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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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『鎌倉殿の13人』第35回「苦い盃」あらすじと感想-1

第35回「苦い盃」前半部分のあらすじと感想です。


実朝は三善康信に、政子が置かせた冊子について尋ねる。尼御台が書き写したと答える康信。その中で実朝が気に入ったのは、他ならぬ父頼朝の巻狩りの際の歌だった。政子はそういう頼朝の経験を、励みにするように実朝に言い聞かせ、思いを歌にしてみてはどうかと促す。

坊門家の千世の鎌倉到着が間近に迫っていた。早く跡継ぎが生まれるといいですねとのえ。義時は子が欲しいかと尋ねるものの、時政とりくの子の政範を例に取り、子がいたらいたで何かと大変だと言う。のえは義時には、泰時がいれば満足と言うものの、祖父の行政の前では、男児を産んで北条の家督を継がせると野心を露わにする。さらに、そうでなければあんな辛気臭い男に嫁がないと吐き捨てるように言い、その場を立ち去る。

その泰時は、のえのもうひとつの顔を図らずも目にしたことから、父にこのことを伝えるべきかと迷う。あまり関わらない方がいいと初は言うが、泰時はこのことをぼやいていた。そして元久元(1204)年12月10日、千世は鎌倉に到着し政子に挨拶をする。しかしりくの方は、自分が望んだこととはいえ、千世を迎えに行った政範は最早おらず、この姫と顔を合わせる気になれなかった。

そんなりくに時政は、子供の頃皿を割って父に叱られたこと、しかし皿に盛った料理のことは覚えていること、皿はいつもうまい料理を載せて俺たちの前へ並ぶと言って、りくを慰めようとするがこれは裏目に出た。りくは、政範と皿を一緒にされるのが面白くなかったのである。

慌ててその場を取り繕おうとする時政に、りくはしい様らしいと言ってようやく気を取り直す。やがて婚儀が執り行われるが、千世と実朝を見るりくは複雑な心境だった。また三々九度の盃を手にして戸惑う実朝に、実衣は召し上がってよいのですよと声をかける。

鎌倉に戻った畠山重保は義時に挨拶をする。政範の急死に関して大江広元は、人間わからぬものにございますと言うが、父重忠は、重保からその件で話があると伝える。重保いわく、政範が死んだのは到着して2日目のことで、宴の最中に突然倒れて帰らぬ人となっていた。しかも重保はその前夜、平賀朝雅が毒物と思しき容器を手にして、汁に混ぜるのかと医師に尋ねているのを聞いていたのである。

政範の死後、重保は朝雅にそのことを問い詰めるが、朝雅は知らぬ存ぜぬ立った。ならばあのやり取りは何であったのかと問いただす重保に朝雅は、自分は供応役である、味付けに気を配って何が悪いとはねつける。重保はそれは嘘だと食い下がるが、朝雅は、このことを人に話すと自分の正気を疑われると、侮るような言い方をする。

重保は義時に、2人の会話は決して味付けに関するものではなかったと訴え、義時も重保が知らせてくれたことをねぎらい、調べてみることにする。一方で朝雅は仏壇に手を合わせ、翌日京へ戻るとりくに伝える。りくもいずれ、東山の政範の墓所へ参る予定でいた。その朝雅は、政範の急死に関して毒殺の噂が流れていることに触れ、武蔵の国務を巡って重忠が北条ともめていることに言及し、重保が毒を盛ったようだとりくに吹き込む。

その上で朝雅は自分が疑われていると言い、畠山の策略に嵌るなとりくを牽制して畠山が何を言っても信じるべきではないと駄目押しをする。朝雅の言葉を信じ込んだりくは、時政に、政範の敵を取るように哀願する。時政は、畠山はちえの嫁ぎ先であると言うが、ちえはりくに取っては血縁関係にはなかった。そしてりくは、畠山は自分と政範を北条一門と思っていなかったからこそ、このような非常な真似ができると感情を高ぶらせる。

義時は朝雅にこの件について尋ねる。勘ぐる者も多いと言う義時に、朝雅は一番驚いているのは自分だと言う。義時は、遺体は速やかに東山に埋葬されたものの、冬の今なら遺体を移すこともできたと義時は言い、毒を飲ませると遺体の顔色が変わるので、すぐに死因がわかると義時は探りを入れる。しかし朝雅は一笑に付し、その後無礼なと義時を睨みつけて去る。

この件は軽率に答えを出すべきものではなかった。りくは畠山を討てと息巻いているが、時政もそのようなことはしたくはない、重忠はいい婿と言うものの、政範が可愛い息子であったのもまた事実だった。時房は、自分たちに取っても可愛い弟だったと父に同調する。しかし時政は畠山討伐でほぞを固めていた。そして義時は、執権と言えども、鎌倉殿の花押が入った下文がない限り、鎌倉で挙兵することはできないと父を諫める。

時房も義母上に振り回されるのはやめるように、息子として恥ずかしいと父に頼むが、時政は聞き入れずに立ち去る。最後のは余計だったと義時。その義時は三浦義村に相談する。義村は重忠は優男だが、必要なら立場を変える覚悟があると言い、例として壇ノ浦でも進んで漕ぎ手を射止めていたことを指摘する。

そこへのえがやって来た。繕い物をしていたと言い、義村に挨拶をする。義時はのえに酒の用意をさせるが、義村はのえが手を突いた時、飯粒がついているのを見て不自然に思っていた。握り飯を食べながら縫物はしないからである。

康信から歌を習う実朝は、あまり筆が進まなかった。康信は新しい御台所を褒め、気もそぞろになられるのも仕方はないと言う。しかし実朝は自分に侍している泰時の様子が気になっていた。その一方で義時は政子に会い、りくに会ってくれと頼む。政範を亡くして滅入っていたところへ、朝雅からあることないことを吹き込まれ。気を落ち着かせるために話を聞いてやってほしいというわけだった。そして義時は重忠と話をするつもりでいた。政子は、戦にしてはならぬと念を押す。


冒頭の頼朝の歌、平安時代は富士山から煙が立ち上っていた時代でした。『竹取物語』の富士山頂で薬を焼く場面も、この煙を踏まえたものとされ、また『更級日記』にも煙のことが書かれています。和歌を画面に入れるのは大河ではよく行われますが、特に『平清盛』で顕著でした。この大河が放送された2012年に、BBC版『シャーロック』の第2シリーズが放送されていますが、この時もメールの内容(日本語版)が様々な色やフォントで紹介されていましたが、大河の影響を受けたのでしょうか。

のえ。もうひとつの顔をちらちらと、分かりやすいほどに見せて来ます。逆を言えば裏でのどす黒い野心があるからこそ、別の面ではさばさばした、物わかりのよさそうな人物でいられるのかも知れません。りくの野心が可愛く見えてしまいます。

そして時政の皿の話。何かでこれに類する話を見聞きしたような気がしますが、生憎今はちょっと思い出せません。しかしりくは、政範は皿ではないと言わんばかりに怒りをあらわにします。尤もこの夫がこれ以上気の利いたことを言えるわけもなく、逆にそうだからこそ、自分の言うことを聞いてもくれるわけで、りくは何とか気を取り直します。そして実朝と千世の盃の儀に列席しますが、この2人にどこか曰く言い難いものを感じているようです。

その政範の件。なぜ夏場でもないのに、遺体を鎌倉へ移さずに京で埋葬したかについて、義時は暗に、毒物を飲ませたのではないかと朝雅に尋ねます。この毒が附子=トリカブトであった場合、確かに顔が歪んでしまうことはあるようです。毒を混入させるとは、三谷さんらしいミステリ仕立てですが、かなりストレートな展開にしたなと思います。余談ながらつい最近『名探偵ポワロ』の「黄色いアイリス」を観ましたが、この中でシャンパンに青酸カリを入れるシーンが登場します。この時は、殺される側の身内が犯人でしたが、2度目の殺人のための設定がいささか不自然に思えもしました。

そして畠山との戦にならないようにとの政子の期待、またも裏切られることになりそうです。あと重忠と重保父子ですが、場合によっては罪を被せられないように白を切りつつ、隠棲することもあるいはできたでしょうが、まだそういう時代ではなかったのか、あるいはそういう性格ではなかったのか。

飲み物-グラスに注がれたエール
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[ 2022/09/13 01:15 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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