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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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『鎌倉殿の13人』第35回「苦い盃」あらすじと感想-2

第35回後半部分です。


実朝は泰時に、妻の初について尋ねる。気の強い女子で叱られてばかりですと答える泰時に、実朝は、文句を言っているのにのろけにしか聞こえないと言い、久々に表を歩きたいから供をするように命じる。

政子はりくと話をする。りくは政範の死は悲しいが、あまり急で身に沁みないと話し、自分の中で政範は生きていると言う。それならよいのだがと言う政子。りくはその政子にこう答える。
「3人もお子を亡くされたあなたの前で、つらい顔をしていたら罰が当たります」
政子は話題を変え、重忠は頼朝が大事にしていたこと、そしてちえの夫であると話しかける。さらに畠山を討つなどとんでもないと言うが、りくは何のことだか分からないと話をはぐらかす。

政子は尚も、畠山が政範の一件に関わっているように見えないと言うが、そんな噂があるのかと、りくは初めて聞いたかのような顔をし、政範は急病で死んだのであると言い、畠山を討つなど心外と言った感じだった。政子は、義時がそう伝えたと言うものの、りくはこの話には乗らず
「なぜ畠山と戦わなければならないのです」
と述べる。政子もこれには同意だった。りくは、もう御家人同士が殺し合うのはたくさんだと言いつつ、仏壇に供える花に容赦なく鋏を入れる。

重保は自分が毒を盛ったとされたことに憤り、毒を盛ったのは平賀殿ですと主張する。その息子は重忠は制し、朝雅と重保を並べて詮議をと義時に依頼する。しかし朝雅は京に戻ってしまっていた。重忠はそれが嘘をついている、後ろめたさの証拠であると言い、すぐに連れ戻して討ち取りたい考えだった。しかし朝雅が上皇の近臣である以上、それは不可能だった。
京を敵に回すことになると言う義時に、重忠は
「我らがいわれなき罪で責められてもよいのか」
と言葉を荒げ、床を叩く。

重忠は執権殿(時政)の狙いはそこであり、畠山を滅ぼして武蔵をわがものにする考えであると、義時に詰め寄る。そして義時が父親を庇う気持ちは分かるがと言い、答えようとする義時にうむをいわせず、武蔵に戻ると言う。この先は一手誤れば戦になると義時は注意するが、念のために戦支度はさせて貰う、自分も鎌倉を灰にしたくはないと言い捨てて重忠は出て行った。義時は所在なげに、重忠がつけた床の傷に目をやる。

実朝はまたも和田義盛邸を訪れていた、ここに来ると気持ちが落ち着くと実朝は言い、楽しそうに食事をしていた。実朝は義盛とは気兼ねなく話ができるようで、義盛もよくそう言われると答える。泰時は義盛の子供について尋ねるが、義盛は飯を書き込みながら言った。
「みんなでかくなっちまって、俺に寄り付かねえんだよ」
巴は将軍職について尋ねるが、実朝は黙ってしまう。すこしは羽目を外した方がいい、息苦しい所に年がら年中いたら息が詰まっちまうと義盛。

食事が終わり、義盛は面白い所にお連れすると言って、館の庭に設けられた天幕に実朝一行を連れて行く。そこには「おばば」と義盛が呼ぶ、年老いた歩き巫女がいた。このおばばは占い師でもあり、義盛は一行を甥っ子たちだと紹介する。おばばは義盛が一月体を洗っていないこと、泰時が双六が苦手なことを当て、そして実朝には、雪の日に出歩くな、災いが舞っていると告げる。

義時は時房を連れて時政に会い、重忠は頼朝に救われて幕府に忠義を尽くして来た、すべては畠山に罪を押し付けたい奸臣の讒言であると言う。誰かと時政は尋ね、例えば平賀朝雅であると義時は答える。時政は動機がないと言うが、朝雅は政範を亡き者にして次の執権を目論んでいる、真偽をただすこともなく重忠を罰すれば、後悔することになると父に迫る。

畠山討伐を待つようにとの義時の言葉に、時政はうなずく。しかしりくはそれに不満で、畠山は討たなければならないと時政を煽り、梶原と比企の例を挙げ、より多くの御家人を従えなければすぐに滅びる、力を持つとはそういうことであると言う。畠山と足立を退け、北条が武蔵国のすべてを治めると主張するりくに対し、わしらは無理のし過ぎではないかなと時政は言い聞かせる。

しかしりくは、政範だけではすまないと言い、今度は私の番かも知れない、そういうところまで来ているとりくは夫を焚きっける。ただ兵を動かすには、鎌倉殿の花押のある下文が必要であり、ならばすぐ御所へとりくは夫をけしかける。時政は御所へ向かうが、実衣は鎌倉殿は休んでおられる、父上と言えども従うわけには行かないと通させない。しかしそれは嘘で、実朝はまだ戻っていなかったのだった。

皆を集めるようにと実衣は康信に言う。広元はなぜ黙っていたのかと康信の責任を問い、行政は賊にでも襲われたらえらいことだと言う。近習たちが探すことになったが、文官たちも動き出した。このため御所の中は慌ただしくなっており、時房は遠元から、実朝がいなくなったことを知らされる。一方当の実朝はまだ和田館にいた。義盛と鶴丸が相撲を取り、泰時が行司を務めている間、実朝はおばばに妻を娶ったが、自分の知らない所ですべてが決まったと打ち明ける。

おばばは何か察するところがあったようだが、素知らぬ顔で、悩みは誰にでもある、自分も年齢のせいで体が硬くなったと言う。そして実朝には、お前の悩みはお前だけのものではない、遙か昔から同じことで悩んで来た者がいる、この先もお前と同じことで悩む者がいることを忘れるなと告げ、悩みとはそういうものじゃと言う。実朝は涙しながらも、どこかすっきりした表情だった。

実朝の行方は知れず、康信は自ら責めを負う覚悟だった。一方時房は姉たちに時政のことを打ち明け、実衣は政子に、時政が鎌倉殿に会いたがっていたことを伝える。畠山討伐の許可がほしいのだろうと時房。政子も鎌倉殿はおとなしいから、強く出られたら従ってしまうと案じる。時政より早く実朝を見つけ出そうとする時房に政子は、身内である重忠となぜ戦うのかと不満を洩らす。

広元は、自分達が見つけられていないということは、執権殿(時政)も見つけられていない、よい方に考えるようにと忠告する。あなたに言われると心が落ち着くと政子。そこへ犬の鳴き声が聞こえ、誰かが来たことを皆察して、政子は急に話題を変える。案の定そこへ時政が現れ、鎌倉殿は見つかったか、ここに隠れてんじゃねえのかと軽口を叩き、その場に腰を下ろす。

時房は見つかったらすぐ伝えると言い、政子も実衣も帰館するように促す。時政は席を立つが、実は帰らずに廊下に立ったまま、実朝の帰りを待っていた。その実朝は和田館で泰時、鶴丸と酒を飲み、義盛は泰時が苦手な双六をやろうと言い出す。しかしそこへ八田知家が現れる。そして康信がうろたえていた御所へ、実朝一行が戻ってくる。

時政は廊下でそれを立ち聞きしていた。実朝は心配をかけたことを康信に詫びる。その後例の和歌の冊子を手に取るが、そこへ時政がやって来て、花押をいただきたい文書があると言い、内容を見せずに文書を机の上に広げる。そして武蔵では畠山の館で、義時が重忠と酒を酌み交わしていた。父は分かってくれたと義時は言い、重忠がなすべきは、鎌倉殿に会って、潔白を誓う起請文を提出することだと言う。義時は父の気持ちが変わる前に、早めに伝えておく必要があった。

重忠は自分を呼び寄せて討ち取るつもりではないだろう、いざとなれば容赦はしない、相手が如何に多かろうが自分なりの戦い方をすると言うが、義時も畠山の強さは理解していた。重忠はさらに、もし時政軍と戦うことになったら、義時にどちらにつくつもりかと尋ね、執権殿であろう、鎌倉を守るためにはそれでいいと言う。だからこそ義時は戦にしたくはないのだが、重忠は、北条の邪魔になる者は必ず退けられる、鎌倉の為とは便利な言葉だが、本当にそうなのだろうかと、疑問を投げかける。

本当に鎌倉のためを思うなら、あなたが戦うべき相手はと言いかける重忠に、それ以上は言うなと義時。しかし重忠はなおも、あなたは分かっていると口にする。


実朝が行方をくらます一方で、時政が畠山討伐に乗り出します。尤も時政も、身の丈に合わないことをしているのではと感付いており、主にりくの思惑によるところが大きかったと言えます。りくは北条の一員であると強く意識しており、だからこそ比企の時も、率先して敵対するようなそぶりを見せたわけで、ある意味元々の北条の人物ではないからこそ、このような行動に出たと取れます。無論時期執権にと思っていた、一人息子を失った恨みもあったでしょう。しかし真犯人と言うべき朝雅に言いくるめられ、矛先は畠山に向けられることになりました。

無論北条が武蔵をほしいと思っていたのも事実でしょうし、そこで荘園の監督職に就いている畠山と言うのは、いわば邪魔な存在でもありました。重忠が、北条に邪魔になる存在は退けられると言ったのも、それを踏まえてのことと思われます。またこの場合、畠山の兵の強さが、北条に危機意識を持たせてしまったとも取れるでしょう。

それと朝雅が毒を盛った件が、意外とストレートな展開だと前の分に書いています。もう少しひねった形、たとえば本当は時政あるいはりくに言われ、畠山重保を亡き者にしようとして誤って政範を殺したとか、そういう形に持ってくるかなとも思ったのですが、あまりひねると今度は朝雅の野心が見えにくくなり、北条に利用されたことになりそうです。

一方実朝。またもお忍びで和田館です。子供たちが独立したこともあり、義盛も寧ろこの来訪を喜んでいるように見えます。そして義盛は、館の片隅で暮らす歩き巫女に彼らを会わせます。いくら何でも、一月体を洗っていないと言うのは、単に体臭からそう判断したと思われますが、いくら冬場とは言えちょっと汚すぎでしょう。無論義盛のような人物が、こまめに入浴して清潔を保つと言うのも、ちょっと似合わないかと思います。そして泰時は双六が苦手だと言い、実朝には雪の日に出歩くと、災いがあると告げます。この人物の最期を見通しているかのようです。

尚泰時が双六を苦手とすることについて、双六の途中に殺された、上総広常の生まれ変わりだからという意見が、ネット上にもあるようです。それはともかく、双六というのはボードゲームであり、相手の心理を読むことも大事なのですが、どうも泰時はそれが苦手だったのではないかとも思われます。少なくともこの当時の双六に似たバックギャモンは、心理戦の要素が大きいとされています。

またおばばは実朝の悩み、つまり知らないところで縁談が成立したことについて、昔も、これからも同じことで悩む者がいると告げたため、実朝はかなり気が晴れます。しかしどう考えても、こんなに遅くまで和田館にいたら、御所でも皆騒ぐのは当然のことですが、義盛はそろそろ帰宅をと勧めるふうでもなく、こういうことに関して嗅覚が利く知家が現れます。そして、この人物の帰館を心待ちにしている人物がいました。それは時政です。義時は父の気が変わらないうちにと、武蔵の畠山館(今の深谷市の辺り)まで重忠に会いに行くものの、時政はもはや最初から畠山を討つもりで、そのための準備を進めていました。

ところでおばば役の大竹しのぶさん、事前のキャスト発表に名前はなかったと思われます。サプライズ出演でしょうか。それはそうと、あの扮装に『義経』のお徳を連想してしまいます。

飲み物-ビールと夜景
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[ 2022/09/14 01:00 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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