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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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『鎌倉殿の13人』第38回「時を継ぐ者」あらすじと感想-1

第38回「時を継ぐ者」前半部分です。


時政が実朝に詰め寄っているその時、北条館には御家人たちが集まって来ていた。はやる和田義盛に三浦義村は、執権殿(時政)が実朝を出家させようとしているのは謀反であること、そして自分は時政についているが、義時が来たら寝返るつもりでいることを打ち明ける。義盛はわけが分からず、1人実朝と時政の所へ向かおうとしていた。

義盛は太刀を持つ時政を見て、このお方(実朝)に刃を向けるなんて許さないと割って入るが、時政は起請文を書いてくれないのだと言い、義盛は今度は実朝に向かって言い放つ。
「書いちゃいなさい」
実朝はそうは行かぬと言うものの、義盛は尚もこう言う。
「起請文なんて、後で破いちまえばいいんですから」
粗末に扱うと体中から血を噴き出して死ぬと実朝はうろたえるが、そんな死に方したやつ聞いたことないですよと義盛。

時政は一旦は引き下がるが、りくは起請文を書かせるようにと譲らない。しかも外では時房が、館が既に囲まれており、今すぐ実朝を渡すようにと迫る。りくは時政に、実朝に包囲を解くように言わせてくれと頼み、さらに
「痛い思いをさせればあの子だって…」
と口にし、時政をけしかける。このまま実朝を引き渡せば、攻め込まれて終わりだと言うりく。時房は自分が父を説得すると義時に言うが、義時は義村に任せるつもりでいた。

義時は、このようなことをしでかした父上を許すわけには行かぬと言い、泰時には口を挟まずにそこで見ていると一喝する。そしてこれが私の覚悟だ、鎌倉を守るのに父も子もないと言って聞かせるが、泰時は納得できなかった。そんな泰時に八田知家は、義時は今まで何人もの御家人を謀反の咎で殺して来た、親だからと言って許せばどうなると諭す。それは御家人全部を敵に回すことを意味していた。

知家は首を刎ねろと義時に言うが、まずは実朝を救い出すことが先決だった。実朝の様子を見に行き、戻った時政に義村は、館がすっかり囲まれていること、そして自分が義時に頼まれてここにいることを打ち明ける。その義村に時政は、頼みがあると口を開く。そしてりくに朝雅ときくを頼って京へ行くように言い、自分は鎌倉に残るつもりだった。りくはそれを拒むが、鎌倉殿のそばにいれば外のやつらは手出しができない、義村がお前を連れて行くと言い、お前が無事逃げ延びたら自分は鎌倉殿を引き渡し、降参すると胸の内を明かす。

時政はさらに言う、小四郎は親思いじゃ、頭丸めて手ついて謝ったらきっと許してくれると。そしてりくの手を取り、ほとぼりが冷めたらまた会える日もくると言い聞かせ、後のことを義村に頼んでその場を離れる。義村はりくに着替えを渡すが、りくは意地でも京へは行かないつもりだった。やがて義村が使用人たちを連れて現れる。執権殿はと尋ねる義時に、あれを説き伏せるのは骨だぜと義村は言い、りくもその場を離れずにいると明かす。

やがて使用人たちが出て来て、義村が彼らを連れて行く。実はその中には変装したりくの姿もあった。一方実朝は義盛と話しており、武衛の本当の意味を教え、自分も去年までは武衛であったが、今はその1つ上の羽林であると言う。その頃御所にはりくが匿われており、自分の背後にいる政子に頭を下げる。頭を上げるように言う政子に、時政は死ぬつもりでいることを告げる。

父が命を絶つと言ったのかと政子は驚くが、言わなくてもわかるとりく。此度のことを企んだのはすべて自分であり、史朗殿は自分の言葉に従っただけ、責めは自分にあるとりくは言う。そして北条館では知家が、義時が戦っている間に実朝を救い出す策を考えていた。しかし義時は実朝を危ない目に遭わせるわけには行かず、こちらが動かぬ限り、時政も手荒な真似はしないはずだと考えていた。そこへ政子がやってくる。政子は義時に、父を助けるようにと嘆願する。

鎌倉殿をお助けしたらすぐに攻め込むと答える義時に、親殺しの汚名を着てもいいのかと政子。そのまま政子を返そうとする義時だが、政子は、頼朝も非情であったが慈悲の心も持ち合わせており、義高の時も義経の時も許す気持ちを忘れなかった、願いはかなわなかったが、それでも信じようとしていた、それを近くで見ていたはずだと義時に詰めよる。義時はその言葉に耳を貸そうとせず、政子を御所に連れ帰るよう家人に命じる。

やがて時政は頃合いかと立ち上がり、実朝の前に進み出る。そして無理強いをしたことを詫び、芯の強さに感服いたしました、いずれは頼朝様を超えると述べて、義盛にお連れしろと命じる。じいは来ないのかと実朝、ここでお別れでござると時政。来てくれと実朝はせがむが時政は応じず、参りましょう、ウリンと言って出て行こうとする義盛に時政は言う。
「小四郎に伝えてくれ。あとは託したと」
「北条を、鎌倉を引っ張って行くのはお前だと」

やがて門が開き、姿を現した実朝は政子が来ているのを目にする。そして執権殿はと尋ねる義時に、義盛は覚悟を決めていると言い、時政の言葉を伝えようとするが、一言も発することができず、忘れたかの問いにすまんと頭を下げる。すると実朝が「あとは託した、北条と鎌倉を引っ張っていけ」とよどみなく言い、義時は実朝に礼を述べる。

義時は、父上は死にたがっていると攻め込もうとするが、泰時は、生きてご自分の犯した罪を償ってもらいましょうと義時を諫める。義時はまたも甘いと一喝し、去ろうとする泰時を鶴丸に止めさせる。政子は親を殺してはならぬと、義時を止め評とするが、政に私情は挟めないと義時はすげなく答える。それでも政子は、娘として父の命乞いをしているのだと言い、自ら兵たちに土下座して助命を乞う。一方館の中では時政が自害しようとしていたが、知家がそれを止める。
「息子でなくて、悪かったな」
時政の目から涙がこぼれようとしていた。

御所では実衣と千世が帰りを待っており、千世は実朝に抱きつく。そして頭を丸めた時政は名越の北条館、りくは御所に囚われており、間もなく沙汰が出るはずだと泰時。初は出家ですむのでしょうと言うが、あの父のことだから、口先ではそう言いながら裏から手を回すこともあると言う。父は爺様を討ち取ろうとしていたと泰時は言うが、それがあのお方が見せたかった覚悟だと初は平然と口にする。

あのようなさまを見せられて、どうやって父を敬えと言うのかと不思議そうな泰時に、何も分かっていないと初。その「分かっていない」は泰時自身に向けられたものだった。義時は自分を反面教師にしたかったのである。


いよいよ牧氏事件のクライマックスです。この回ではそれまでとは異なる時政の姿が描かれており、三谷さんの大河としては珍しく、セリフよりも所作を活かしたシーンが多くなっています。時政を演じる坂東彌十郎さんの演技が光ります。

結局時政は自らの失敗を認めざるを得なくなり、まずりくを逃がし、次いで実朝を開放して自害しようとします。一方で義時は強硬に時政を手にかけようとし、泰時がそれに反対します。どうもこの泰時、今のところ愚直なのか勘が鈍いのか、なぜ父が自分の側にいろと言うのか、敢えてこのようなことをしようとするのか、ここまで来ても今一つわかっていないようです。彼が後世評価されるまでの人物となるには、まだ歳月がかかりそうです。一方初は流石に義村の娘と言うべきか、なぜ義父がそう出るのかを理解しているようです。

しかしながら、確かに義時のこの行動には、周囲から顰蹙を買いかねない部分もありました。政子も時房もしかりで、なまじ家族であるだけに、親を殺すのかという感情による反発があり、また自らも息子であるだけに、時政がどのような行動に出るかもいくらかは察しがついていたようです。そしてりく。この企ては自分がやったことと政子に打ち明けます。恐らくこれを打ち明けたいがために、京へ行くのを渋ったとも考えられます。朝雅もいずれ粛清されることがわかっていたのでしょうか。ところで京へ帰るように時政が説得するシーン、りくが畳の上に座っていますね。

そして義盛。実朝とは気心知れた仲ではありますが、相変わらずこの人らしい遠慮のない物言いです。ところで時政から伝言を頼まれ、一瞬沈黙した後忘れてしまったのは、本当に忘れたのか、あるいは自分がそれを言うべきではなく、実朝に語らせるべきであると判断したのか、さてどちらなのでしょうか。なお冒頭で義村が、義時が来れば寝返ると言っており、それが彼には分かりかねるようですが、いずれ彼も、義村の寝返りのダメージを身をもって知ることになりそうです。

さて羽林。これに関しては前回のあらすじと感想で、義盛が盛んに「武衛」呼ばわりをしたシーン関連で、このように書いています。
「実際は実朝はこの時右近衛権中将で、この場合唐名は「羽林」です」
羽林と聞かされた義盛は、今度は実朝をウリンと呼ぶようになるのがこの人らしいです。この羽の字で思い出しましたが、NHKのアナウンサーが赤い羽根をつけている姿、如何にも10月です。

飲み物-テーブル上のマグのビール
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[ 2022/10/03 01:45 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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