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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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『鎌倉殿の13人』第39回「穏やかな一日」あらすじと感想-2

第39回「穏やかな一日」後半部分です。それと先日分の変換ミスと意味の通りにくい部分を修正しています。


義時は疲れたとその場に寝そべり、伊豆の時政にうまい物でも持って行くように泰時に言う。そして鶴丸には盛綱と言う諱と、平の氏を与える。鎌倉に平家ゆかりの者がいるとは、源氏の世が安泰となった証だと義時は言い、盛綱の何は、泰時の命綱であってほしいからだと説明する。ついでに御家人にと言う鶴丸改め盛綱だが、その日行われる弓競べに紛れ込み、目立つ働きをすれば鎌倉殿に掛け合ってやると義時。一方時房は実朝を蹴鞠に誘う。

そして義時は義盛に、上総介のことは忘れろ、鎌倉殿に直訴するのもこれが最後、ウリンと呼んではいけないと命じる。義盛は、上総広常だって散々頼朝を武衛と呼んだと反論するが、あの頃と違うと義時は言う。義盛は尚も食ってかかろうとするが、下がってよいと義時に言われ、不機嫌そうにこう洩らす。
「変わっちまったよなあ、鎌倉も、お前も」

絵に描いたような坂東武者だと広元、随分少なくなったと義時。広元は「そしていずれはいなくなる」と言い、御家人に人気のある義盛は慎重にかかるべきだと忠告する。和田には三浦がついていると言ったところで、当の三浦義村が入って来た。つつじと善哉を連れて来ていたのである。義時と義村が同席する中、2人は政子に挨拶をし、政子はお見せしたいものがあると2人を連れて部屋を出る。

一時は善哉を鎌倉殿にという声もあったが、かなわなず申しわけないと義時は言い、(実朝が)お元気になられたからそれでいいと義村は答える。鎌倉を変えると言う義時に、いい心意気だと義村。守護は2年ごとに替え、御家人たちの力をそぐつもりでいた。俺も相模の守護だと義村は言うが、だからこそ他の御家人たちを制するためにも、義村には真っ先に賛成してほしかったのである。義時は政所へ戻り、義村はどこか面白くなさそうな表情を浮かべる。

政子は御所の裏の古い切り株に書かれた、頼家の文字を見せ、ここでよく蹴鞠をしていたと言う。そこへ実朝が時房を伴って現れる。鎌倉殿と呼ぶ善哉に、義父上とお呼びなさいと注意するつつじ。無理することはないと実朝は言い、時房は善哉に蹴鞠を教える。政子は頼家の分も善哉を幸せにしたい、罪滅ぼしと言っては何だが、遊び相手のいる御所へ連れてくるようにとつつじに言う。善哉の鞠の扱いは、父上よりうまいかも知れないと時房。

実朝も臨席しての弓競べが行われ、盛綱の出番となる。盛綱の矢は見事的を射抜き、泰時と抱き合って大喜びする。それを目にした実朝は義時に盛綱のことを尋ね、義時は北条の家人で、泰時の幼馴染ですと答える。御家人にしてやりたいと義時は願い出るが、分不相応な取り立ては災いを呼ぶと実朝は言い、一介の郎党が御家人などありえぬ、義盛の上総介推挙を止めたのも、守護の力を削ぐべく任期を定めたのもお前ではないかと真っ向から反対する。

義時は実朝の言葉を一旦受け入れて詫び、実朝も言葉がきつくなったことを詫びる。義時は自分は不要であるから、伊豆へ引き下がらせていただくと言って退出する。実朝は非を認め、盛綱を御家人にしようとするが、義時は一度口にしたことを翻すと政の大本が揺らぐと言い、私のやることに口を挟まれぬこと、鎌倉殿は見守ってくださればよろしいと凄むように言う。どうすればよいのだと尋ねる実朝に、改めて褒美をいただきたい、それを盛綱に譲ると義時は答える。

実朝は義時が時政の企みを防いだことにより、褒美を取らせる。そして御所の裏手に行くと、時房が鞠を手にしていた。頼家のことを思い出していたと時房。実朝は兄ときちんと話したこともなく、時房は頼家の心の内を誰も知らず、そばにいながら支えることもできなかったと言い、実朝に心を開く相手がいるかを尋ねる。その実朝は千世から、世継ぎができないこと、自分で駄目なら是非側室をと言われるが、千世が後鳥羽上皇の従妹である以上、側室を持っては上皇様に申し訳が立たぬと答える。

それは余計につらいと千世。嫌いなわけではないと実朝は言うが、ではなぜ自分から逃げるのかと千世は問いただす。実朝は千世の手を取り、初めて打ち明けるが自分には世継ぎを作ることができない、そういう気持ちになれない、もっと早く言うべきだったと告げ、すまないという気持ちで一緒にいづらかったと話す。ずっと一人で悩んでいたのですねと千世、そして話してくださり嬉しいと彼の肩に頬を寄せる。実朝は応えてやることができなかったが、千世は構わなかった。

泰時の机の上にはこのような歌があった。
「春霞 たつたの山の桜花 おぼつかなきを知る人のなさ」
仲章はこれは恋の歌であり、春の霞で姿をはっきり見せない桜のように、病でやつれた己を見せたくはない、されど恋しい、あなたに会いたい、切なきは恋心と解釈し、どなたの作かと尋ねる。泰時はその場を離れ、その歌を実朝に見せて、間違えておられます、これは恋の歌ではないのですかと問う。実朝は苦笑して間違えていたとその歌を受け取り、今度は
「大海の磯もとどろに寄する浪 破れて砕けて裂けて散るかも」
の歌を渡す。

義時は朝時と会っていた。御所に仕える女房に手を出すとは何事だと叱る義時だが、朝時はいとも気安く、鎌倉殿にとりなしてほしいと頼む。お前には父を超えようという気概はないのかと言われ、あるわけないです、こんな大それたことと朝時は答える。もう行けと義時。その頃義盛は義村と共に酒を飲み、義時は親父を追い出したらやりたい放題だ、俺たち古株の御家人をないがしろにしたら、痛い目に遭うことを思い知らせてやろうぜと意気軒高だった。そして泰時も、実朝の歌の解釈に迷い、隠していた酒をあおっていた。

建暦元(1211)年9月22日。出家して公暁(こうぎょう)と名乗るようになった善哉が京へ上る。京での修行の後は、鶴岡八幡宮の別当になる予定だった。しかし彼が戻って来た6年後、大きな悲劇が起きることになる。


「穏やかな一日」のサブタイとは裏腹に、本音と建前がぶつかり合って、物語が進行します。相変わらず本音だけの義盛、本音と建前を使い分けることを覚えた義時、昔から本音を隠して建前で物を言うのに長けた義村、この3人に加え、本音でのみ物事を考えているような泰時、さらに立場上本音で物は言えないが、歌にその思いを秘めた実朝などなど。

最早北条至上主義でないと、幕府の統制は取れないと考える義時は、政の改革にまで踏み切ります。それは北条以外の御家人に力を持たせないことでした。無論これが江戸時代なら、参勤交代だの江戸城の修理だので、大名の財力を削いで行くわけですが、この時代はまだ武家政権が始まったばかりです。手始めに、御家人に権力を持たさないようにすること、北条以外の人物の昇進を阻むことを企んだわけですが、これが義盛の癇に障ってしまいます。

そして実朝。やはり女性にはさほどに関心を持たない人物のようです。泰時にああいう歌を送るほどですから。しかも泰時も、仲章からあの歌について
「病でやつれた己を見せたくない」
と説明されているわけで、実朝は当然病み上がりです。鎌倉殿はあるいは…とは思わなかったのでしょうか。無論気づいていながら知らん顔を決め込むこともできますが、泰時の性格としてそれができるかどうか。無論、既に妻帯している泰時はどうしようもなかったわけですが。

それから鶴丸改め平盛綱。この人物は実務家として有名で(意外ですが)、長崎氏の祖となる人でもあります。長崎氏と言えば、『太平記』の長崎円喜を思い出しますね。そして弓競べ、これもまた『太平記』の流鏑馬をちょっと連想させます。

ところで義時の黒の直垂ですが、大河の作品によっては、主人公が年齢を重ねるに従って黒っぽい衣服をつけるようです。代表格が『軍師官兵衛』でしたが、別に完結編だからと言って、必ずしも黒を着せる必要もないかと思うのですが。ただ義時の黒と実朝の衣装の白、それぞれのものの考えを表現しているなとは思います。


飲み物-琥珀のエール
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[ 2022/10/18 01:30 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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