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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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幕末大河考ー専門分野からのアプローチ

幕末にしても戦国にしても同じだろうと思いますが、大河は1人の主人公を追うというよりは、同時代の複数の、何らかの形で接点のある人物を追うのが、本来の形ではないかと思います。いわゆる群像劇と呼ばれるもので、実際このブログでも何度か触れた『花神』などは、4つの原作から1つのドラマを組み立てているわけで、脚本の大野靖子さんは大変だったのではないでしょうか。しかしやはり1人の主人公の視点だけでは限度があると思います。今迄色々な人物が登場しているわけで、既に20回ほど出ていると思われる歴史上の人物がいる一方で、まだ日の目を見ていない人物もいます。

確かに、日本史に名声を轟かせたものの、大河の主人公としてはちょっと物足りないという人物もいます。大河の場合全50話あるわけですから、それだけのエピ数をクリアできるだけの知名度と功績(多少創作は入るにせよ)がある人物でないと、確かに難しいでしょう。しかしそのような場合にこそ、この群像劇化の手法が活かされると思います。前出『花神』にしても、たとえば河井継之助1人で主人公というのはちょっと厳しかったかもしれませんが、長州大河とコラボさせ、藩の建て直しや戊辰戦争を中心に描くことで、この人物が活かされた感があります。本来、吉田松陰にしても大河の主人公は厳しいのですが、高杉やその他の松下村塾生も盛り込むことで、50話に収めることは可能でしょう。10月に『大河ドラマと日本人』という本が出るようですが、多少飽和状態にある大河を活性化するためのヒントがありそうです。

生憎『翔ぶがごとく』と『慶喜』をまだ観返していませんが、その他の幕末物をDVDで観較べていると、それぞれの主人公、その舞台背景に合わせた特徴やアレンジの仕方の違いが楽しめます。例として、安政の大獄は『八重の桜』も結構詳しいのですが、やはり『花神』が一押しです。特に『花燃ゆ』で描かれていない部分が詳しく描かれています。ダイジェストであれだけなのですから、本当はもう少し丁寧に描かれていたのでしょう。また下田踏海に桂小五郎が関与していたことは、なぜか『龍馬伝』で描かれています。ちなみに『龍馬伝』は、日米和親条約締結後の経済の低迷が、龍馬の久坂玄瑞訪問時に、かなりわかりやすく描かれています。桜田門外の変は、『花燃ゆ』以外はきちんと登場します(というかなぜきちんと描かない、『花燃ゆ』!)『蛤御門の変』は、流石にほぼ全部出て来ますが、特に『花神』、『新選組!』、『八重の桜』のそれは各々の立場が窺えます。

個人的に、過去10年くらいの幕末大河、すなわち
  • 新選組!
  • 篤姫
  • 龍馬伝
  • 八重の桜

  • 陽だまりの樹
  • JIN -仁-
の要素を盛り込めば、オーソドックスな志士、戦う女性、そして医療と、それぞれテーマの異なる幕末時代劇が3本作れるのではと、勝手に考えています。無論、上手に要素を抜き出す必要があります。政治的なテーマ以外の物、特に医療物は、幕末においては「コレラのエピデミック」「種痘」があるのに加え、急速な西洋化に伴う技術の発展などで、一大テーマとなりそうな気がします。そういえば『八重の桜』も、会津編は銃の開発という専門的な視点から描いていたわけで、こういう視点からのドラマ作りも可能性としてはありでしょう。それによって、今まで知られていなかった人物が急浮上することもありうるのですから。

医療といえば、NHKに『胡蝶の夢』をドラマ化してほしいものです。かなり前からリクエストしているのですが、まだ実現していません。大河は難しくても、木曜時代劇やBS時代劇ならドラマ化できるのではと思うのですが。

緑茶








 
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[ 2015/09/30 01:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
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aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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