fc2ブログ

ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  大河ドラマ  >  鎌倉殿の13人 >  『鎌倉殿の13人』第29回「ままならぬ玉」あらすじと感想-1

『鎌倉殿の13人』第29回「ままならぬ玉」あらすじと感想-1

第29回「ままならぬ玉」前半部分です。

梶原景時が討たれ、北条と比企の対立は避けられなくなり、仲介役の義時の役目は重要になった。頼時は父は鎌倉に不可欠な存在になったと言い、比奈は自分が義時に嫁いだ時の起請文を見せ、自分を比企に返すなどと言わないようにと念を押す。そして義時に呼ばれた善児は、義時から袋を手渡される。

中を改めた善児は、中身を見たかと義時に尋ね、義時が否定すると
「試されたのですよ、わしの天運を」
と答える。中にあったのは、宗時を殺めた際に持ち去った物だった。そして自分も年齢だからと、トウと言う若い女性の武芸者を連れて来る。彼女の太刀さばき、身のこなしは完璧だった。

宿老たちの評議が始まる。しかし時政の隣に座るべき三浦義澄は体調を崩しており、時政は義盛を呼んで隣に座るように言う。比企能員があまりよくないと聞いたがと言うも、幼馴染である時政は心配ないときっぱり言う。しかし義澄の余命はいくばくもなく、先のことは案じないでくれ、守ってみせると言う義村や甥の義盛の言葉にも、死んだ後のことはどうでもいいと弱々しく答える。

そこへ時政がやって来る。待っておったと義澄は言い、身を起こして一緒に行こうと時政にしがみつくが、それが彼のいまわの言葉となった。梶原景時死去から3日後のことだった。号泣する時政。そして流人時代から仕え、他の誰よりも長く頼朝に侍した安達盛長は、頼朝のそばに小指の先だけでも骨を埋めてくれと遺言し、そのまま瞑想するかのように、座ったまま目を閉じた。

能員は頼家に、奸賊梶原景時が去り、義澄と盛長もいなくなって、宿老たちの評議はあってないようなものだと言う。頼家はこれからは好きにやらせて貰うと言い、能員はそれに同意して自分が支えると言うものの、頼家はそれを拒む。しかし能員は自分に万事お任せあれ、その上で好きになさるがよろしいと頼家を牽制する。そして正治2(1200)年春、時政は従五位下、遠江守に任命される。

源氏以外の御家人の国守就任は初めてのことであった。時政は政子に、色々口を利いてくれたことに感謝するが、政子は、おじじ様の喜ぶ顔が見たくないのかと、頼家ににじり寄っただけだと答える。りくはこれで比企に一矢報いることができると言うが、この国守就任の目的は、御家人に範を示し、この鎌倉を守っていただきたいからであることを口にする。政子も比企がどうこう言うのをやめてほしいと言うが、りくは戯言だと言い、時政もそうだと哄笑するのだった。

畠山重忠が、自分の統治下にある陸奥国葛岡の新熊野社(いまくまのしゃ)の僧たちが、所領争いをしている件で裁決を依頼する。この社は藤原秀衡の頃からの、由緒正しい社であると三善康信。そこへ頼家が現れる。義時が取次はまだであると言うものの、頼家は意に介さず、能員は康信を押しのけて頼家の席を作ろうとする。

重忠が続きを述べようとすると、頼家はいきなり絵図を奪い取り、祐筆の筆を取り上げて真ん中に一本線を引く。頼家は、所領の狭い広いなどは所詮運、僧の身で欲深いとは片腹痛いと言い、重忠が神仏に仕える者の訴えをぞんざいにすると、天の怒りを買いかねないと注意するも、頼家は開き直ったかのように、望むところよと大口を叩く。

さらに今後所領のことは、自分が調べて処断すると言い、しかも能員には「好きにさせて貰ったぞ」と言い捨てて去って行く。その年頼家の正室つつじに子が生まれ、善哉(ぜんざい)と名付けられ、義村は望み通り乳母夫の地位を手に入れる。これが能員には面白くなかった。義時にはわざとらしく祝意を述べつつも、嫡男は一幡であると念を押す。しかし頼朝は、正室の男児を嫡男とする意向だった。しかし文書には記載されておらぬと、受け入れられないと能員は言う。

このままでは鎌倉が比企の思うがままになると、りくは懸念する。しかし善哉が嫡男となったところで、時政とりくには得るものはなく、千幡を嫡男とすることに決める。この年9歳の千幡は頼家の弟で、身内も乳母夫も北条一族だった。りくは少々乱暴な手を使ってでもと言い、何だと尋ねる夫に察するようにと言う。そして呼ばれたのは全成だった。

鎌倉がここまで大きくなれたのは、北条が真ん中にいたからだと時政が話を切り出し、でも今はそうではないとりくが続ける。彼らの要求は呪詛であった。時政は能員をと言うがりくはそれを遮り、鎌倉殿をと明言する。りくは命を取るのではなく、しばらく病で臥せってくれればそれでいいと言い、全成がためらうのも無視して、先代の跡を継いで随分苦労しているようだから、重荷を取り除いてあげて何が悪いのだと全成に問いかける。

時政は全成に近づき、跡を継ぐのは千幡じゃと言う。全成は千幡の乳母夫であった。一方妻の実衣は、結城朝光が下総に戻ったため琵琶の稽古も休んでおり、退屈そうにしていた。その実衣は、京で僧の修行にいそしむ子の頼全から文が届いたと言う。文を読み始めた実衣が、百檀大威徳法の業と口にした時、全成はもうそこにはいなかった。そして全成は部屋に籠って、呪詛のための人形を作り始める。

頼家は相変わらず、近習たちと蹴鞠をやっていた。しかしこの年坂東を台風が襲い、農作物に被害が出ていた。頼時は、今は蹴鞠に興じるのではなく、他にやることがあるのではと頼家に直言する。しかし頼家は蹴鞠は遊びではないと言い、如何に鞠を落とさずに蹴り続けられるかを、平知康の指導のもとで行っていた。

義時は頼時を伊豆に行かせることにする。百姓たちは食べるだけの米がなく、借りた米も返せずにいた。土地を捨てて逃げ出す者もおり、これを収めて来いと言う父義時に、頼時は自信なさげであった。そこへ同席していた時連は、何とかしろと言われたら何とかする、お前の父上もそうやって何とかして来たと口添えする。頼時は何とかしてみると受け入れざるを得なかった。

時連は、頼時は鎌倉殿の側にいない方がいいと言い、義時も、小さい頃は仲が良かったのにと昔を思い出す。お前は大丈夫なのかと問う義時に、時連は、鎌倉殿に蹴鞠の才を見出していただいたと答え、そんなことは望んでおらぬと義時が言うも、蹴鞠は遊びではない、京へ上った時に公家と渉りあうためのものと時連は答え、(頼家を)諫めるだけではなく、分かって差し上げること必要であると義時に話す。

伊豆へ発つ頼時は頑張ってくると言うが、初は、そういう真面目なところが息が詰まると言う。同行する鶴丸は、いつも肩に力が入っているのが悪い所だと言い、初は面白くないとまで言う。その頃義時と義村は、2人を結婚させようと話し合っていた。初は頼時にはもったいないが、お前の息子ならと義村。そもそもこうなったのは、義村が初を八重のところへ連れて行ったためで、八重が結び付けてくれたかと義時。



景時、義澄、盛長と御家人たちが次々と世を去ります。このうち景時は討ち取られたわけですが、後の2人は年齢によるものであり、御家人たちも世代交代の時を迎えたと言えるでしょう。その世代交代の代表格のような頼家ですが、宿老たちがいなくなったこと、能員がおだてたことで、自分の思うがままに振舞うようになります。

例の絵図の件はかなり有名ですが、こういうやり方で裁決を下されてはたまったものではありません。一方で頼家とつつじの間に男児が生まれ、次の世代が続々と誕生しています。しかし能員は、一幡が嫡男である、頼朝が正室の子を嫡男にする意向があったとしても、文書に記載されていないと、一幡の後継を正当化しようとします。これがまた新たな火種となります。

元々比企には対抗意識を持っていたりくですが、このままでは比企に鎌倉を、いわば乗っ取られると思ったのでしょう。全成を呼んで呪詛を依頼します。しかし比企の誰かではなく、頼家を呪詛の対象にと言います。無論これは呪殺ではないものの、いつもながらのりくの思い切ったやり方に、時政も全成も驚きます。その全成、妻の実衣は、朝光が去ってから意気消沈したようになり、自分も重責を伴う仕事を任されて、自分の子のことも上の空のようです。その子頼全の文に遭った百檀大威徳法ですが、大威徳明王は呪法と関連がありますね。

そしてこれも関連しますが、乳母夫が3人登場します。まず比企能員です。そして三浦義村、さらに全成です。この時代の乳母制度の縮図のような感じです。しかしこの全成と実衣、先日も書いていますが、どうも千幡の影が薄く感じられます。数えで9歳にもなっていれば、兄との違いを見せるためにも、そろそろ登場させてもいいのではないでしょうか。

時政は相変わらず、北条あっての鎌倉と思っており、常にりくの言うことを受け入れています-但しこの夫婦の場合、こういうやり方の方が、寧ろバランスが取れているように感じられます。あと善児、こちらも二代目を連れて来ましたが、あのトウは、範頼暗殺時の女の子が成長した姿でしょうか。

そして百姓が土地を捨てて逃げ出す、所謂逃散が『おんな城主 直虎』、『西郷どん』に続いてここでも登場します。これは、一種の抵抗手段でもありました。


飲み物-グラスに入った黒ビール
スポンサーサイト



[ 2022/08/01 01:45 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

TopNTagCloud