第116回で気になった点です。
健彦が2歳になった時歌子がやんばるに戻る 暢子は子供を店で遊ばせるの?(個人的に苦手です) なぜ多江と重子が子守当番? なぜか人前で歌えるようになっている歌子 なぜかスナガワフードの拠点をやんばるに移す智 「ニーニーの仕送りのおかげで借金完済」 和彦の「良子」呼ばわりに違和感 健彦を見ている暢子が母親らしくない(と言うか全然成長しているように見えない) 智と歌子の恋愛パートに尺を取りすぎ 暢子は畑に初めて来たかのような口ぶり
まず歌子がやんばるに帰った件、結局三線が認められるわけでもなく、智との結婚に至るわけでもなく、単なるお手伝いさんだったということでしょうか。それと店の中で健彦を遊ばせるというのもどうかなと思います。ホールは、あくまでも食事をするお客さんがいる場所ですからね。あと「お店は大繁盛」というのも、ベタな展開だなと思います。それも猪野養豚場のおかげではあるのですが。
そして多江と重子が子守をするという設定。特に多江は、わざわざ鶴見から来て子守をしているのでしょうか。彼女は三郎との間に子供がいたはずですが、その子たちはどうしているのでしょうか。それよりも4歳になっているなら、保育園とか幼稚園に通わせるという選択もあるかと思うし、そっちの方が健彦も友達ができるだろうと思うのですけどね。
それ以外にも歌子が人前で歌えるようになったとか、智がスナガワフードの拠点をやんばるに移すとか、なぜそのようになったのかのいきさつを、本当は1週間かけて描くべきだったのでしょう。しかし犯罪とか恋愛パートで尺を取ったものだから、ナレで済ませるという強引な手段に出たものと思われます。しかしスナガワフード、当時は沖縄の農作物を本土に入れられないのに、この設定も強引に押し通したなと思います。
「ニーニーの仕送りのおかげで借金完済」。何でも特別編か何かで、サトウキビ畑を売って返済に充てたという設定になっていたらしいのですが、それでは足りなかったのでしょうか。しかしそのニーニーの仕送りというのも、猪野養豚場に多少融通してもらったのだろうなと思います。借金と言えば、暢子が店を出すとき良子が出してくれた200万円は、ちゃんと返したのでしょうか。
和彦、自分が思っていた仕事がなかなか来ず不満そうですが、向こうからのオファーは受けておいた方がいいと思います。でなければ、自分で別の寄稿先を探すかでしょう。それと「良子」呼ばわりはどうかと思います。良子が彼の奥さんであればまだしも、奥さんのお姉さんである以上、もう少し呼び方には注意した方がいいでしょうね。
暢子。健彦と一緒にいる姿が、母と子と言うよりは、年若い叔母さんと甥といったイメージです。そもそも彼女の第一印象があまりにも変わらなさすぎで、成長していない印象を与えてしまいます。変わったところと言えば、サイドの髪に少しレイヤーを入れたくらいでしょうか。
そして智と歌子の恋愛話。描くべき料理は大して描かず、恋愛話と犯罪には尺を取って描くのがこのドラマの特徴のようです。しかしこの2人ももう20代後半だろうと思うし、本人たちで決めさせるべきだと思うのですが、やたら周囲の人間が世話を焼きたがるようですね。しかし智も、歌子に仮病を使われて東京まで行かされ、暢子の披露宴でスピーチさせられたり、歌子も智を「暢子のお下がり」と言われたり、この2人の結婚も何だかいわくつきですね。
あと暢子は、優子が野菜を作っている畑に初めて来たのでしょうか?もし以前にも来たことがあるのなら、前とくらべて味がよくなっているとか、今まで見たことのない作物を植えているとか、そう言わせるものではないでしょうか。
しかし春の連休とありますが、この当時まだ5月4日は休みではなく、連休と言えば4月29日(天皇誕生日)の土曜、あるいはその1週間後の子供の日と、それぞれの翌日の日曜しかありません。その前後も休みを取っていたのでしょうが、奥さんが飲食店で旦那さんがフリーランス、就学前の子供なら、平日の方が飛行機代もかからなくていいのでは。
それと冬のシーンが何度かあったので書いておきますが、80年代ともなれば、ダウンベストやジャケットがもう一般に普及していたかと思います。しかし、そういうのを着ている人を見た覚えがないのですが。
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