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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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『鎌倉殿の13人』に関しての武将ジャパンの記事について思うこと 83その1

『武将ジャパン』大河コラム、第45回前半部分に関する記述への疑問点です。

鎌倉殿の13人感想あらすじレビュー第45回「八幡宮の階段」 - BUSHOO!JAPAN
(武将ジャパン)


1.ただしこのことは鎌倉殿が義時という守り刀を手放すことも意味します。
思えば初回以来、彼は鎌倉殿を守る刀でした。
最初に源頼朝を引き入れたのは兄の北条宗時だったけれども、頼朝を守っていたのは義時です。女装した頼朝を馬に乗せて逃げていく役割も担いました。

仲章が代わって太刀持ちを務めたことですが、義時はこの時点で最早鎌倉殿を守る役目ではなかったはずです。それに初回の時点で、鎌倉殿という称号はまだ存在していません。また義時が頼朝を守ったと言うのも、平家嫌いの宗時が伊東祐親に頼朝の引き渡しを命じられ、伊東の兵と対峙することになったため、逃がすように命じたわけです。実際始めの方では、義時は頼朝にうんざりしてもいたわけですし。

2.長い石段を実朝が降りてきます。泰時がそちらへ向かおうとすると、義時は止めます。
「聖なる儀式の邪魔をしてはならぬ」
義時の信仰心はおかしい。実衣が「意外と気にしい」とからかっていたけれども、確かに変だ。神聖なものを自分のために利用しているようで、ここもそう思えます。

聖なる儀式云々、これは単に、泰時を巻き添えにしたくなかったからの話ではないでしょうか。

3.花が落ち、踏みにじられたような無惨極まりない死に様。あれほど美しい生田斗真さんが、血反吐に塗れて無惨に死ぬ。
これぞ大河の意義でしょう。
全く惜しむ必要性が感じられない。こういう散り際ができてこそ、演技の幅も広がりますよね。お疲れ様でした

生田さんの演技に関してはともかく、こういう死に方が「大河の意義」と言うのは、少々大げさな気もします。好きな大河だから褒めているのだろうとは思いますが、仮に好きでない大河で、生田さんがこのような役を演じたとしたら、武者さんは何と言うでしょうか。

4.公暁ですら迷いがあったように思えたところ、実朝は手にした小刀を落とし、まるで誘われ、吸い込まれるように刃へ近づいてゆき……呆気なく斬られました。

「吸い込まれるように刃へ近づいて」行ったかどうかはわかりませんが、その前にうなずいていますから、自らこれを天命と受け入れたのは間違いないと言えるでしょう。小刀と言うより懐剣あるいは短刀でしょうか。

5.この場面はかなり不思議に思えます。
ゆっくりとスローモーションのようで、あれだけ余裕があるなら実朝の暗殺を阻止できたようにも思える。
しかし誰もが観客となってしまい、ただただ、天命を見守るしかないような……あたかも天命の虜になってしまった神秘的な場面です。

スローモーション風なのは泰時だけのような気がするのですが…他の兵たちは普通に出て来ていますし。それとこのシーン、義時たちと公暁の距離が、意外に近そうに見えました。暗がりの中で何か起こったという感じではありませんでしたね。

6.「天命に逆らうな」
そう歩き巫女が叫んでいると、義時の次男・北条朝時が小馬鹿にする。
「この婆さん、誰彼構わず天命に逆らうなって言っているんだ。昔はよく当たったのに」
どこから迷い込んだのか?と追い払っています。警備責任者としてそれでよいのかとツッコミたくなると同時に、重要な指摘でもありましょう。
天命に逆らうな――この言葉を誰彼構わず告げるというのは、巫女は天命の言葉を代弁しているから。
この夜、八幡宮周辺にいるもの全員が天命に巻き込まれているとすれば、それが正しい。
正しいのは巫女です。もしも誰かが天命に逆らい、実朝と公暁の間に身を投げ出したら天命は実現されません。

「警備責任者としてそれでよいのかとツッコミたくなる」
警備責任者である以上、部外者を中に入れるわけには行かないと思いますが。

「巫女は天命の言葉を代弁している」
「天命の言葉」ではなく「天の言葉」ではないでしょうか。

「この夜、八幡宮周辺にいるもの全員が天命に巻き込まれているとすれば、それが正しい。
正しいのは巫女です。もしも誰かが天命に逆らい、実朝と公暁の間に身を投げ出したら天命は実現されません」
何かよくわからないのですが…そもそもの話、巫女は和田館で実朝に、雪の日に出歩くなと言っているわけであり、実朝はそれに背いた、だから甥である公暁に命を奪われたと取るべきではないでしょうか。

7.そして公暁は逃げてゆきます。天命を果たした藁人形は、捨てられるだけ。

藁人形は寧ろこのように使うべきでしょう。数日前の投稿に書いていますが、やはり義時は藁人形ではなく天地の方だと思います。

8.「どうやら私はまだやらねばならぬことがあるようだ」
義時はそう言いますが、どんどん霧がかかるように難解になってきました。
広元よ。あんなに熱く語っていた尼御台への愛はどうなった?
政子の心痛を気にかけないばかりか、むしろ盤面が思ったように進んだと、ワクワクしているようにすら見えてくる。

「私はまだやらねばならぬことがある」
恐らくその前の広元の、「手間がひとつ省けた」に呼応しているのでしょう。しかし彼の行く手には、この先まだまだ多くの手間が待ち受けていると思われます。

「広元よ。あんなに熱く語っていた尼御台への愛はどうなった?」
広元の目は光を失っていますが、それでも彼は官僚です。政子への愛のみに生きているのではありません。ある意味、政子を利用しているように見えます。

9.義時が仕上がってきていますね。
和田義盛が亡くなったあたりは、元々の彼が顔を出して苦しみを見せていた。今は天命に呑まれ、かつての義時はまるで息をしなくなったように思える。
いったい誰が彼を救えるのか……。

和田義盛の時ではなく、その前の重忠を誅した頃であれば、まだ迷いがあったように見えます。義盛の時は実朝まで出して来ていながら、最終的には討ち取りましたね。

10.「八重も比奈も、もう少しできた女子だった」
「言っていいことと悪いことがございます! 今のはどちらでしょうか? 今のはどちらでしょうか!」
のえが叫ぶ。彼女は言われっぱなしにはならない。
それにしても、義時は勘違いをしているのではないでしょうか。
妻とは夫を映す鏡です。
今の妻が劣って見えるというのならば、自分が醜くなった可能性には気づかないのか。
(中略)
けれども今の義時は、まるで屍にたかる鴉だ。ギャアギャアと鳴く姿は、ただただ、おぞましい。


「彼女は言われっぱなしにはならない」
今まで武者さんは、何度かのえが義時の地位目当てで結婚したと書いています。そののえが急に前妻、前々妻のことを持ち出されて苛立つということは、彼女自身にも、地位欲しさゆえのやましさがあったからと取られても仕方ないでしょう。しかも仲章に不用意に近づいて、その義時の立場を危うくしてもいます。

「今の妻が劣って見えるというのならば、自分が醜くなった可能性には気づかないのか」
義時は、「劣って見える」とは言っていませんね。一時の感情で、自分の敵とも言える男に近づいたことが、彼は気にさわるのでしょう。そして最後の鴉云々、ギャアギャアと言っているのはのえの方かと。

11.「こんなことをして鎌倉殿に本気でなれると思っていたのですか。謀反を起こした者についてくる御家人はいません」
「多分そうでしょう」
「わかっていたなら、どうして?」
一見、何気ない問答のようで、頼朝の蒔いた種が育っているとわかります。
かつて頼朝は奥州合戦において、主君・藤原泰衡を密告した河田次郎に忠義がないと罵り、斬首を命じました。
そうでもしないと坂東武者に忠義はわからない。
頼朝のころはそうだったけれども、その種は育ったのです。

この忠義ですが、当時は御恩と奉公の関係であり、主君は自分に仕えることへの見返りとして、御家人が領地を所有することを保証したものでした。謀反を起こした者についてくる御家人がいないと言うのは、その謀反に加担すると思われることへの忌避と取るべきではないでしょうか。それと河田次郎ですが、単に主君を殺しただけでなく、敵方に主君をいわば売るようなことをしたのも頼朝の逆鱗に触れた一因と思われます。
あと
「謀反を起こした者についてくる御家人」
ですが、この場合直接手を下さなかったとは言え、頼家と実朝を葬り去った北条はどうなるのかとも言いたくなります。


飲み物-エールと暖炉の火
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[ 2022/12/01 01:00 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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