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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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『鎌倉殿の13人』に関しての武将ジャパンの記事について思うこと 84その2

『武将ジャパン』大河コラム、第46回後半部分関連記述への疑問点です。

鎌倉殿の13人感想あらすじレビュー第46回「将軍になった女」 - BUSHOO!JAPAN
(武将ジャパン)
https://bushoojapan.com/taiga/kamakura13/2022/12/05/172348


1.「初さん久しぶり」と声をかけ、太郎につきあって欲しいと伝えると、「政所を追い出されて暇だ」と快諾する泰時です。
なんてことはないやりとりのように見えて、ここの場面も重要かもしれません。
泰時は、父が何かに取り憑かれていておかしいとわかっている。諫言をすることこそ使命だと理解している。だから追い出されても真に凹んではいない。

あの泰時ですが、落ち込むと言うより何か考え事をしていたように見えるのですが。

2.史書『吾妻鏡』では、北条政子が息子の源頼家に『貞観政要』を勧めていたことが記されています。
ドラマでの泰時は、幼い頃から『貞観政要』を読んでいました。
そんな本書の特徴の一つに「名君は諫言を聞き入れ、気骨ある名臣は諫言を恐れない」という教訓があります。
このコンビは義時が司る独裁とは別の統治を象徴していると思えるのです。

義時が例え強硬な手段を取ってでも幕府を守らないと、その後の泰時の執政への道も開けなかったのではないでしょうか。この独裁もいわば必要悪であったわけですし、ならばこれをせずして、源氏不在の鎌倉にどのような道が開けたのかと、逆に武者さんに訊きたくもなります。

そしてまた『貞観政要』を頼家や泰時が読んでいた件、もう何回も出て来ていますね。ちょっとくどいなと思います。

3.素敵な小袖をどこで買ったのかと問いかけると、「三斎市」と返す女性。
「三斎市」とは一月に三回行われる市場のことです。
何気ないようで、鎌倉の商業発展がわかります。定期的に市場を開き、おしゃれな小袖を買うことができる。そこまで安定して発展しているのです。

この三斎市を含む定期市、既に平安後期から行われています。元々は余剰作物を貨幣(宋銭)に替えるべく、荘園の主が始めたとも言われています。
それと三斎市の詳しい説明がありませんが、決まった開催日、例えば一月のうち「八の日」(八日、十八日、二十八日)と決めて、3回市を開くようになったのです。これが室町時代になると六斎市として、月6回になります。

4.これは現実世界とも重なっていると思えます。
政子をどう描くか。現代人が見ても憧れるロールモデルとして描き、演じられるか。その挑戦への答えでもあります。
彼女は新時代の女性を作り上げました。
皇族でも貴族でもない、小豪族の娘。
車の上から見下ろすのでもない。御簾の奥に留まるのでもない。民の顔を見て、声を聞かせ、あたたかく抱きしめる。そんな存在になったのです。

武者さんの政子ぼめは今に始まったことではないので、ここでは省略しますが、
「政子をどう描くか。現代人が見ても憧れるロールモデルとして描き、演じられるか。その挑戦への答えでもあります」
とあります。しかしこの政子像を作り上げたのは、他ならぬ三谷さんとNHKのスタッフではないかと言いたくなるのですが…。

そして義時とのえのシーンですが、

5.茶碗に大盛りのご飯をのせ、隣には妻ののえ。
彼女が眉をひそめながら「泰時のことを聞いた」と言ってきます。

ご飯は「載せる」より、「よそう」ものではないかと思いますが。
それとこの当時、これだけの量のご飯を食べるのは別に珍しくはなく、特に大盛りと書くべきなのかとも思います。

6.彼女は完全に開き直りました。
前回の放送で、八重と比奈と自分を比べられたからなのか。仕返しをするように二人の血統を貶めるようなことを言い出し始めた。
(中略)
のえの脇で控えている姿が凛々しく雅。
京都の香りが血にこめられているようで、素朴な泰時や朝時とはまるで異なりますね。
(中略)
義時との愛は既に枯れ切った。こんな愛の消えた妻なのに、復讐に燃える様は美しい。
これは全面的に義時が悪いでしょう。
当初は腹黒くとも美しい生花だったのえを、こんな冷たい石の花に変えてしまった。
私の中で彼女は無罪です。名花に愛を与えず放置した義時が圧倒的に悪い。

のえ関係なのでひとまとめにしています。
まず
「仕返しをするように二人の血統を貶めるようなことを言い出し始めた」
仕返しかどうかはともかく、彼女の祖父は二階堂氏ですから、坂東武者の家系である八重や比奈と比較されるのは面白くないかも知れません。
そして
「京都の香りが血にこめられているようで、素朴な泰時や朝時とはまるで異なりますね」
ここで曾祖父行政と京のつながりを窺わせていると思われるのですが、なぜのえが血統にこだわることに関して、この京都ルーツを持ち出さないのでしょうか。

さらに
「義時との愛は既に枯れ切った。こんな愛の消えた妻なのに、復讐に燃える様は美しい。
これは全面的に義時が悪いでしょう。
当初は腹黒くとも美しい生花だったのえを、こんな冷たい石の花に変えてしまった。
私の中で彼女は無罪です。名花に愛を与えず放置した義時が圧倒的に悪い」
のえが美しいだの義時が悪いだのは武者さんの主観であり、「レビュー」でこのようなことを書くべきなのかどうか疑問です。この人は、とにかくこういう所がありますね、今更ながらではありますが、これではレビューの私物化ではないでしょうか。

7.しかし実際は、泰時が思い切り反抗しているし、のえも敵意と嫌悪を剥き出しにし、義時の強い支持者であった時房ですら疲れてきている。
天命は義時に与える役目をあくまで短期間に留めるのではないか、と思えてなりません。
時房が、廊下で泰時を相手に本音をこぼします。
軍勢を率いていくのはどうにも気が重い。いっそ蹴鞠で決着をつけたい。
泰時も、親王を断るからには頭を下げるように時房に言います。兄上に逆らうのか?と一瞬ムッとする時房は、蹴鞠なら自信があると続けます。
蹴鞠のことはとりあえず無視して、泰時は真剣に「鎌倉の行末は叔父上にかかっている」と語りかけてきます。

義時の私がルールブックだ、もとい「私の考えが、鎌倉の考えです」関連です。
のえが政村を執権にしたいと言うのは、泰時への反発があるからで、義時の政への姿勢への反発とはまた違うかと思われます。

それと
「軍勢を率いていくのは気が重い」
は、一歩間違えれば戦になるからだと泰時も言っていますね。
あと泰時が蹴鞠を無視すると言うのは、彼の性格からして、そのようなことで決着するものではないと踏んでいるからでしょう。しかし、行ってみないとわからないものです。

8.「私の負けにございます」
そう屈するしかない時房。
後鳥羽院は私を負かすことなどできないが、そなたの力は認めると余裕を見せています。
「ありがとうございます!」
かしこまる時房に、本音を明かす後鳥羽院。
親王を鎌倉にやる気はない。代わりの者を出すからそれで手を打てとニヤリ。
時房も顔を伏せつつ、これにはニヤニヤが止まりません。泰時の言った通りになりました。

「私の負け」はある意味時房の策でしょう。
しかも時房が最後の方で嬉しそうにしたのは、泰時が言った通りになったからではなく、兄義時が望むような「鎌倉の手に負える」人物に決まったからで、これで義時の顔を潰さずに済むと考えたからではないでしょうか。それと泰時の言に従えば「親王を断るからには頭を下げてくれ」なのですが、時房が頭を下げたのは、自分の負けだと上皇に申し上げたからであり、時房が親王の下向を断るよりも先に、上皇の方からその気はないと言い出していますね。

今回突っ込みどころが多い(最終回までそうなるのでしょう)ので、もう1度投稿予定です。

飲み物-暖炉の前のウイスキー
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[ 2022/12/08 07:00 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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