第111回の気になった点(と同意できる矢作のセリフ)です。
清恵「賢秀は優秀」「大事な人」「困ったお兄さんね」 暢子「絶対足りないのはおいしい豚肉だよね」(そのためにわざわざこだわりの冷凍肉を使っていたのでは?) 開店していないのに入って来る清恵 清恵に試食をさせる暢子 ドッキリ誕生会がドッキリになっていない コーレーグースが今までなかった? なぜかそこで肉を渡す清恵 源氏名を知らない暢子 「そんな仕入れ先がこの近くにあれば」探してないの? 微妙にずれて登場する当事者たち 矢作「何も知らねえんだな、源氏名」「(誕生会準備)何で俺がこんなことしなくちゃいけねえんだよ」 休業中で「貸し切り」?
休業中で、暢子と歌子、そして矢作は新メニューの試作と試食をしています。そこへ買い物をしていた清恵がやって来ます。ちむどんどんという名前に、何か心当たりがあるようです。しかし休業中であることに気づくも、暢子は第三者に食べて貰おうと試作品を出し、清恵も味にはまずまず満足のようです。それにしても買い物の途中で飲食店に寄ったりして、帰るの遅れるけど大丈夫なのでしょうか。
ただ豚肉の味が今一つだと清恵も言います。歌子や矢作と同意見のようです。しかし思うのですが、豚肉にこだわりたいから、沖縄の冷凍した豚肉を使っていたはずなのに、冷凍肉はまずいという意味に取れてしまいます。すると清恵は持っていた肉を差し出します。近くの店で手に入る皮付きの肉なのですが、実は猪野養豚場の肉をそこに卸していたのです。
買い物に行く前に清恵は、その店に実家の豚の肉があること、そして沖縄出身の人が養豚場にいて、優秀な人だとスナックのママに話しています。その沖縄出身者とは、賢秀ニーニーのようです。とは言いつつも、店内で清恵は店主が暢子であることを悟り、お兄さんはと話題を振ったところ、風来坊でビッグになると言って、何やってるのか謎だと言う歌子の返事が返って来ます。
困ったお兄さんねと清恵は言いますが、彼女に取ってニーニーは
農場では優秀な働き手で自分にも大事な人
しかしやはり当てもなく出て行ったりで、その点手を焼いている
といったところなのでしょう。その後変な男がこの辺をうろついているという客の言葉で、やはり自分を探しているのだと清恵は確信します。
しかしそれにしても、肉をそのまま渡すのは疑問です。その肉はママに頼まれたのですから、どの店にあるかを教えればいいのではないでしょうか。そして暢子も、仕入先がこの近くにあればなどと言っていますが、開店前に近所にどのような店があるのか、調べていないのでしょうか。商店街の人たちと親交を深めておくと、役立つことも多いかと思うのですが。
そして清恵は出て行きますが、その時自分の名前はリリィだと言います。暢子は外国の人かと不思議そうですが、矢作が源氏名であることを教えます。しかし暢子は20代半ばになっていて、しかも既に社会人となって7年も経っているのですが、源氏名の存在を知らなかったようですね。そのリリィこと清恵をニーニーはなおも探し回りますが、養豚場の親父さん(寛大)はもう千葉に戻ったのでしょうか。豚のお産も気になるでしょうし。
一方で智は店に入ろうとするニーニーに入るなと言い、お前のドッキリ誕生会を打ち合わせ中だと打ち明けます。無論これは智がとっさについた嘘で、ニーニーを遠ざけるための作戦でしょう。ただ本人に教えたせいで「ドッキリ」でなくなってしまいましたが。そしてこのため、智は誕生会を企画せざるを得なくなり、矢作までその準備を手伝わされて渋い表情です。矢作は料理やメニューの開発には協力的ですが、こういう専門外のことには当然抵抗があるでしょうね。
誕生日のパーティーにあまゆ関係者は来ることができず、三郎が1人でやって来ますが、こういうシーンにしても、まるで鶴見と杉並が隣り合っているかのように見えます。そしてニーニーが自分の誕生会にやって来ます。しかしちむどんどんの前で見たのは、表の「本日貸し切り」の張り紙を見ている清恵でした。休業中なのに貸し切りも妙なものですが、そこへニーニーが現れます。
この回、当事者同士が鉢合わせをしないように、微妙にずらして登場させているわけですが、それぞれの位置があまりにも近すぎて、最初から皆一斉に顔を合わせてしまった方が、うまく解決するのではないかとさえ思ってしまいます。
あと、田良島が謎の液体をちむどんどんに持って来て、これをそばに入れるとうまいと言い、謎の笑顔を残して去って行くうシーンがないか、多少期待しておりましたーもちろんありませんでしたが。
それから反省会タグ付きのツイートで、いくつか興味を惹かれるものがあったので、要点のみを書き出しておきます。
1979年当時、小口の冷凍宅配はなかった。当時、全国で皮付き豚肉を手に入れるのは簡単で、冷凍での肉の取り寄せの方が難しかった ニーニーと親父さんは東京に来て何日経っているのか。豚は大丈夫なのか 12日の『あさイチ』に出演した井之脇海さんに、大吉さんが黒島結菜さんに聞かなかった、料理人としての役作りの話を振っている 井之脇海さんは、昨年暮れに(料理を習っていた)イタリアンレストランで、カルパッチョ用の魚は引いて切り、付け合わせのラディッシュや紫玉ねぎなどの野菜は押して切ることを学び、練習して毎日食べていた ツイッターに「俺たちの矢作」タグが登場
スポンサーサイト