fc2ブログ

ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  大河ドラマ  >  鎌倉殿の13人 >  『鎌倉殿の13人』第43回「資格と死角」あらすじと感想-2

『鎌倉殿の13人』第43回「資格と死角」あらすじと感想-2

第43回後半部分です。

政子はたまには汚れたものを口にするのもよい、日々の食事が如何に美味かを思いいたすことができると言って、兼子の前に進み出る。兼子は政子の上洛をねぎらい、政子は地の果ての鎌倉とへりくだってみせる。兼子は、上皇様と鎌倉殿は和歌を通してご昵懇と言いつつも、我が子同然の頼仁親王を鎌倉にやるのは気が進まなかった。政子は頼仁親王は時の帝(順徳天皇)の弟であり、帝の后が懐妊中であるこから、頼仁親王が皇位を継承する可能性は低く、ならば代わりに鎌倉殿になっていただけたらと言う。

そうなった暁には、兼子には鎌倉挙げて最高の礼を尽くしたいと政子。一方後鳥羽上皇は1人碁を打っていた。政子が自分とは話したくないらしいと言う上皇に、上皇様とお会いするのは憚られると政子が申したと慈円。そういう卑屈さに腹が立つと上皇。しかし慈円は、鎌倉一の蹴鞠の名手である弟の時房に、お会いになってはと勧める。時房が政子を待っていると蹴鞠が飛んで来て、とある公家がこちらに蹴ってくれぬかと頼む。

やがて2人で鞠の蹴り合いとなり、見事じゃと言う相手に時房はこう言う。
「形ばかり気にする都の方にしては大した技だ」
するとその公家はこう返した。
「おぬしも、東夷(あずまえびす)にしては筋がよい」
何だとと笑いながら相手の方に手をやって時房は、たちまち取り押さえられてしまうが、放してやれと公家は言う。あんた、一体と言いかけた時房に慈円が話しかける。

「上皇様にあらせられる」
時房は驚き、地面に顔をすりつけんばかりにして許しを乞う。上皇はトキューサと申したなと言い、いずれまた勝負しようぞと声をかけ、さらに慈円に親王を鎌倉に与える話、早く決めてやれと促す。一方兼子は政子に、京では貴女を悪く言う者がいるが、自分は政子殿の考えや立場があったに違いない、鬼より東大寺の大仏様に似ていると言い、その後酒宴を催す。

その後頼仁親王が実朝の後継者に決まったとの文が鎌倉に届き、実朝は父頼朝の右大将を超える左大将となった。しかも政子も従三位に叙せられることとなった。そして泰時への官位は、かの菅原道真と同じ讃岐守が候補に上がる。義時はまだ早いと言うが実朝はその気になっており、上皇様はお許し下さるかとの実朝の言葉に、私から申し上げれば必ずと仲章。義時はその言葉を聞きながら、何事かを考えていた。

仲章はその義時を呼び止め、頼仁親王が鎌倉殿となられたら、この仲章がいわば関白として支え、政を進めて行くと言い出す。決まっているような言い方ですなと義時。仲章は朝廷と鎌倉を結ぶ役割に、自分より適任の者がいたら教えてくれと言い、ついには、執権殿には伊豆にでも帰って余生を過ごされよとまで言い出す。かねてより望んでいたことだと義時。そうなったら自分が執権にでもなろうかと仲章は哄笑する。

泰時は朝時と食事をしていた。朝時は讃岐守昇進はすごいことだと言い、初も断ったりはしないでしょうと言うものの、泰時は気乗りがしなかった。朝時は断ったら自分がなると言う。そこへ義時が現れる。朝時は自分とちぐさと言う女房のことかが発覚したかと思うが、義時は泰時と話があると言って朝時と初を下がらせ、泰時に讃岐守を断るように言う。その理由として、お前は私をよく思っていない、しかし私はお前を認めていると言い、続けてこうも言った。

「いずれお前は執権になる。お前なら私が目指していてなれなかったものになれる。その時必ずあの男が立ちはだかる。源仲章の好きにさせてはならぬ。だから今から気を付けよ。借りを作るな」

ご安心ください、私も讃岐守は辞退しようと思っていたところですと泰時は言い、気が合いましたねと父に話しかける。そして義時は、親王を将軍に迎える件は受け入れるが、親王はこちらには人質だと言う。泰時はその言葉を聞き、父上が目指してなれなかったものとは何ですかと尋ねるが、義時は一言も発せず去って行った。

実衣が花見から帰ってくる、のえも一緒で、今日はとても生き生きしていると話しかけ、実衣は、姉上がいないだけでこんなに伸び伸びできるなんて、自分でもびっくりと声を上げて笑う。しかしそののえに仲章が近づき、京の嵐山の桜の話をする。未だ坂東の水に合わず難儀していると言う仲章に、私もと相槌を打つのえ。のえは生まれは遠江だが、昔から東国の水が馴染まないと言う。前世は帝にお仕えしていたような気がすると言うのえを、仲章は自分の側に取り込もうとする。

公暁は再び参篭に入っていた。そこへ稚児が父を連れて来たと入ってくる。父とは義村、稚児は義村の子の駒若丸だった。千日間は誰とも会えないのではと義村は言うが、明日から出直すと公暁。公暁は頼仁親王のことを知っており。自分が鎌倉殿になる芽は摘まれた、そういうことかと義村に尋ねる。無念でございますと義村。一体私は、何のために戻って来たのだと公暁は自らの運命を呪い、義村は、若君が鎌倉殿になれば必ず災いが降りかかる、これでよかったのですと言う。

どういう意味だと公暁。公暁は、父頼家が志半ばで病に倒れたと聞かされていた。本当は何があったと公暁は義村に詰め寄る。義村は、公暁の母であるつつじが穏やかに暮らしてほしいと言うことで嘘をついた、その思いを自分如きが覆すことはできないと言い、さらに
「北条義時は無二の友。長年にわたって手を取り合って来た仲間。友を売ることはできません」
と口にする。義時が関わっているのかと公暁は、義村に近寄り衣をつかむ。義村は公暁に、父上が北条の手によって殺されたことを教える。

公暁はかつて、見知らぬ老婆が、北条を許すなと呪文のような言葉を残して行ったことを思い出していた。北条は頼家様とその家族を皆殺しにし、本来ならば後を継ぐべき貴方の兄も6歳で殺されたと、怒りを含んだ口調でまくしたてる。北条を許してはならない、そしてまた、北条によって祭り上げられた源実朝もまた、真の鎌倉殿にあらずと言って義村は去る。

4月29日、政子が鎌倉へ戻ってくる。従三位を嬉しがる母親に、この度の労の礼を述べる実朝。仲章から祝いの言葉を述べられ、早く親王に鎌倉殿の座を譲って、父上も見ることのなかった景色を見てみたいと実朝は言うが、その前にまず左大臣の拝賀式、その後に直衣始の儀を鶴岡八幡宮で行うことになっていた。この直衣始の儀は7月8日に執り行われた。その実朝一行を公暁が見つめていた。そして半年後には、同じ場所で惨劇が繰り広げられることになる。


実朝が朝廷と関わりを持った結果、鎌倉がおかしな状況になりつつあります。少なくとも御家人から見た限りでは、鎌倉を朝廷に売り渡したようにもと取られかねない状況です。源仲章はすっかり調子づき、嫌味な言葉を義時に投げかけます。義時は表向き平静を保っていましたが、泰時には讃岐守の任官を断るように言います。義時にしてみれば、息子まで実朝や仲章の仲間入りをさせたくはなかったでしょう。

一方泰時も、この任官は断るつもりでいました。そして弟の朝時と食事をしているところへ、義時がやって来ます。この時も泰時は酒を飲もうとして、初に止められています。どうも自分でも納得が行かないとは感じているようです。朝時は、別の女房と関係をもったことで父に叱られると思ったのでしょう。しかし義時は泰時に任官を断るように言った後、お前が次の執権になると明言し、仲章に注意するように言います。仲章がこれを聞いたらどう思ったでしょうか。

都では、兼子と政子の談判が進んでいました。政子は大江広元の忠告を受けてへりくだってみせ、一方で頼仁親王をと、主張すべきところは主張します。ただ私に取っては、三谷さんや俳優さんたちには悪いのですが、このシーンは生憎そこまでは楽しめないと言うか、寧ろ舞台向きのシーンかとも思いました。この都のシーンで面白かったのは、お忍びの上皇と「トキューサ」の蹴鞠のシーンですね。しかし「いずれまた勝負しようぞ」とは意味深な言葉です。

そして公暁。参篭を途中で抜け出したり、人を呼びつけたりして、その都度リセットしているわけですが、それはともかく。三浦義村から頼家のことを聞かされた彼は驚き、かつ怒りをあらわにします。この辺りは頼家に似ているように思います。無論義村が言ったことは事実とは言えず、彼もまた頼家の暗殺に関わってはいたのですが、何も知らない公暁は北条を討つと心に決めたようです。

しかし義村も今更ながら策士ではあります。この鎌倉幕府ができて間もない時期、何とか幕府の追求を受けずに生き延びて来られたのは、彼のこの策に加え、公暁の乳母であったことも貢献しています。しかもその公暁を今度は焚き付けようとしているわけですが、こういう不安定な時代のひとつの生き様と言えるでしょう。そして京に憧れ、皇族を迎え入れることで安定を図ろうとした実朝もまた、御家人の策に飲み込まれることになります。

そしてのえ。知ってか知らずか、仲章の仲間入りをさせられようとしているようです。この「前世は帝にお仕えしていたような気がする」は、再来年の大河を思わせます。あと泰時の
「父上が目指してなれなかったものとは何ですか」
自分で考えてみましょう、いずれわかるとは思いますが。


飲み物-ブッシュミルズと暖炉
スポンサーサイト



[ 2022/11/15 01:30 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

TopNTagCloud