まず第123回の気になった点です。
相変わらず包丁の使い方が危なっかしい暢子 なぜか房子を送りに行かない暢子 バスの後から走って来る暢子 急に半年が過ぎる 懐かしい名前(早苗、金吾)が出て来る 金吾はパイナップル経営者なのをなぜ良子が知っていたか 家をあんなにしたらプライベートな空間なくなりませんか? 博夫「延期するしかないってこと?」暢子「できるわけないさ」 あの厨房で保健所の許可下りたの? 暢子またしても包丁が… 暢子「大丈夫(までできる)」? 歌子「諦めない」 この時の三角巾の方がとがっていない 起きて起きてと言うけれど少し寝かせてあげなさい
歌子が大里親子を送って帰ってくると、暢子が1人でゴーヤを刻んでいます。この手つきがやはり危なっかしいです。それはそうと、本来ならば房子を送りに行くはずなのですが、房子は優子が1人でバスに乗せて見送ります。すると暢子がいきなり現れ、バスの後を走って追いかけて「また来てください」と叫ぶのですが、こんなことしなくても浜辺に3人で行くか、バス停で2人を待つかして、一緒に送ればいいと思うのですが。
そして麺はカラキを練り込むことになりますが、このカラキ、シナモンの一種のようです。しかしどんな植物なのか、ツイッターでは詳しく紹介されていません。これは後述しますが、この手の情報発信をもう少し改善してほしかったです。そして家の中には運天製麺という、名護の製麺会社の社長が来ており、麺の打ち合わせをします。ところでこの運天さんを演じているのは、『鎌倉殿の13人』の足立遠元さん、大野泰広さんです。武蔵に戻ったかと思ったら、沖縄で麺を作っていたのですね。しかし暢子、ちゃっかり値段を値切っています。
そしてあっと言う間に半年が経ちます。店は「やんばるちむどんどん」と言う名前に決まり、11月24日にオープンと決まりました。しかし沖縄だと、11月下旬でもあの格好で大丈夫なのですね。それはさておき。この半年の間に家の工事をして、厨房も改造し、その他色々な手続きもあったかと思いますが、このドラマではやはり描かれずじまいです。しかし居間まで客席にしたら、プライベートな空間なくなりませんか?
また賢秀ニーニーをはじめ、早苗だの金吾だのと言った名前が実に久々に出て来ます。金吾はハワイでパイナップル農園を経営しているようですが、なぜ良子がそれを知っていたのでしょうか。そこへ運天製麺から電話で、電気系統のトラブルで麺を納品できないという知らせが届きます。何やら図ったかのようなトラブルです。
そして博夫は尋ねます。
「延期するしかないってこと?」
暢子は答えます。
「できるわけないさ」
確かにここは延期するか、あるいはそばを楽しみにやって来る人を喜ばせたいのなら、せめて50食ほど準備しておけば十分ではないでしょうか。しかし暢子は注文していたのと同じ数、余裕を見て100食分作るという荒業に出ます。かくして製麺未経験者が駆り出され、材料も近所の人々の厚意にすがると言う、如何にも暢子らしいやり方で麺作りがスタートします。
そばを包丁で切って行く暢子。しかしやはり危なっかしそうな手つきです。ちなみにこの時の包丁は、父賢三の形見のようですが、何だかこちらも久々に見たような気がします。と言うか、あの包丁はどこに行ったのだろうと正直思っていました。それとそばを切るのであれば、専用のがあるとは思うのですが…。ともあれ暢子、「大丈夫」と皆を励ましたつもりなのでしょうが、皆かなり疲れています。それでも歌子が「諦めない」と言い、暢子は気をよくします。
翌朝、男性陣は疲れて雑魚寝をしています。そして暢子たちはやっとそばが100食分仕上がり大喜びです。しかしあの厨房なのですが、確か厨房とその外の仕切りがないと保健所の許可が下りないのですが、あそこ、仕切りがなさそうに見えるのですね。それと三角巾、今回のはあまり先がとがっていませんね。それにしても皆疲れているんだから、もう少し寝かせてあげればいいのに。
『ちむどんどん』を振り返って。今回は公式の情報発信です。公式サイトやツイッター、そしてインスタがあるにはありますが、意外に沖縄独自の料理や習慣についてあまり触れられていない、あるいは触れていても、あっさりしている印象があります。また公式サイトには予告アイテム(今週はカラキとジーファー)というのがありますが、これはその週が終わらないと見ることができません。これはちょっとどうかなと思います。
そして下の画像についです。沖縄の結納盛りと呼ばれるもので、暢子が和彦との結婚を決めた日のツイートです。赤いお菓子が、如何にもおめでたい気分を醸しだします。
しかしこれは内閣府沖縄総合事務局のものであり、公式のものではありません。なぜ公式はこういうツイを流さないのでしょうか。多くのツイはドラマの内容とかお知らせ、あるいはドラマの中で登場した料理の情報ばかりです。
しかも今回は沖縄が舞台の1つですし、鶴見も沖縄の出身者が多い地域です。それを考えると、沖縄独自の習慣や服装なども、もっとアピールしていいでしょう。そして沖縄料理も地元の人や沖縄出身の人、沖縄に関心のある人なら、名前を聞いただけでどのような料理か大体想像がつくと思われます。しかし残念ながら、そこまで詳しくないという視聴者もいるでしょう。それを考えると、ただ料理と名前を紹介するだけでなく、どのようないわれがあるのか、どのような材料を使っているのかといったことを、もう少し流してほしいものです。これはイタリア料理も同じです。
それからヤギを連れて歩く人がいましたが、ヤギも沖縄では食材で、ヤギ汁にして食べられます。そういう食習慣なども、もう少し情報として流してほしかったですね。
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