第102回の気になった(または矢作のセリフで同意できる)部分です。
アバンのペンダントのシーン、あそこまで必要でしょうか オープンまで1週間なのに食材が決まらないちむどんどん 保健所と消防の許可も遅れている模様
計量カップと秤も買ってない暢子
智「少しは手伝ってくれてもいい」いやそれおかしいから
すぐ相手の胸倉をつかむ智の態度もよくない
矢作「バイト雇えばこんな揉め事にならない」
なぜか急に現れ、働かせてくれと言う歌子
優子「先に言ったら、気を使って断るかもしれないって良子が言うから」
「疲れたらちゃんと休むように言ってあるから」
歌子「ウソつき」
子供たちに不評の「うまんちゅ給食」
そもそも給食は完食させるものでは?
暢子が何かやりかけて手伝い始める和彦
月刊誌のコラムで徹夜するてどんな記事書いてるの?
まずアバンのペンダントのシーン、あれだけ尺を取るからには、かなり意味があるのかと思っていたら、智は暢子には贈っていなかった(意中の歌子にだけ贈っていた)ということでしたか。他に描き方があるような気もします。それと、優子と良子が歌子を東京へやること、2人の話し合いは登場しないのですね。大事なところだと思うのですが。
そして歌子が急にやってくるのも妙な感じです。オープンまで気ぜわしい(しかも暢子がやるべきことをやっていない)上に、新婚なのに和彦の同意も得ていないというのは、ある意味迷惑な話ではないでしょうか。
この歌子の東京行きで、優子が
「先に言ったら、気を使って断るかもしれないって良子が言うから」
などと電話で話していますが、こういうのは先に言って相手の了解を取っておくべきでしょう。そして
「疲れたらちゃんと休むように言ってあるから」
飲食店の手伝いでそれは難しいかと思います。
そして歌子の「ウソつき」ですが、歌子も嘘をついて智を東京まで連れて行っているのですが。しかしあのペンダント、どのくらいの値段だったかはさておき、デザインがどうかなとは思います。ところで彼女の三つ編み、かなり手が込んでいますが、普通に後ろで束ねるくらいでもいいのでは。
その智、山原ではいい青年だと思うのですが、「ちむどんどん」に食材を卸す際に、矢作につかみかかるのは如何なものでしょうか。仕事で来ているわけですよね。確かに矢作も「八百鶴君」などと言ったり、3か月後に店がつぶれてなければいいのにななどと言ったりしますが、ビジネスである以上そこは受け流すべきでしょう 。胸倉をつかんで殴りたいのであれば、今後「ちむどんどん」に食材を卸せないと覚悟するべきでしょうね。
そして「(暢子を)手伝ってくれてもいい」それは違うでしょう。この店の経営者は暢子であり、妊娠中なのに、しかも房子が延期するよう注意してくれたのに、自分がやりたいからと店を開くわけですから。暢子が本当は自分でコントロールするべきだし、難しいなら矢作が言うようにバイトを雇って、負担を軽くするべきでしょう。
しかし矢作がここで働くようになって以来、どう考えても矢作の言い分の方が、筋が通っているように思えて仕方ありません。と言うより今日のシーンを観る限りでは、矢作の店で暢子が働かせて貰っている感じです。 フォンターナにいた時はわからなかった(周囲が気を配っていてくれた)のでしょうが、期限までにやるべきことをすると言うのが、彼女は苦手な性分なのでしょうか。かと言って、料理に打ち込むタイプでもなさそうです。
あと良子の「うまんちゅ給食」、野菜にこだわり過ぎているように見えます。子供たちが好きな料理も入れながら、あのうちの一品だけに地元野菜を使うとか、そういう方法もあるでしょう。そして子供たちがやたらに残しているようですが、給食とは完食させるものではなかったのでしょうか。もったいない話ですし、良子が「自分の考えた最強の給食」を主張した挙句の、当然の帰結のようにも思えます。
それから暢子が洗濯物を畳んだり、掃除をしたりすると、和彦が手伝おうなと言いますが、これなら役割分担を決めて、どれとどれを和彦が担当するとした方がいいのではないでしょうか。男女の役割分担にノーを突き付けていたのですから。しかし月刊誌のコラムで徹夜とは、どのような記事を書いているのでしょうか。何か長編小説を書いているかのようです。
小説と言えば『芋たこなんきん』の町子は、何本もの原稿を締め切りに追われつつ書いて、しかも家事をこなしていましたね。立場が違うと言えばそうですが、和彦も今は主夫の仕事を原稿書きと両立するべきかと思います。
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