先日『舞いあがれ!』の番宣について少し書きましたが、改めて。
ヒロインの舞はよく熱を出したため、両親は相談し、祖母の住む五島列島で暮らすことになります。ちなみに父の浩太を演じるのが高橋克典さん、母のめぐみを演じるのが永作博美さんです。永作さんも、福原遥さんのお母さんを演じる年齢になったのですね。そして祖母の才津祥子を演じるのが、高畑淳子さんです。ちなみに祥子の白髪は高畑さん自前とのこと。
何をしてうまく行かない舞に祥子は、
「できんなら、できることば探せばよかとぞ」
と教えます。その後舞はばらもん凧を目にし、飛行機に憧れ、やがて大学に入ってからは、人力飛行機を作ることになります。公式サイトの人物紹介にもありますが、
「幼いころから⼈の気持ちを察するのが得意な⼀⽅、⾃分の気持ちを抑えてしまうところがあったが、五島列島の祖⺟や⼈々とふれあい、変わっていく」
というキャラ設定のようです。
一方で兄の悠人、横山裕さんが演じていますが、ちょっと変わったところのあるお兄さんという設定です。朝ドラでは変わったお兄さんが時々登場するようですが、この日とは勉強好きでしかもプライドが高く、しかも東大阪という工場の町が嫌いと来ています。
なおこの舞には梅津貴司(赤楚衛二さん)、望月久留美(山下美月さん)という幼なじみがいます。その他に東大阪の人々、五島の人々も登場しますが、哀川翔さんが五島の船大工の役とはちょっと意外でした。そして五島の若者である山中さくらを長濱ねるさんが演じていますが、長濱さんは先日の西九州新幹線の開通式の時、ゲストとして長崎駅に来ていた由。五島がどのように描かれるのか、興味があります。
さらに貴司の父親で、お好み焼き屋の主人、勝を演じるのが山口智允さん、その妻で貴司の母雪乃を演じるのがくわばたりえさんです。この勝は近鉄バファローズのファンです。ところでこのお好み焼き屋、かつてトップリーグの近鉄ライナーズに所属していた、「大阪のおっちゃん」トンプソン ルーク選手の行きつけの店を思わせます。ラグビーと言えば、久留美の父親で、松尾諭さんが演じる佳晴が、かつて実業団ラグビーの選手だったという設定です。
あとノーサイドというカフェも登場しますが、今回の番宣ではそこまで触れられてはいませんでした。舞と久留美のアルバイト先のようなので、いずれ存在感を増してくるのかとも思われます。
それにしても今度こそは、ヒロインの人生をきちんと描く、普通の朝ドラであってほしいなと思います。それと以前も書いたことがありますが、私としては朝ドラは大阪局制作の方を観ることが多いです。朝ドラとの親和性が高い土壌のように感じられます。
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