fc2ブログ

ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  大河ドラマ  >  鎌倉殿の13人 >  『鎌倉殿の13人』第34回「理想の結婚」あらすじと感想-1

『鎌倉殿の13人』第34回「理想の結婚」あらすじと感想-1

まずこの大河とは直接関係はありませんが、俳優の古谷一行さんが亡くなられました。ご冥福をお祈りします。

では、第34回前半部分のあらすじと感想です。


蝉の鳴き声が聞こえる中、義時は泰時に、頼朝が髷の中に入れていた観音像を渡す。頼朝の形見として政子から貰っていたのだは、頼家と一幡を殺めた以上持つわけに行かない、お前に譲ると言うのである。泰時は渋るが、鶴丸は貰っておくように促す。

泰時は、父は本当はこれを持っていると心が痛むのだろう、しかし自分のしたことに向かい合って苦しむべきだと、初に語り聞かせるように言う。初はそんな泰時に、義父上のことが嫌いなのだなと答える。嫌いと言うのとは少し違うと泰時。しかし初は、義父である義時はもう妻を迎えないのだろうか、お子達(泰時の異母弟)がまだ小さいのにかわいそうだと言ってその場を離れる。

その子供たちは時房が面倒を見ていた。義時は、戻って来た時房たちが悪臭がするのに気づく。追いかけっこをしていて、路地の便所に落ちたのだと言う。しかも落ちたのは、当の時房自身だった。子供たちは比奈が帰って来ることを信じているのだろう、切なくなると時房はその場に寝ころび、義時に一喝される。

成人した実朝は訴訟の裁きに立ち会うことになった。とは言え、実際に仕事をするのは宿老たちであり、実朝は当面座して様子を見ているだけで、実際に沙汰を下すのはまだ先になると義時は言う。さらにその後は八田知家に薙刀を、和田義盛に弓を教わり、しかる後に大江広元の政の講釈を聞き、そして三浦義村に処世のすべを教わることになっていた。時政は焦らず学びなされと言い、そしてこうも言った。
「鎌倉の面倒は、万事このじいが見まするゆえ」

薙刀と弓の稽古で実朝は疲れ、広元の講釈を聞きつつ居眠りをしそうになる。そして義村は、「後腐れのない女子との別れ方について」と切り出す。しかも義村の後ろの几帳には「天命」と大書きされていた。政子は実朝について三善康信に尋ね、康信は張り切って学んでおられると答える。しかし政子は和歌を詠んでいるかが気になり、そのことも康信に尋ねるが、源仲章が京に戻っているので、当分の間和歌は休みだった。

政子は本心では、康信が実朝に和歌を教えることを望んでいた。そして分厚い冊子を実朝に渡すように言う。頼朝が都から贈られた和歌集が、蔵から持ち出し禁止であったため、実朝が気に入りそうなものだけを書き写して綴じていたのである。これを実朝の目のつく所に置いてくるように政子は言う。自分で渡すと、追いつめるような格好になるのを政子は嫌がっていた。

時政は御家人たちからの贈り物を受け取っていた。御家人たちもまた領地の名産品を贈る見返りに、時政に便宜を図って貰うのが目的だった。りくは平賀朝雅をある部屋に案内する。時政が受け取った様々な品がそこには山と積まれており、りくは朝雅に、好きな物を持って行くようにと言う。さらにりくは、実朝の御台所について朝雅に尋ねる。朝雅は坊門信清の娘千世であること、卿三位兼子が尽力してくれたことを伝える。

りくはうまく行けば北条は帝と縁続きになり、政範も大出世といいこと尽くしであると、息子の頬を軽く叩く。そしてりくは、実朝も京と鎌倉を結ぶ立場であり、ますます頑張っていただきましょうと、朝雅共々不敵な笑みを漏らす。一方で時政は訴訟に追われ、やっとのことで訪ねて来ていた畠山重忠、そして足立遠元と会う。時政は比企がいなくなった武蔵に、北条が入ることをまず伝える。

そして時政は重忠に、武蔵守になって貰うと言う。重忠は身に余る誉と返すも、自分には惣検校職(そうけんぎょうしき)という役目がある、兼任できるかと尋ねる。しかし時政は、武蔵守を支えるのが惣検校職だから兼任はできない、そっちは返上して貰うと有無を言わさずに答える。新しい惣検校職はと遠元が尋ねるが、今日の話はそれで打ち切りになった。重忠はこのことで義時に相談を持ちかける。

無論実朝の名で朝廷に伺いを立てれば、通らないことはなかった。しかし重忠は時政が体よく惣検校職を、ひいては武蔵を奪うのではないかという不安に駆られ、武蔵を脅かせば畠山は命がけで抗うと言う。義時は時政と話してみることにする。その時政は訴訟裁決の場で、堀小次朗の訴えを取り上げようとせず、忘れようと言う。代わりにいい鮎を貰ったから、後で一緒に食おうぜと時政はしれしれと言う。

義時はこの件で時政を問い詰める。
「助けてくれって言ってくるやつに、加勢してやるのは当たりめえじゃねえか」
と時政。しかし義時は
「付け届けを持ってきた者に便宜を図るなら、訴訟の意味はござらん」
と、父の非を責める。結局この話は物別れに終わるが、義時はもうひとつ訊きたいことがあった。

それは武蔵についてのことだった。時政は説教は一日一つで十分じゃと、これ以上の追及を嫌がる。しかし義時は、再度武蔵について尋ね、時政は重忠が義時に例の件を話したことを悟る。畠山と一戦交えるつもりかと義時は問いただすが、誰もそんなことは言っとらんと、時政はそれだけ言って廊下を去って行った。

政子は実朝の御台所が、どのような人物であるかを広元、りくそして実衣から聞かされていた。坊門家は都でも力を伸ばしており、さらに信清の姉は後鳥羽上皇の母である七条院だった。政子は頼家を亡くしたばかりで、まだ先のことを決めかねていた。

しかしりくに先に目を向けるように言われ、実衣からは決めてしまうように言われる。政子も御家人から正室を迎えれば比企の二の舞になりかねないため、この結婚を認めた。大江広元は実朝に、御台所が正式決定したことを伝える。そして元久元(1204)年10月14日、北条政範は御台所を迎えに同行者4名と共に京へ発った。

実朝は、身の周りの世話をする泰時に妻はいるのかと問う。康則は初という妻がいると答え、仲はいいのかと訊かれて、いつも尻に敷かれていると言う。しかし実朝は、ここのところどうも顔色がすぐれなかった。

泰時はこのことを義時に話す。詰め込み過ぎなのか結婚のせいなのか不明だったが、実朝自身はあまり自分の気持ちを語らず、周囲の者が察する必要があると泰時。この点頼家とは正反対だった。一応耳に入れて置いた方がいいと思ったと言い、泰時はその場を去ろうとするが、その泰時を呼び止めて礼を言う。しかしその後、義時自身にも縁談が持ち上がることになる。相手は二階堂行政の孫ののえだった。


「理想の結婚」というタイトルが、平成期のトレンディドラマ風のようでもある今回ですが、実朝が訴訟の裁決を始め、武術や政をあれこれ詰め込まれる一方で、時政はあれこれと贈り物をされ、裁決の場に於いて、特定の御家人への便宜を図ろうとします。愛すべき人物でもあるのですが、公の場、しかも鎌倉殿の前でそれをやっては駄目でしょう。この訴訟に関しては、この人の孫が御成敗式目を制定するまでは、この状態のようですね。

さて惣検校職ですが、元々検校というのは社寺や荘園の監督職でした。武蔵守は与えるが惣検校職と兼任はできないから、それを返上しろと言われてしまいます。重忠は時政が武蔵をいわば乗っ取ろうとしているのではと思ったことでしょう。義時にこのことを話し、義時は時政にこの件で尋ねますが、時政ははっきりした返事をせず、何やら北条と畠山の関係が険悪になろうとしています。

鎌倉が御家人で揺れる一方で、都では御台所選びが着々と進んでいました。相手は坊門信清の娘千世と決まり、坊門家は帝とつながる家柄でもあって、りくは大喜びです。しかも夫時政への付け届けの中から、平賀朝雅に褒美として好きな物を与える辺り、りくもなかなか強かです。御家人の争いと都との関係という、一見相反するようなことが同時に進んで行くのが、この時期の鎌倉を象徴しているとも言えそうです。

一方で実朝が和歌を学んでいないのが、政子は不安なようです。そして持ち出し禁止の歌集の中から、実朝が好みそうなものを書き写したものを、康信に命じて実朝の目のつく所に置かせます。しかしこれはこれで、政子が実朝を自分の支配下に置こうとしているようにも見えるのですが…あと政子自身が、かなり分厚く重たそうな冊子を持ち上げていましたが、ああいうのは侍女にやらせたりしないのでしょうか。

それにしても今回は、笑わかしが目立つような気がします。三谷さんお得意のやり方とも思えますが、時房が便所に落ちたり、なせか実朝に処世術を教えるのに、義村が呼ばれたりー義村の言うことが、実朝にどのくらい役に立つのかは疑問ですが。そして実朝のみならず、義時もまた、彼に取って3人目の妻を娶ることになります。


飲み物-ジョッキのビール2

スポンサーサイト



[ 2022/09/05 01:45 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

TopNTagCloud