第6週第1話(第26回)です。今週はまた五島が登場するようですね。
スワン号のテスト飛行は成功した。感想を求められる舞だが、必死に漕いでいたからあっと言う間だったと答える。
そんな中、由良は彼女の操縦を褒める。それでも舞は練習よりペダルが重かったことを打ち明ける。そして録画を観ていた刈谷は、プロペラの取り付け角度を調整できるようにすると言い出す。もう時間がないと部員たちは口にするが、世界記録を狙うと刈谷は主張する。
完璧主義も大概にせえよと玉本は言うが、鶴田がとりなす。刈谷はプロペラのピッチを変えて、舞の力に合わせようとしていた。しかしプロペラハブの調整には金属加工が必要だった。皆が諦めかけたところへ由良が、舞の家が町工場ではなかったかと尋ねる。
舞は自分もよくわからないが、金属加工の機械はあった。そこで舞は浩太に電話を入れ、浩太は持って来るように言ってくれる。浩太は笠巻に頼むつもりだった。久々の舞からの頼み事で嬉しそうな浩太だが、結城が彼氏の存在をほのめかしたことから浩太は落ち着かなくなる。しかもあの年頃なら、親に隠れてつきおうとるでしょとまで言う結城。
さらに結城は以前舞が、携帯の画面を見てにやついていた、彼氏の写真ではないかと言う。やがて就業時間が終わり、従業員が帰り始めた頃舞が戻ってくる。そして鶴田、玉本そして刈谷もやって来てあいさつをする。何やら3人が気になる浩太たち。そしてプロペラハブを渡され、ビス穴を広げることになる。
しかし浩太は、うちでやれるもんとちゃうなと言う。そして長井に頼もうとするが、笠巻がでけるで、調整に時間がかかるけど、やれんことはないと加工を引き受ける。笠巻は昔金属加工の仕事をしていたのである。一方部室では西浦が電話でこのことを知り、素っ頓狂な声をあげる。
できるとの鶴田の知らせに、大喜びの部員たち。そしてめぐみは舞のことを心配するが、舞が人一倍頑張っていること、諦めないことを聞かされる。刈谷はめぐみにこう言う。
「あいつの粘り強さはなにわバードマンの大事な武器です」
笠巻がプロペラハブの加工をしてくれた。その夜めぐみは、舞がええ人らと一緒に頑張っているみたいやなあと、何やら嬉しそうに言う。浩太も満更でもなさそうだが、テーブルの上の舞の携帯を見て、結城の「言葉が頭をよぎる。一方本番での成功を祈るめぐみ。
風呂から上がって来た舞に、浩太はプロペラハブを手渡す。どういう部品やのと尋ねるめぐみに舞は、携帯の待ち受け画面を見せて説明する。舞の待ち受け画面はスワン号の写真だったのである。それを聞いた浩太は飛行機なのかと言い、舞は浩太にも待ち受け画面を見せる。
浩太は安心すると同時に、まだまだ子供やなと独り言を言う。翌日部室でトレーニングをする舞。そこへ他の部員たちがやって来て、舞はプロペラハブを手渡す。完成品をさっそく機体につけ、部員達は盛り上がる。あとはパイロットが最高に仕上がればと刈谷。舞も由良の指導のもと、記録飛行に向けて励んでいた。
世界記録のために、プロペラのピッチを変えたいと言う刈谷。そのためにはプロペラハブに加工を施す必要がありました。舞も実家の工場でできるのではないかと思ったものの、実際に浩太に見せてみるとどうも難しいようです。そんな時笠巻が率先して加工をしてくれ、理想通りのプロペラハブが出来上がります。
ところで工場の結城。舞が、携帯の待ち受け画面を見て嬉しそうにしていたことから、彼氏の写真を待ち受けにしているのではないかと言い始めます。しかし彼女の待ち受け画面はスワン号で、ある意味このスワン号が舞の目下の恋人とも言えそうです。しかし浩太も工場にやって来た部員たちが気になり、舞がこの中の誰かと付き合っているのかも気になり、この年代の娘を持つお父さんらしさをのぞかせます。
さて工場で舞の話をする先輩たち、刈谷の「しつこかけんね」にめぐみは驚きますが、つまりは「諦めない」ということでした。部員目線での舞の評価を聞かされるめぐみは、自分が知っているのとはまた違う娘の姿を知ることになります。それにしても由良先輩は、舞の実家が町工場であったことを知っているようです。恐らくトレーニングの合間合間に、そういう話をしたのかもしれません。
それにしてもこの当時の携帯(ガラケー)、色々くっつけてい人もいたでしょうね。
あと工場内に「ウイルスに注意」とありますが、もちろん新型コロナではなく、ノロウイルスか何かだったのでしょう。
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