サッカーのワールドカップがいよいよ開催ですが、ラグビーのフランスとのテストマッチも、日本時間の20日深夜に行われます。ジョセフHCは、スタンドオフの先発は李承信選手を入れ、控えにはまだキャップを持たない中尾隼人選手を入れて来ています。中尾選手は、HCの期待に応えられるでしょうか。
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それからこちらはラグビーのワールドカップ、最後の切符はポルトガルが手にしています。これで全出場チームが揃いました。
プールA プールB
NZ 南アフリカ
フランス(開催国) アイルランド
イタリア スコットランド
ウルグアイ トンガ
ナミビア ルーマニア
プールC プールD
ウェールズ イングランド
豪州 日本
フィジー アルゼンチン
ジョージア サモア
ポルトガル チリ
Rugby World Cup 2023 France
この顔ぶれを見て、気づかれた方もいるかも知れません。今まで出場していた北米勢(アメリカ、カナダ)が完全に姿を消しています。
アメリカは出場できない大会もありましたが、カナダは2019年の日本大会まで、すべてのワールドカップに出場して来ました。台風で試合ができなくなった釜石で、ボランティアを買って出たカナダ代表をご存知の方もいるでしょう。
この北米勢がいなくなり、代わりに南米から3チームが出場となっています。その1つが日本と同じプールのチリで、常連のアルゼンチンやウルグアイと異なり、こちらは初出場となります。
そしてポルトガル、こちらは2007年大会以来の出場です。2007年はオールブラックス相手に100点ゲームとなりましたが、今回はウェールズや豪州相手にどう戦うでしょうか。奇しくも2007年もフランス開催でしたが、一部の試合は英国でも行われています。
ラグビーのワールドカップは、特定国で開催という形を取りつつも、実質周辺国と共同開催というのは珍しくありませんでした。完全に1国開催が定着したのは2011年NZ大会からで、それ以前の1国開催は1995年南アと2003年豪州の2大会のみです。
しかしワールドカップが始まった1987年、南米から、これだけチームが出場するのを予測しえた人はどのくらいいたのでしょうね。勢力図が徐々に変わって行く(日本の決勝T入りもその1つ)わけですが、アメリカは2031年大会の開催が予定されているだけに、チームを立て直して、2027年豪州大会には出て来てほしいものです。
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