものではないかと疑問を感じます。

エキストラがどう、発声がどう、ベテランの演技がおかしいなどなど、誰のどういう演技を言っているのかまるで見当がつきません。それと瀬名のちょこちょこ歩きて、どのシーンですか。それもはっきりしない。
「あまりダメ出しをしたくない」
などと言いつつ、何か適当に誤魔化してはダメ出しばかりしているように見えてしまうのですが。

瀬名がわざとらしく産気づく場面がありました。昔のドラマで見たようなベタな演出ですね。
出産をやるなとは言いません。
当時の風習を描くようであればむしろおもしろい。
『鎌倉殿の13人』では、険しい顔をすれば男の子が生まれると周囲が言うと、政子が精一杯顔を険しくする場面がありました。
それが瀬名の場合、まるでベビー用品のモデル状態だ。

この場合瀬名の出産と、政子が顔を険しくするのとでは比較そのものがおかしいでしょう。比較するなら、政子が産気づいて出産するシーン(が、もしあればですが)と比較するべきと思われます。
当時の風習を描くようであればむしろおもしろいと言うのも、何だか政子のシーンを引き合いに出すための付け足し臭く見えますね。ならば前出海老すくいは、当時の風習ではないのでしょうか。

出迎えるなら綺麗な服を――そう呼びかける瀬名は微笑ましいようで、現代的です。夫が生死をかけて合戦に出ているならば、負傷の有無や程度は気にならないのか?

武者さん前からそうですが、着物を「服」としか表現しませんね。昨年の直垂も袿もみんな「服」。そしてここでは、瀬名が
「きれいな衣で夫を迎えたいでしょう」
と言っているのにまたも「服」。どうにかなりませんか。そして夫が負傷していようが彼女たちに伝わるわけでもなく、また知ったところでどうすることもできず、せめて妻ができることは、自分で縫った新しい小袖を着て夫を出迎えることではないでしょうか。

要は、このドラマの女性像って、近代以降の“良妻賢母”、“チアリーダー”型なんですよね。
近代以降、男性は戦場に女性がいないものとして考えました。
典型例が『青天を衝け』主人公である渋沢栄一です。
彼と同年代のスナイパー・山本八重の存在なぞ無視し、「女は従軍できないから」と、男女差別を肯定しました。

そもそも城を守るとかではなく、所謂戦場に女性は入れたでしょうか。
そしてまた良妻賢母がどうの、『青天を衝け』がどうの(くどい)。その当時は女性が従軍できないのは事実でしたし、八重も戦場にいたわけではなく、会津城に籠っていたわけです。
しかしここまで好きな大河を、家康叩きのためにあれこれ持ち出している武者さん、何かこの大河に対して防戦一方になっていないでしょうか。

中世までは従軍女性も存在しました。男女双方が協力せねば勝てない時代でした。

具体例を挙げてください。昨年登場した巴など木曽義仲の妾達、戦国時代の名だたる武将の妻などは確かに自ら戦ったことはあります。ちなみにこの大河にはお田鶴の方も出て来ますから、その雄姿をじっくり見てから女性と合戦について書いてもいいのでは。

このドラマは、そういう偏見ありきの女性像をせっせと再生産しているように思えてなりません。
寿桂尼の扱いからしてそうでしょう。

男女差別だと言いたいのでしょう。しかしこの大河の場合、今川家よりは寧ろ織田家に比重が置かれているように見えます。(1983年の大河『徳川家康』でも、寿桂尼は出て来ません)今川が出て来るから、必ずしも彼女も出て来ると言うわけでもないでしょう。時と場合によっては登場させないという選択肢もあるわけですし。
自分が期待する人物が出て来ないから、不満そうですね。武者さんのことだから、40年前はそこまで女性の登場人物に重きを置いていなかった、けしからんなどと言うのでしょうか。

元康を甥っ子呼ばわりする水野信元。
瀬名と我が子を思ってビエビエ大騒ぎする元康。
この方たちは公私混同が甚だしく指揮官としていかがなものでしょう。
『麒麟がくる』では、桶狭間の戦いにおいて、於大の方経由で寝返りを進める工作が描かれました。
あのときの元康は、母の書状と菊丸の報告に感動はしますが、それはそれ、これはこれとキッパリ断った。
『鎌倉殿の13人』では、巻狩りで頼家が獲物を仕留めた際、政子はそっけない態度をとりました。
『吾妻鏡』に準拠した描写です。
しかし彼女はその後、周囲に自分の身内しかいないところで大はしゃぎ。本心では嬉しかったけれど、家臣たちがいる前では平静を取り繕っていたのですね。

また
「キリンガクルデハー、カマクラドノデハー」
ですか。
実際に元康は信元の甥であり、この人物が織田への寝返りを進める以上、そういう関係として描くことになるでしょう。
そして『麒麟がくる』の場合の元康は脇役であり、また当然描かれ方も違っています。第一、1つの(好きな)作品を絶対的存在として比較するのがおかしいし、何とも子供じみています。ならば『どうする家康』のコラムなど書かずに、『麒麟がくる』が如何に素晴らしいかを、noteででもやっていた方がよほど精神衛生面でもいいのではないでしょうか。
そしてなぜここで『鎌倉殿の13人』?
これまた強引な比較ですね。政子は指揮官でも何でもないでしょう。
そして元康は「ビエビエ大騒ぎ」などしておらず、ただ今川を、瀬名を裏切ることになって涙を流しているわけですが、武者さんにはそのように聞こえて仕方ないのでしょう。
(2023年1月26日加筆修正)


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[ 2023/01/26 01:30 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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